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ジャグラー連チャンについての考え方②~100ゲーム以内が一番当たりやすい?~

ここのところ、ジャグラーを打つ機会がない、というか勝てそうな状況が全然なくて、ちょっとさびしい思いをしています。

どこのホールも、ARTの新台で儲けられない(バジリスク3やまどマギ2、モンハンなど軒並み全滅ですね。まあ、台のデキからすれば当然か)ようで、やむをえずジャグラーで儲けを出そうと思って抜きまくっているように見受けられます。わが地域だけでしょうか。

で、ジャグラー20周年ということで、3月には「アイムジャグラーEX 20TH ANNIVERSARY EDITION」というのが出るそうです。

公式特設サイトはこちら

スペック的にはアイムジャグラーEXを継承しているようで、勝ちたいと思うなら打つ価値はないと思いますけど、ジャグラーファンとしては楽しみではありますね。

今回は、久々に初心者のためのパチスロ講座、とくにジャグラー愛好家の方へおくる記事です。

「100ゲーム以内が一番当たりやすい」?

今回もジャグラー連チャン、「ジャグ連」についての話です。

「ジャグ連」については、「ジャグラー連チャン」についての考え方 の記事でも書いたように、私自身はジャグラーには意図的な連チャンシステムはおそらくない、そんな曖昧なものをアテにしていては勝てない、というスタンスです。

しかし、ジャグラーは意図的な連チャンや当たりやすいゾーンがある、と言ってそのいい加減な情報を売ってカネを儲けようとする人間もいるから困ったものです。

そういうウソやオカルトを信じてしまう純真なオジサンオバサンがいてこそパチ屋は儲かるわけですが、長い目で考えればそういうオジサンオバサンは負けまくっていつかパチ屋に来なくなってしまうわけで、やはりジャグリストにも正しい知識を持ってもらったほうがパチスロ業界にもプラスの作用があると思っています。

 

で、今回はよくあるウソ、まやかしについて。

「ジャグラーは100ゲーム以内が一番当たりやすい。これはデータからみても明らか。完全確率ならこんなことはありえない。100ゲーム以内だけを狙っていれば勝てる。ボーナス後100ゲームがジャグラーのヤメ時。」

こんなことを言っているサイトなどがいまだにあります。

言うだけならいいが人を騙してカネを儲けようとしている人もいる。

当たるゲーム数の分布

たとえばマイジャグラーⅢの場合、ボーナス後100ゲーム以内にまたボーナスを引く確率は、意図的なジャグ連がないと考えた場合、

設定1→44.0%

設定6→56.5%

となります。

 

設定1の44%という数字を使って簡単に計算してみましょう。(イメージしやすいよう、簡単にざっくりとです。正確に計算する場合と若干違ってきます)。

10,000人がマイジャグの設定1を0ゲームから当たるまで打ったとします。

10,000人の内の44%、4,400人が1~100ゲームで当たります。

まだ当たっていない人は5,600人。

5,600人の内、44%が101~200ゲームで当たることになります(2,464人)。

そのように続けていくと、

maijyagu3ataribunpu

イメージしやすいように整数にしていますので多少の誤差はありますがこんな感じで当たることになります。

10,000人(つまり、10,000回)マイジャグラーⅢの設定1を0ゲームからプレイした場合、4,400人が100ゲーム以内にボーナスに当選し、1,000~1,100ゲームで当たる人は13人。このような数字を持ち出して、「ジャグラーは100ゲーム以内が当たりやすいゾーン」という理屈をこねる詐欺師がいるわけです。

上記の表を見て「やっぱり100ゲーム以内がアツいんだ」と考えてしまう人は危険です。

各100ゲーム間「だけ」を打った場合

さきほどの表は、10,000人がマイジャグラーⅢの設定1を0ゲームから「当たるまで」打って、その当たるゲーム数の分布をあらわしたものでした。

それでは、それぞれの100ゲーム間「だけ」の当選率という視点で考えてみましょう。

先ほどの表では、10,000人が1~100ゲーム間をプレイして4,400人が当選ですから当選率は44%。残りの5,600人が101~200ゲーム間をプレイして、2,464人が当選したので当選率は44%。

ジャグラーも完全確率方式で抽選されているとして、それぞれの区間「だけ」で当たるか当たらないかを当選率として表にすると、

maijyagu3bunpu3

となります。

どの区間を打っても、100ゲーム「だけ」を打った場合、ボーナスが引ける確率は44%で同じです。

「ジャグラーは連チャンが仕組まれているから机上の計算のようにはならない」と反論する人もいるでしょうが、客観的なデータに基づいて「ジャグ連がプログラムされている」と主張する人は私はみたことがないし、完全確率方式を完璧に否定するためにはそれこそ膨大なデータが必要で、それを示している人もみたことがない。

ジャグラーも完全確率方式だと考えるのが自然なので、そうすると、いつどのゲーム数で打ったとしても当選率は同じです。

100ゲーム以内で当たるのが多いのは当たり前

0ゲームから当たるまでという視点で考えれば、1~100ゲームで当たる割合のほうが、たとえば500~600ゲームで当たる割合よりも多くなるのは当たり前なのです。毎ゲーム、ボーナスの抽選をしているので、500までにボーナスを引いちゃうことも多くあるわけで、そもそもゲーム数がそこまで行くことが少ないわけですから、100ゲームまでに当たる人の割合のほうが多いのは当然です。

翻って、各100ゲーム間「だけ」を打った時のボーナス当選率、という視点で考えれば、どの区間を打っても同じとなります。

だから、ジャグラーは100ゲームまでがアツいとかいうのはまったく間違っています。

しかも、こういう理論を信じている人がハマっている台をみると「そろそろ当たる」とか言い出しちゃうので始末に負えません。「100ゲームまでがアツい理論」に基づけば、ハマればハマるほど当たりにくくなるはずなのに。

高設定の確信がなければ即やめ、ができるか否か、それが重要

完全確率方式といっても、それがどういうシステムで内部的に抽選されているのかはわからないので、ある程度のカタヨリはあるかもしれません。

だから以前の記事で、「ジャグ連があるかどうかはわからない」と書いたんですけど、少なくともボーナス当選ゲーム数の分布をみて「ホラ、やっぱり100ゲーム以内での当たりが一番多いぜ!」と主張する理屈は完璧に間違っています。

いずれにしろ、ジャグラーに限らずノーマルタイプ機で勝つためには、高設定と判断したなら粘る、低設定と判断したならできるだけはやくヤメる」ことが重要です。

でも、ノーマルタイプ機、とくにジャグラーの場合、即やめする人ってほとんどいないんですよね。高設定じゃないっぽいと思っている台でたまたまボーナスを引いた場合に、0ゲームでやめられるか。それがレギュラーボーナスであったとしても、100枚前後のコインを迷わず流すことができるか。そこが長い目で見て勝てるか負けるかの分かれ目となります。

 

試しにジャグラーで0ゲームヤメをしてごらんなさい。

10分後くらいには、100ゲームまで回されているはずです。

ボーナス当選の場合もありますが、それ以外の場合はほとんど100ゲームまで回してやめてますね。

これは私の経験上ほとんど間違いないです。いかに、100ゲーム以内がアツいと信じられているかわかります。

 

繰り返しになりますがまとめると、ジャグラー連チャンがあるかどうかはわからないし、ないと思ったほうが矛盾はない。あるかどうかわからないものを当てにしてはいけない。

ジャグラーに当たりやすいゾーンはない。何ゲーム目に打っても同じ。

だから、ゲーム数よりも、高設定か否かを常に意識しながら打つべきで、高設定でないと判断するなら即やめもOK、ということになります。

 

ジャグラーの楽しみ方は人それぞれ、自由ですが、間違った攻略法におカネを取られたりする人がいるのは我慢ならないことなので記事にしました。参考にしていただければ嬉しいです。

 

関連記事→続・負けが込んでいるときの考え方:「ジャグラー」編。

 

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