たまには演歌CDのレビューを書いてみる

      2017/08/30

いつも感想の記事を書いていたNHKの「うたコン」も年内はなし。

いちおう表向きの職業は「中古CD等のネット販売」ということにしてあるので、

たまにはそれ系の記事も書いてみようかと。

ほんとうは、音楽系の記事は別のブログをつくってそっちに書きたいと思ってるんですが、

知識ゼロからはじめたこのブログをここまで続けたのが精いっぱいで、

別ブログを立ち上げるのがすごく億劫で・・・。

しばらくはこちらにちょこちょこ書いていくことにします。

で、今回は最近聴いた演歌系シングルCDの感想を。

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福田こうへい「北の出世船」

まずは、2016年の演歌系シングル曲ではダントツにカッコいい曲だった、

福田こうへいの「北の出世船」。


amazon.co.jp 北の出世船

関係ないけど、こうへいさんって岸田文雄外務大臣と同じカオですよね。

それはともかく、この曲「北の出世船」は、

9月20日のNHK「うたコン」をみた で書いたように、

個人的には2016年演歌部門のベストチューン。カッコよすぎです。

演歌の世界ではよくある、漁師さんの曲ですが、

とにかくこうへいさんの訛りのある発音が曲にビッタリハマってて、

もうすでに他人がカバーしても絶対に太刀打ちできない域に達しています。

鳥羽一郎が唇をひん曲げながら歌ってこそ「兄弟船」はカッコいいのと同じで、

「北の~しゅ~っしぇぶ~にぇ~」とこうへいさんが歌ってこそ、この曲は輝くと思います。

 

B面(とは今は言わないか。中年以上でないと通用しない死語ですね)の

「男道」は、こうへいさんと同じ岩手県出身らしい山田倫久氏の作曲。

どっかで聴いたような気がするんですが、

こうへいさんのほかには歌っている人はいないんでしょうか。

村田英雄が歌いそうなテイストのコッテコテの演歌。

 

さらに、両曲のオリジナル・カラオケと、

たぶんカラオケファンにはうれしいであろう「北の出世船」の

「一般男性用半音下げカラオケ」を収録。

市川由紀乃「心かさねて(秋の感謝盤)」

次に、紅白初出場が楽しみな市川由紀乃。

勝負曲ともいえる「心かさねて」の、ギターバージョンを追加した「秋の感謝盤」。


amazon.co.jp 心かさねて(秋の感謝盤)

クラシックギターのみの伴奏で歌う「心かさねて」の「ギター・バージョン」を収録。

それが聴いてみたくて買いました。

う~ん、たしかにギターも曲もそれぞれがすっごくカッコいいんですが、

トータルで考えると、この曲でそれをやりますか?というのが正直な感想です。

 

ギター・バージョンのヴォーカルトラックはこれのために新しく録ったんでしょうか。

私の耳にはオリジナルバージョンと同じヴォーカルに聴こえるんですけど、

ギターと合わせるんならもっとアコースティックな感じにするべきだったんじゃないかなと。

なんか、ヴォーカルがとってつけたような感じになってて、

曲もギター演奏もカッコいいだけにちょっと残念に思いました。

とはいうものの、カップリング曲は既発の曲ではありますが

(「命咲かせて」「桟橋時雨」)どちらもいい曲だし、

ファンは買うべきでしょう。

工藤あやの「故郷さん、あいたいよ(特別盤)」

個人的に応援している工藤あやのの「故郷さん、あいたいよ」に、

カバー曲をカップリングした特別盤。「故郷さん、あいたいよ」のミュージック・ビデオ

を収録したDVDもついてます。

DVDはミュージックビデオだけなので、お得感があるかどうかは微妙。

YOU TUBEでもみられますしね。でも、ネットを使わないじいちゃん、ばっちゃにも

聴いてほしい曲でしょうから、そういった意味ではいいかもしれません。


amazon.co.jp 故郷さん、あいたいよ~特別盤~(DVD付)

彼女のこれまでのシングル3曲(あと2曲は「さくらんぼ 恋しんぼ」「花咲く丘」)

はすべて彼女の師匠である弦哲也先生作曲で、ノスタルジックで昭和っぽい感じの曲です。

「みちのく挽歌」「天城越え」のような超絶ドラマティック演歌から、

こういうさわやかな哀愁を漂わせる曲まで書いてしまう弦先生はやはり天才。

amazon.co.jp 音楽生活45周年記念 弦哲也~弾き語りの世界~

↑この作品でのギター弾き語りはカッコよさが別次元。

演歌ファンならずともBUY OR DIEな品です。

若い自称シンガーソングライターたちはこれを聴いて勉強するべきです。

「北の旅人」「金沢望郷歌」など、もう痺れすぎて倒れるレベル。

 

話を工藤あやのに戻すと、この作品には3曲のカバー曲が収録されています。

「瀬戸の花嫁」(小柳ルミ子)

「わたしの彼は左きき」(麻丘めぐみ)

「PIECE OF MY WISH」(今井美樹)。

 

個人的に彼女のいいところだと思っていることは、

とくに沖縄系の歌手にみられるような、民謡出身歌手特有のくどさを感じさせないこと。

私ははじめて聴いたとき、NHKのうたのおねえさん出身かと思いました。

さわやかで可愛いのに、どこか懐かしく郷愁をおぼえさせるという不思議な魅力。

「PIECE OF MY WISH」みたいなしっとりとした曲もすばらしいデキで、

「山形のひだまり娘」だけでは終わらない可能性を感じさせます。

 

いまは、「山形のひだまり娘」で売っていますが、いつまでも「娘」ではないわけで、

そのときにどういう方向性でいくのか。

できれば早い段階で、弦先生にすごい曲を書いてもらい、大ヒットを飛ばしてほしいものです。

そして、NHKでも「カバー要員」から抜け出し、

「山形の」ではなく、全国区の歌手になってもらいたいものです。

 

今後もたま~にCDレビューを書いていきたいと思っています。

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それではまた。

 

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