6月14日のNHK「うたコン」をみた

      2017/08/30

いまだに、いまひとつ方向性の定まらない感のある

NHKの歌番組「うたコン」。

私は観覧に行っていませんが、テレビで垣間見る限りでは

観覧席は「歌謡コンサート」同様に、

年配の方がほとんどのようです。

「歌謡コンサート」をみていなかった層にみてもらいたい

というのがあるんでしょうが、どうも視聴者の求めるものと

制作側の考えに、へだたりが凄くあると感じますね。

今回の出演予定者は以下のようになっています。

城南海,工藤あやの,香西かおり,サンプラザ中野くん,竹島宏,田原俊彦,氷川きよし,福田こうへい,森山良子,RADIO FISH,コブクロ。

RADIO FISHって誰・・オリラジ?また、お笑いでも1ミリも面白くない芸人が、

歌に手を出しているのか?いらねー、と思いましたが、一応みてから論評することにしましょう。

個人的には工藤あやのに期待。

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時間の配分がおかしくないか

テーマは「山梨発!燃えあがる情熱ソング」。

今回の曲目は以下のとおりでした。

田原俊彦・・・・・・・「ごめんよ涙」

福田こうへい・・・・・「武田節」

森山良子・・・・・・・「この広い野原いっぱい」

氷川きよし・・・・・・「情熱のマリアッチ」

工藤あやの・・・・・・「黒百合の歌」

竹島宏・・・・・・・・「君だけに愛を」

サンプラザ中野くん・・「Runner」

福田こうへい・・・・・「いっぽんどっこの唄」

城南海・・・・・・・・「Beautiful」

氷川きよし・・・・・・「みれん心」

香西かおり・・・・・・「秋恋歌」

コブクロ・・・・・・・「未来」

RADIO FISH・・・・・「PERFECT HUMAN」

田原俊彦・・・・・・・「ときめきに嘘をつく」

 

RADIO FISHは予想通りどうでもいい内容でした。

ダンスはすごいが、曲が絶望的につまらないので、

だからなんだという感じしかしなかった。

ファンには悪いですけど、これこそワンコーラス、オープニングの

景気づけにちょこっと出せば十分なのに、

なぜ福田こうへいや城南海、工藤あやのの曲を短くぶった切って、

RADIO FISHなんぞにこんなに尺をとるのか。

まあ、勢い、エネルギーは感じました。いらないけど。

それから、山梨ツアーのVTRが挿入されていましたが、

これもどう考えてもいらなかった。

こんな中途半端な紹介では、リニアセンターってなんかつまんなそうだな

という印象しか持てません。

昔のお嬢さんたち歓喜!氷川きよしが観客席から

観客席の埋まり具合がすごかったですね。NHKホールだと、上のほうは

結構空いてたりするんですが、放送を見る限りでは

ぎっしりという感じでした。

で、今回はまさかの氷川きよしの観客席で握手。

氷川きよしがこれやるのって結構珍しい気が・・

過去にもあるにはあったかな?

私も何度かNHKホールに「歌謡コンサート」を観覧に行きましたが、

氷川きよしがいるときといないときとでは

昔の娘さんたちのテンションが全然違うんですよね。

山梨ではどうだったのかわかりませんが、NHKホールでは

席を選べないし、出演歌手がアレをやるかどうかもわからないし、

握手ができる位置に座って、しかも握手できるというのは

ファンならばかなり幸運なことです。

ただ、今回の曲「みれん心」のような曲は、

彼には合わないと思います。曲自体はそんなに悪い曲ではないんですけど、

彼が歌うべき曲ではない気がします。

個人的には、「演歌歌手」という路線も考え直したほうがいいんではないか

と思っています。彼のようなイケメンに、この曲のような「ド演歌」は似合わない。

「さざんかの宿」をイケメンが歌ってもなんかしらけるし、

「北の漁場」とか「兄弟船」みたいな曲を、竹島宏のような優男が歌っても

なんかおかしい。ルックスは関係ない、というのは間違いです。

演歌というのはそういうものだと思うんですけど。

そういう意味では、「情熱のマリアッチ」みたいな曲は彼にぴったり

ハマっている曲ではないでしょうか。


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田原俊彦ががんばってた

田原俊彦って、甲府だとこんなに人気があるんだ・・・とちょっとびっくり。

しかも足があんなに上がってて、55歳でもこんだけできるんだ・・

と感心しました。個人的には好きでもなんでもない人ですけど、

あれだけやるには相当な努力が必要だろうな、と思いました。

新曲も、思ったより良かった。

でも、踊ってる人たちが歌ってる田原の前を

何度も横切るのはどうなのか。

この曲に限らず、ダンスが頑張りすぎでちょっとウザいのが

ここのところの「うたコン」の傾向ですね。

セットや演出に凝るより、バックでダンスさせたほうが安上がりなんでしょうか。

amazon.co.jp ときめきに嘘をつく

福田こうへいは、中堅から頭一つ抜けた感じ

福田こうへいは、さすがの歌唱を披露していましたが、

「いっぽんどっこの唄」は短く切られてて非常に残念。

ていうか持ち歌を歌わせてあげて!

彼は、「南部蝉しぐれ」でポッと出てきたような印象があるかもしれませんが、

はっきりいって、もう唯一無二の世界をもちつつありますね。

何を歌っても、「福田こうへいの曲」にきこえてしまう。

訛りがある発音だからでしょうか。でも、それがいい。

デビュー曲が「南部蝉しぐれ」みたいな素晴らしい曲だったのも幸運だったのかも

しれないですが、やはり曲の良さだけではなく、本人の実力が凄いからこそヒットしたんでしょう。

今後もっとも期待するべき人で、この人に持ち歌を歌わせない

番組制作陣には猛省を促したいですね。


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工藤あやのの出演はうれしいけれども

デビューから注目している、工藤あやのが出演。

でも、またカバー曲でしかもぶつ切り。

持ち歌を歌わせてあげて!

私がチェックしている限りでは、彼女がNHKで持ち歌を歌ったのは

歌謡コンサートに初めて出たときだけではないか。

彼女クラスでは、出してもらえるだけラッキーなのかな。

彼女は、綾世一美の「みちのく挽歌」や、石原裕次郎の「北の旅人」などを作曲した超天才、

弦哲也の門下生で、その弦哲也作曲の2枚目のシングル「花咲く丘」は必聴の名曲。

NHKの歌のおねえさんのようでいて、しかしどこか昭和っぽい歌声に、

オッサンは癒されるのです。


amazon.co.jp 花咲く丘

名前も少しづつ認知されてきたので、

このあたりですごいヒット曲を弦先生が書いてくれれば、

ブレイク間違いない、というかブレイクしてほしい。

 

ちなみにさっきちょっと名前を出した、綾世一美の「みちのく挽歌」は、

私的に弦哲也の最高傑作、全演歌ファン必聴の必殺名曲です。

綾世の歌唱もすさまじい迫力。ほんとうに震えます。

でも、失礼ながら↓のジャケットは、もうちょっといい写真使ってほしかったな~。


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熱演が多くてよかったんじゃないか

田原俊彦の熱演、多少ウザかったけれども熱のこもったダンス、

福田こうへいの武田節もよかったし、城南海も

短くされちゃったけど上手かった。

まだまだ不満はありますけど良かったんじゃないでしょうか。

今後は、しつこいようですがカバー曲を少な目に、

若手に持ち歌を歌わせてあげてほしいと思います。

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それではまた。

 

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