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2017年3月21日のNHK「うたコン」をみた

甲子園にてセンバツ高校野球が開催中ですね。

WBCも盛り上がっていて、野球は人気がなくなったと言われつつも

やっぱり日本人は野球が好きなんだな~と。

私も先日から、なじみのパチ屋の休憩コーナーに置いてある野球漫画「MAJOR」を、

すごく面白いじゃないか!と夢中になって読んでいるところです。

今まで読まなかったことを激しく後悔。野球は全然知らないですけどね。

 

で、センバツ高校野球で、某高校のJ-POP風校歌(応援団が歌っていた)をはじめて聴きました。

最近はこういうのが流行ってるようですね。

余計なお世話な話をすると、J-POP風なのは構わないが、

曲自体は起伏のない平凡な、というか軽い、というか安い曲で、

生徒たちがいいと思ってるんならそれでいいんですけど、

もし私が生徒だったら、いやだなあ~とたぶん思いますね。

校歌なら、誰でもが可もなく不可もなく受け入れられる曲のほうがいいんじゃないかな。

 

余談はともかく、今回のNHK「うたコン」は、

「想いあふれて 大人の愛の名曲集」。

出演者は、エドアルド,香西かおり,郷ひろみ,田川寿美,竹島宏,鳥羽一郎,中村美律子,flumpool,細川たかし,水森かおり,May J.,森高千里。

 

今回の曲目は以下の通りでした。

「哀愁のカサブランカ」・・・・・郷ひろみ

「鳥取砂丘」・・・・・・・・・・水森かおり

「ふたりの大阪」・・・・・・・・田川寿美&エドアルド

「すき」・・・・・・・・・・・・香西かおり

「雨の御堂筋」・・・・・・・・・May J.

「新宿情話」・・・・・・・・・・細川たかし

「気分爽快」・・・・・・・・・・森高千里

「かぼちゃの花」・・・・・・・・中村美津子

「月枕」・・・・・・・・・・・・竹島宏

「人生花暦」・・・・・・・・・・鳥羽一郎

「キズナキズ」・・・・・・・・・flumpool

郷ひろみと森高千里の変わらなさ加減に感心しきり

週に2回ほど、老人保健施設にいる母のところへ会いに行っているんですけど、

母も含め認知症のお年寄りを日常的にみていると、

年齢を重ねることに対しての恐怖をおぼえることが多いんですよね。

そして「どうせいつかは老いさらばえ、そして死ぬのだ」という虚しさに襲われるのです。

 

だから、いかに元気なまま年をとり、元気なまま死ぬか、というのが私の関心事であるので、

今回出た郷ひろみのように、恐ろしいまでに年齢を感じさせない人をみると(61歳)、

うらやましいというか、どうしたらこうなるんだろうという興味しか湧いてきません。

あの髪の毛は全部自前なんでしょうか。

曲?ああ曲は・・・曲については特に思うことはないです。

曲云々よりも、この若さを維持しているプロ根性が尊敬に値します。

 

森高千里は私と同学年なんですけど、こちらも変わらなさ加減が凄い。

「私がオバさんになっても」というヒット曲がありましたが、いったいいつオバさんになるのか。

実は私は20代のころ、彼女のCDを買い集めていました。

曲はたいしたことないと思っていたけれど、声が魅力的でした。今も同じ。


amazon.co.jp LUCKY 7

↑個人的に一番好きな作品。「ハエ男」や「渡良瀬橋」などを収録。

90年代初頭、私はメタルにどっぷりハマっていたので、

曲に関してはあまり真剣に聴いてなくて、

魅力的な声の心地よさに身を任せていただけだったんですが、

いまあらためて聴きなおすと曲も粒ぞろいです。

「みんなのうた」に提供されたflumpoolの「キズナキズ」

数年前に紅白とかにさかんに出ていたのをみたことがあるflumpool。

失礼ながら、まだ活動してるとは思ってませんでした。

というのは、その紅白とかで聴いた曲が恐ろしく退屈で、

長くないだろうなと思ったからです。だから、今回出演するのを知って、へえ~と思いました。

で、まさかのトリで、中継にて「キズナキズ」を披露。

「みんなのうた」に採用されているというので、ちょっと期待していたら・・

 

やっぱり、オッサンには無理ですね。十代にはウケるかもしれないけれども。

 

私のような心の汚れまくった人間は、「絆」とかいう言葉をきくと

そこに強烈なウソ臭さを嗅ぎ取ってしまうので、

こういう歌詞の曲は生理的に受け付けないんですけど、

この曲はこどもに向けた曲のようだし、曲が良ければ歌詞はまあどうでもよい。

でも、残念ながら曲の退屈さは相変わらず。なんの盛り上がりもフックもない。

しかも、なんか「GReeeeNとかがこんな曲やってなかったっけ?」みたいなデジャブを

感じさせる、どっかで聴いたような感が凄い。

まあ、こういう曲が売れるんだろうから、商業的にはこれが正解なのでしょう。

全体的に曲がイマイチだった

今回は選曲がイマイチな感じでした。「鳥取砂丘」は名曲だけれども。

まあ、毎週みていれば、たまにはそういうこともあります。

一番印象に残ったのは挿入された「懐かしの映像」のなかの

「愛は傷つきやすく」(ヒデとロザンナ)でしたね。

カッコいい。→https://www.youtube.com/watch?v=5m3XeOTCcoQ

来週に期待しましょう。

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