ぱちんこ店の客離れを肌で感じる日々。

      2019/07/25

数年前まで私のメインのホールだったスロ専店(D店)。

ここのところめっきり行かなくなった(さまざまな理由でホール選びにおける優先順位が最下位になったから)

のですが、ほかのホールで打つ台がみつからなかったときに

たま~に覗くことがあります。

すると・・・なんか見るたびに客が減っている気がする。

ジャグラーコーナーですらガッラガラ。

 

地域のほかのホールも程度の差はあれど似たようなもので、

ぱちんこホールの客離れがはっきりと感じられます。

客離れの理由は・・・

私の現在のメインのホール、地域一番店のA店(ここも客が減っているのは明らかだけど、ほかの店ほどひどくない)で

なじみの店員さん(美人)と

「どこのホールも客が飛んでるよね~」なんて話をしました。

 

で、

ちょっと前まではこのA店の店員さんたちがほかのホールでぱちんこを打っているところをしょっちゅう目撃していたのに、

最近はあんまりそういう姿を見ないもので、

彼女に「最近ここの店員さんたちがぱちんこ打っているところも見ないよね。忙しいのかな?」

と訊くと、

「う~ん、いつも出ないからぱちんこ打つのやめちゃった、ていう人もけっこういるみたいなんですよ」

という返答が。

 

ぱちんこホールの店員さんがぱちんこ打たないというのもいかがなものかという気もしますが、

(関連記事→ぱちんこを打たない・知らないぱちんこ店員さん。

やはり遊技人口が減る理由のひとつは

「出ない(勝てない)から」というのがあるんでしょうね。

 

とはいうものの、

「出ない(勝てない)」というのは、

私のようにカネのためと割り切って打つのではなく遊び・ヒマつぶし・小遣い稼ぎで打つのならば、

昔も今も変わらないはずなのです。

遊びで打つ層が負けてくれなきゃあパチ屋は儲からないんだから。

 

しかし昔と今とでは

「勝てない」ということの中身がまったく異なりますね。

そこが客離れの原因のひとつであり、

それはぱちんこに携わる人の誰もがわかっているはずのことなのに、

メーカーもホールも業界団体もそこを変えようという気はない、もしくは変えることができないようです。

少ない客からより多くぼったくる!

ピーク時には3,000万人ほどだったぱちんこ遊技人口は

現在は1,000万人をきる有様に。

貸玉売上はピーク時には30兆円オーバー、しかし現在は20兆円をすこし下回るほどになっているようです。

(参考→日本遊技関連事業協会HP

 

遊技人口は1/3に減少、しかし売上は2/3になっただけ。

つまり、客一人当たりの売上、投資金額が増えたということですね。

 

客が減るということは人気がないということであり、

そこを改善するためになにかをしなきゃあいけなかったはず。

ふつうの客商売ならば「客に支持されてない」ということに危機感をもち、

人気を取り戻すためにはどうすればいいかを真剣に考えるはずですが、

そこは「ぱちんこ業界の常識は世間の非常識」。

ぱちんこ業界は「客が減ったんなら、まだ来てくれる客からより多くかっぱぐ」

という戦略をとってしまった。

 

さらに、

参考URLにある表によれば

「年間平均活動 回数 (回/年)」(つまり、客一人が1年間にぱちんこ打ちに行った回数)

は平成7年に23.7回、平成29年には29.4回となっており、

ヘビーユーザーだけがホールにせっせと通い

ライトユーザーは全然行かなくなった、というのが見て取れますね。

 

延々と投資しないと遊べない台ばかりの状況では、

客に長く遊んでもらおう、というのではなく

できるだけたくさんカネを使え!という姿勢がにじみ出てしまうわけで、

これでは客に支持されないのは当たり前でしょう。

 

メーカーやホールや業界団体の人に言わせれば、

メーカーにもホールにも業界団体にもそれぞれの事情や思惑があり、

「しょうがない」ことなのかもしれませんが、

客にしてみればそんなことは知ったことではないわけで、

ボッタくり台を打たされる客には

「業界ぐるみでアコギな商売をしている」ようにしか見えないでしょう。

全日遊連HPの「ファンからの声」

全日本遊技事業協同組合連合会(略称:全日遊連)のHPに、「ファンからの声」

というページがあり、

そこにはぱちんこファンから投稿された意見の一部が掲載されています

(以前にも見たことがあるけれどあまり更新されないみたい)。

 

どの意見を掲載するかは運営側が決めているようなので、

そこになんらかのバイアスがかかってはいるんでしょうが、

掲載された意見の多くは

私からすると「うんうん、その通りですよね」と頷けるものが多い。

 

少し引用すると、

この2年で負け額が異常に増えました。全く勝てないのです。新台毎に出球も減り、回転数も異常に下がっていくではないですか。とてもじゃないが打てない。全く楽しくない。もう昔の様な楽しさは体験できないのでしょうか。パチンコを通して仲間もでき、思い出深いものだったのでとても残念です。

 

正直ハイリスク超ローリターンで打つ価値が無いです。どのメーカーも趣向を凝らして次々新しいパチンコを作っているのでしょうが、ホールに入荷して二日目にはもう誰も座ってなく通路になっています。もっと爆発するようにしろ!と言うのは難しいのでしょうが、せめてもう少し安心して長く遊べるような、ときには大勝ちできるような、本当の意味で大衆の娯楽と言えるような基準にしてほしいです。

 

最近の台は当たっても50%を引かなければならない。それが引けなければ上皿にちょろちょろとか、リーチから当たるまでの時間がすごく長かったり、この演出はほぼ当たるなと思っていても普通にはずす。ゲームフローもややこしく最近の台は楽しくないです。

 

今も昔も結局は負けていましたが、決定的な違いは遊べる時間です。今のパチンコはとにかく出ない。昔は勝ったり負けたりしながら楽しくパチンコをしていたのが、今は一万円が瞬殺され、怒って帰るだけです。パチンコで勝った話など、ほとんど聞かなくなりました。ホールは経費が昔より増え、大変なことは分かりますが、こんなあからさまに回収していたのでは、誰も行かなくなります。一万円で1日楽しめるくらいにしないと将来はない。
今は低貸しでも一万円があっという間に消えます。遊ぶというより、お金を寄付しに行くようなものです。

 

パチンコ離れについて、みんなパチンコをやらなくなったのではなくて、やれなくなった。これだけ勝てなければ誰もできなくなる。普通の人はそんなにお金持ってない。年金生活の年寄りしかできない。かつてのパチンコファンは、本当はゆっくりパチンコを楽しみたいのだが、行けばほぼ敗けが確定。昔のパチンコは負ける時は負けたが勝つ時は勝てた。今は誰に聞いても「勝てない」としか言わない。パチンコ離れの理由は勝てないからに尽きる。1ヶ月の小遣いが2時間で消える。そりゃ誰もやらない。10年後、パチンコ業界は確実に消滅しているでしょう。第一、若い人はやりたくてもできない。

 

といった感じで、

「カネをたくさん使わされた挙句にハナクソなみの出玉しか出ない。こんなんでカネが持つわけがないんだから、客が減るのは当たり前だろ」

という意見が多くありました。

 

たしかにそのとおり。

普通に打っていればトータルで負けるのは今も昔も同じだけれど、

2時間ひたすらハマってようやく当たってハナクソ出玉しか獲得できず3万負け、と

8時間のあいだ粘って出たり飲まれたりを繰り返しながら結局3万負け、では

印象はまったく異なりますよね。

少なくとも後者は「遊ばせてもらった」という気にはなるでしょう。

 

それに、いまの台は「勝率」が異常に低いので、

毎回ひたすら負けて帰る→たま~に勝つ、ということになりがち。

1勝9敗でしかも負け額が大きい、よりは

4勝6敗で負けが少ない、ほうが楽しいに決まってる。

 

それではホールが儲からない、のならば

客を増やせばいいじゃないか。

なぜそういう方向に行かずに

「いつもの客にもっと負けてもらう」という発想になってしまったのかが不思議でしょうがない。

つまり、目先のことしか考えなかったということか。

 

私が常々「最悪のクソ台」とケナしている「CR戦姫絶唱シンフォギア」などはまさに、

現在のパチンコ台のクソなところを凝縮したような台ですね。

異常にウルサイ音、死ぬほど煽りまくる演出、クソハマリの末に当たってもハナクソ並みの出玉しかないから嬉しくない、連チャンしてもラウンド振り分けでガッカリボーナスばっかり・・・

私も(必要に迫られて)何度かこの台を打っていますが、

勝っておカネが儲かって嬉しいと思ったことはあっても、

打って「楽しい」と思ったことは一瞬たりともないです。

ひたすらムカつくだけ。

(関連記事→不承不承ながら・・・「CRF戦姫絶唱シンフォギア」実戦!

 

こんなイビツな出玉性能、ムカつく演出の台ばかりをつくり、設置するから

依存症と言われるような人しかパチンコを打たなくなってしまうのに。

ライトユーザーを増やし、ぱちんこ遊技人口を復活させるためには、

もっと穏やかな波で長く楽しめる台を増やしていくべきでしょう。

ていうかそういう台をメーカーもけっこう作っているように見えますけどね、

結局はホールが「そんな台は儲からない」と思って買わないのかな。

 

そういえば、数か月前に東京に出たときに寄った

某ホールチェーンの店は、

数台の「羽根ものコーナー」を設けていましたね。

なんと全部埋まっていたため釘がどうなってるか見られませんでしたが、

デジパチコーナーは空台が目立つのに羽根ものコーナーが埋まっていた。

打ってたのはワイシャツ姿のサラリーマン風の方がほとんどで、

忙しい合間をぬってちょこっと遊びたい、という層は確実にいるんだな、と。

 

そういうライトユーザーを呼び込むことをもっと考えたらいかがか。

一撃で何万発などという台じゃなきゃあ満足できねえぜ、

という依存症層をつなぎとめておカネをかっぱぐことばかり考えているからライトユーザーが来ないのだから、

爆裂出玉にしか興味がない依存症の層はもう放っておいて、

ちょこっと遊びたいライト層をもっと増やすべく、

おだやかな波になる台に力を入れたらどうか。

 

それにしても、こういった多くのぱちんこファンの不満を知りつつも、

それと逆のことばかりやっている業界っていったいなんなんですかね。

パチンコはとくにそうですが、新規則になってもなんとかして一撃大量出玉を実現しようとしているものばっかり。

そして演出はいつもどおりガシャガシャ煽りまくるものばっかり。

それがもう飽きられ、嫌われているのに。

それを支持するのはいまだ一生懸命パチンコを打ってくれてる層だけで、新しい顧客獲得にはまったくつながらないのに・・・

 

空席ばかりが目立つホールでいつもどおり稼働しながら、

そんなことを思いました。

このさきどうなっていくんでしょうか。

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