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「紅白歌合戦」のテーマは、「夢を歌おう」。

NHKの年末の恒例番組「NHK紅白歌合戦」の、

テーマや出場歌手が発表されましたね。

私は毎年ほとんど観ていないのですが、

今年はこのブログを始めて、「うたコン」の感想記事も書いていることもあるので、

いちおう録画だけしておいて、チェックしておきたい歌手の歌唱のみをピックアップして観よう

と思っています。

紅白歌合戦はなにを目指しているのか

今年の出場予定歌手は以下のように発表されています。

第67回紅白歌合戦 出場歌手

~紅組~
AI(2)
絢香(8)
E-girls(4)
いきものがかり(9)
石川さゆり(39)
市川由紀乃(初)
宇多田ヒカル(初)
AKB48(9)
大竹しのぶ(初)
欅坂46(初)
香西かおり(19)
坂本冬美(28)
椎名林檎(4)
島津亜矢(3)
高橋真梨子(4)
天童よしみ(21)
西野カナ(7)
乃木坂46(2)
PUFFY(初)
Perfume(9)
松田聖子(20)
水森かおり(14)
miwa(4)

~白組~
嵐(8)
五木ひろし(46)
XJAPAN(7)
関ジャニ∞(5)
桐谷健太(初)
KinKiKids(初)
郷ひろみ(29)
三代目J Soul Brothers(5)
THE YELLOW MONKEY(初)
SEKAI NO OWARI(3)
SexyZone(4)
TOKIO(23)
AAA(7)
氷川きよし(17)
V6(3)
福田こうへい(3)
福山雅治(9)
星野源(2)
三山ひろし(2)
山内惠介(2)
ゆず(7)RADWIMPS(初)
RADIOFISH(初)

テーマは毎年いろいろ変わるみたいですが、

紅白のコンセプトは国民の認識としては「1年間の締めくくり」と言った感じで、

NHK側も「この年はこういう年だった」ということを表現したい、

という意図が伺えます。

で、今年のテーマは「夢を歌おう」。

2020年のオリンピックにむけて、「歌の力で応援する」

ということで、2019年の紅白歌合戦まで、

この「夢を歌おう」というテーマでやるそうです。

 

で、毎年話題になる、出場歌手の選定。

上記の出場歌手をみると、「1年間の締めくくり」とか、

「その年はどういう年だったのかを総括する」というような

意図はあまり見えてきません。

 

というか、2016年を代表する、というレベルのヒット曲は

ない(と私は感じる)ので、そういうコンセプトでは

盛り上がらないのではないかと。

 

と思ってたら、「PPAP」で話題の「ピコ太郎」が企画枠で出場するそうですね。

個人的には「PPAP」は笑うポイントがわからないのですが、

2016年の「代表曲」は、世間的にはこの曲がダントツなのかなと。

YOU TUBEをみたらすさまじい数の人たちが「踊ってみた」みたいなのを

やっていて、そっちのほうが面白かったりしましたね。

 

そもそも紅白歌合戦はなにをしたい番組なのか。

民放であれば、スポンサーのお金で番組を制作するわけで、

スポンサーが満足する内容であれば、好きなようにすればいいという話ですが、

国民から受信料をとっているNHKの場合、そういうわけにはいかないと思うのです。

まるで税金をとるかのように、テレビを持っているのなら受信料を払って、

と言っているわけですから、クオリティの高い番組をみせる義務があるし、

国民はもっとNHKに高いレベルを要求してもいいはず。

歌がよければジャンルなど何でもいいが・・・

今年始まったことではないですが、

大御所系の常連組はますます減り、ポップス系が大半を占める布陣に。

ジャニーズ系の人たちはヒット曲などないのに

なんでこんなにたくさん出るの?という気はしますが、

昔のように演歌系が多数を占め、「年寄り向け」と思われてしまうのも

良くはないので、しょうがないでしょう。

まあ、曲がよければポップスだろうがジャニーズだろうが浪曲だろうがデスメタルだろうが

なんでもいいんですが、

メンバーをみるとその歌のクオリティが心配な人たちがたくさん・・・。

バラエティ番組だと思って観ればなんの問題もないけれど、

私はクオリティの高い歌番組が観たいのです。

歌を聴かせたいのか、年忘れのお祭りなのか、

そのあたりが半端だから、出場歌手の選定だけで賛否両論が沸き起こってしまう。

 

個人的には、ただ素晴らしい歌がききたい、というだけで、

それ以上のものはなにも期待しないので、

「歌番組」としての番組づくりをお願いしたいところです。

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