NHK「うたコン」、今回は時間がなくて
(と言っても、パチスロ打っていただけですけど)、
前もってなにもチェックせずに視聴しました。
テーマは、「寒い夜 心にしみる名曲集」。
女優の綾瀬はるかがゲスト出演。
今回の曲目は以下の通りでした。
「皆の衆」・・・・・・・島津亜矢
「出世街道」・・・・・・天童よしみ
「古城」・・・・・・・・三山ひろし
「リンゴ村から」・・・・森山愛子
「哀愁列車」・・・・・・松原健之
「津軽山唄」・・・・・・細川たかし
「星屑の町」・・・・・・堀内孝雄
「冬景色」・・・・・・・森麻季
「冬のファンタジー」・・カズン
「いのちのバトン」・・・島津亜矢
「夕月おけさ」・・・・・天童よしみ
三橋美智也の曲はよく知らないけれども・・
三橋美智也の命日が1月8日ということで、
その名曲が歌われました。
知らなかったんですがレコード総売り上げ1億枚以上って凄すぎですね。
で、私は世代的に三橋美智也の曲はあんまり知らない
(三橋というと、明治の「カール」のCMの曲「いいもんだな故郷は」しか思い浮かばないくらい。
この曲もすばらしい曲ですね)んですが、
「古城」はめちゃめちゃカッコいいですね。
他の曲はちょっとピンとこなかったけれども、
たしかに歌唱難易度は超A級だろうことはわかります。
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細川たかしの歌唱は聴いていて苦しくなってくる
で、「民謡三橋流」の門下生である細川たかしが
「津軽山唄」を歌ったんですけど、
たしかに凄い。圧倒的パフォーマンス。でも、
個人的には「やかましい歌唱」としか感じなかった。
まあ、本来の民謡は人に聴かせる娯楽的な意味合いのものではないんでしょうから、
これでいいんだろうし、こういうものなんでしょうけど。
師匠である三橋美智也の民謡もこんなにうるさいのかな、
と思ってYOU TUBEでさがしましたが、
こっちはそれほどやかましさは感じないという不思議。
民謡についてはなにも知らないのでわかりませんけど、
その道の人に言わせたら細川のほうが凄いんですかね?
前にも書いたおぼえがありますが、細川たかしの歌唱は
「どうだ!俺の歌、すげえだろ!平伏して聴け!」という
のが滲み出ている印象を受けるんですよね。
ちょっと自分に酔いすぎじゃないのか。
イングヴェイ・マルムスティーンのギターソロを聴いているときのように、
「ハイハイ、すごいですね!たいしたもんです。」と言いたくなってくる。
聴いていて息苦しくなります。
森麻季の「冬景色」が素晴らしかった
ソプラノ歌手の森麻季が唱歌「冬景色」を歌唱。
こちらはもう文句なしに素晴らしかった。
だいぶ前に「歌謡コンサート」でこの人をみた記憶がありますが、
クラシックやオペラを知らない私でもその美しい歌声には圧倒されますね。
美しい歌詞の美しい曲を美しい声で歌うんだから素晴らしくないはずがない。
ものすごい高音でも突き刺さるような感覚をおぼえないやさしく美しい歌声。
しかも歌っている人も美人。私と同世代とは思えません。
ぜひともまた出ていただきたい。
島津亜矢の新曲「いのちのバトン」
1月18日発売の島津亜矢の新曲「いのちのバトン」。
当然私もはじめて聴きましたが、
ん~正直言って曲そのものは平凡という印象を受けました。
たしかに彼女にとっては新境地となる曲です。3拍子のゆったりしたリズムで
やさしい感じのメロディ。親子の絆を歌った曲ですが、いままでの曲のような重苦しさは希薄。
個人的には圧倒的なパワーをもってして慟哭の泣きメロディを歌い上げるのが
彼女の魅力と思っていますので、ちょっとびっくりしました。あれえ~?って感じ。
まあ、あまり重い曲ばかりでも面白くないので、たまにはこういう曲も
いいのかもしれないですが・・肝心の曲そのものはあんまり印象深くない。
実力者揃いで満足でした
さすがに実力者が揃っていただけあって、
知らない曲も多かったけれど個人的には満足でした。
天童よしみの新曲がつまらない曲でちょっと残念。
ここのところ古めの選曲と年齢層の高い出演者構成が多いですね。
今後もこの路線でいくんでしょうか。