NHKの「うたコン」、今回は「あなたへ贈る 卒業・旅立ち 名曲集」。
卒業・旅立ちということで、曲目が「ああ、アレね」と絞り込めてしまう
出演者もいますが、豪華なメンバーなので注目点は多くて期待ですね。
出演予定者は、イディナ・メンゼル,大原櫻子,海援隊,柏原芳恵,北山たけし,ゴスペラ―ズ,坂本冬美,椎名佐千子,布施明,杜このみ。
橋本アナ卒業するのかよ!
今回の曲目は以下の通りでした。
「贈る言葉」・・・・・・・海援隊
「青春時代」・・・・・・・ゴスペラーズ&布施明
「言葉にすれば」・・・・・ゴスペラーズ
「春なのに」・・・・・・・柏原芳恵
「祝い酒」・・・・・・・・坂本冬美
「人生峠」・・・・・・・・北山たけし
「南国土佐を後にして」・・杜このみ
「Let It Go」・・・・・・イディナ・メンゼル
「ひらり」・・・・・・・・大原櫻子
「マイ・ウェイ」・・・・・布施明
「ソーラン鴎唄」・・・・・椎名佐千子
「百夜行」・・・・・・・・坂本冬美
番組の最後に、橋本アナが番組から卒業すると発表されました。これはびっくり。
個人的にはいつまでたってもぎこちない司会ぶりの谷原が卒業したらどうかと思うんですけどね
(今回の放送で、すでに「青春時代」のイントロが流れているにもかかわらず、
「春なのに」と曲名を間違えたのはいただけない。間違えるのはある程度しょうがないが、
今回みたいな間違え方は視聴者から「ほんとうは歌には興味ないんだろうな」
と疑われてもやむを得ない)。
予告によると次回から小郷知子アナ(土日の「おはよう日本」のキャスターをやってる人)
が出るようです。橋本アナよりちょっと先輩ですが、こちらも美人。期待しましょう。
申し訳ないが「贈る言葉」は嫌い
私の場合、「卒業・旅立ち」の曲というと、世代的には「乾杯」(長渕剛)とか、
「卒業」(尾崎豊)とかなんですけど、
「贈る言葉」もまさにドンピシャで(当時中学生でした)、よく学校で「歌わされ」ました。
私は幼稚園のお遊戯のときから思っていたんですけど、
みんなでいっしょに歌って、一体感とか仲間意識とか別れの悲しみみたいなものを共有しよう、
みたいなのが大嫌いなんですよ。
ごくまれに、自然に一体感を感じで感動することもありますけど、
「みんながやってるんだから私も」みたいな感じで、ほんとうは感動してないのに泣いてみたり、
ほんとうは気持ちがノッていないのにノッているふりをしてみたりするのは、
とにかく気持ちが悪いんですよね。
この感覚を分かってくれる人は必ずいると思うんですけど、
友達が少ない人でしょうね。でも、私とは仲良くなれそうです。
で、「贈る言葉」は、教育実習の先生との別れとか、卒業式とかいう場面で「歌わされ」たんです。
子どものときの私は人との別れで「悲しい、残念」とか思うことがあんまりなくて、
学校を卒業するときなどは、先のことを考えているか、
卒業できてせいせいするかという気持ちになったので、
みんなで歌を歌って別れを惜しむ、みたいな気持ちには
まったくならなかった。だから、別れの場面で、みんなで「贈る言葉」を歌って泣く、
みたいなのが嫌で嫌でたまらなかったのです。
無理やり「ノらされる」カラオケも大嫌いです。
こういう性格だから友達もいないし、結婚もできないし、
人と協調して仕事することもできないんですよね。クズ人間です。
そういうわけで、「贈る言葉」はいい曲なんだろうとは思うけれども、ハッキリ言って嫌い。
しかも武田鉄矢の歌いぶりもあまりよくなかった。
今回の柏原芳恵もそうでしたが、オリジナル歌手がいいパフォーマンスを発揮できないときにこそ、
若い歌手にカバーさせるべきだと思います。
布施明はオバケ
先週の記事→2017年3月21日のNHK「うたコン」をみた で、
郷ひろみが若くてすげえ~という話を書きました。
布施明もすでに69歳。この年齢で、上品かつ凄まじいパワー、広い音域の歌声を
キープしているところが凄すぎる。
ドラマティックな曲を歌ってもちっともドラマティックに聴こえない歌手が多いなかで、
歌にドラマを感じさせるという点では布施明は圧倒的にダントツですね。
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個人的にいちばん好きなのは「霧の摩周湖」。
昭和歌謡はどうしてこうスキャットがカッコいいんでしょうか。
昔、父と母と三人で北海道旅行に行き、摩周湖にも行ったことがありまして、
ほんとうに霧が深くて湖がなんにも見えなかったという思い出があります。
椎名佐千子が持ち歌を!
出演回数はものすごく多いのに、カバーばかりやらされて?いた椎名佐千子が、
新曲「ソーラン鴎唄」を歌唱。
いままでいろんな曲を「うたコン」でカバーして(させられて?)いたとおり、
その実力はすでに証明されているわけで、
あとはヒット曲が出ればなあ~というところなんですが、この曲はどうでしょうか。
カラオケ難易度はかなり高そうで、一回聴いた限りではものすごく売れそうには感じませんでした。
カッコいいんですけどね。いい曲でも売れるとは限らないわけで、
演歌系歌手はそのあたりが苦しいところです。
いい曲であってもキャッチーであるとかカラオケで歌いやすいとかいう売れる要素が
なくては売れないし、、しかしあまり媚びた曲もイメージを損なってしまう。
来週はまたまた丘みどり登場。小郷アナにも期待
来週は個人的に注目している歌手のひとり、
すでにこの番組では常連となった丘みどりがまたまた登場。
小郷アナがどんな新風を吹き込んでくれるかにも期待ですね。
橋本アナは自己主張がほとんどなかったですが、もっと女子アナに出番があってもいいと思います。
あと、先日某所にて「島津亜矢コンサート2017」を観てきました!
筆舌に尽くしがたいほど素晴らしいコンサートでした!
近日中に記事にしたいと思ってます。