本ページのリンクには広告が含まれています パチンコ・パチスロ雑談 認知症を予防するために

パチプロは認知症になることが約束された生き物

イギリス医学誌「ランセット」に、「認知症の3件に1件は生活習慣で予防できる」

という研究が掲載された、というニュースをみました。

まあ、この手の話は世の中にあふれていますし、

今回の内容も、こういった情報に意識的に触れようとしている方には

目新しいものは特にない(目新しかったら逆に怪しくなってくるし)

といえばない、のですが、興味深い点もあったので紹介しておきます。

認知症の、予防可能な要因9つ

ざっくり言うと、

個人が努力して変えられる、認知症になるリスク要因が9つあって、

その9つのリスク度を合計すると35%となり、

つまり認知症のうちの3割は、

認知症が発症する前に生活習慣を変えるなどの努力により回避できる、ということのようです。

 

その9つとは、

①中年期の聴力低下・・・9%

②中等教育の未修了・・・8%

③喫煙・・・・・・・・・5%

④うつ・・・・・・・・・4%

⑤運動不足・・・・・・・3%

⑥社会的孤立・・・・・・2%

⑦高血圧・・・・・・・・2%

⑧肥満・・・・・・・・・1%

⑨2型糖尿病・・・・・・1%

 

だそうです。

この数字はいったいどうやってはじき出したのか、よくわかりませんが、

認知症の全症例のうちの35%が、上記の危険因子に起因している、ということらしい。

なお、「データ不足のため、食事要因、アルコール使用、視覚障害、大気汚染、睡眠はリポートに含まれていない」

とのことで、これらは残りの65%に含まれる、ということでしょうか。

 

カンタンに考えるなら、ちゃんと勉強し、タバコを吸わず、運動をしたりバランスのとれた食事を

したりして肥満や高血圧や糖尿病を防止し、人と交わる・・という健康的な生活を心がければ、

認知症になるリスクは減らせる、ということでしょう。

 

私の母はたしかに中年期はデブだったし、運動はしなかったし高血圧もありました。

さらに、外でいろんな人と交流する、ということも少なかったので、

まあ思い当たることはありますね。

 

しかし、仮にこれをすべて克服したとしても、あと65%も、「個人の努力では変えられない」

とされるリスク要因がある・・・となれば、あんまり気にしてもしょうがないのかな、

という気持ちにもなりますね。

でも、高血圧や糖尿病、運動不足や肥満や喫煙などは、心臓にも悪いこと

(心臓に良いことは認知症予防にも良い、と論文にもあるそうです)なので、

認知症云々を抜きにしても、改善のために努力する価値はあるのかもしれない。

 

ひとつひとつのリスク要因に関しては、それぞれについて細かく書いた書籍などがたくさんあるので、

少しづつ勉強して、また記事にしたいと思いますが、

今回9つの要因を並べて見て感じたのは、

私のような、定職に就かずに生きている人間、いわゆるパチプロみたいな人間は、

もはや認知症になるのは宿命なんじゃないか、ということです。

生産性がゼロの上に健康にも悪い、という最悪の生活スタイル

以前の記事→パチプロは寂しい、貧乏、不安定。ダメ人間が生きるための 最終手段、と知るべし。

で、パチプロなどという人種は、誰にも縛られない自由と引き換えに大事なものをたくさん失う、

と書きましたが、「健康」という、人生を豊かにするためには非常に重要なものも失い、

さらに最後には認知症になってしまうとすれば、

パチプロとはなんとバカな生き方なのだろう、と改めて思います。

 

パチンコ生活のなにが悪いか、さっきの認知症の9つのリスク要因にあわせて考えると

(あてはまらないパチプロもいるでしょうが、私の場合を考えてみると)、

 

①ウルサイ環境のため、聴力に悪影響を受ける

②勉強しない

③私は喫煙しないが、副流煙は吸いまくっている

④浮き沈みが激しい生活で、気持ちの落ち着きもなく、うつになりやすい環境(だと思う)

⑤運動しない

⑥人と交わらない(そもそもあんまり交わりたくない)

⑦運動しないので血圧も高め

⑧運動しないので太りやすい

⑨  ⑦、⑧の理由で糖尿病になるリスクも高くなる

 

さらに考えてみると、座りっぱなしのため血栓が生じやすくなり、

エコノミークラス症候群や脳梗塞のリスクも高まる。

強烈なLEDの光を大量に浴びることで脳に悪影響もあるでしょう。

とにかく体や脳にイイことはひとつもない。

 

私もパチプロ状態から抜け出したいとは思っていますが、

人との交流が苦痛なのはどうしようもない。

 

私は、パチンコ(そしてテレビも)の存在が、認知症患者を増やす一因に

なっていると思っています。

 

なにも考えず、ぼけ~っと液晶画面を眺めているだけ。

そして、出た、出ないに一喜一憂し、怒りすら覚えることもある。

これで認知症にならないはずがない。

 

認知症を調べている学者の方は、

青年期・中年期にパチンコに興じた時間と、

認知症になる確率の関係について研究してほしいですね。

いまのところそういう研究の話はきいたことないですけど、

間違いなくリスクは上がるでしょう。

 

そういうわけで、パチンカー・スロッターの皆様におかれましては、

若い人も含め、上記9点を改善することに留意しながら遊ぶべきだと思ってます。

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