あとで記事にしますが、この９月のぱちんこ収支は運よくまあまあの数字となりました。
しかしそれも、わざわざ「運よく」と言ったとおり、かなりの部分でたまたまいいほうに偏ったからそうなっただけで、実際は青息吐息というか、苦しく感じたときはだいぶありました。
思い返してみると、数年前までは同じ金額の収支を上げるためにそれほど苦しいと感じることはなかった気が。もちろん波があって、沈むときには苦しいと感じるのは同じだけど、今は勝っていてもけっこう苦しい思いをする。
それは、ひとつにはぱちんこ台の遊技機としての魅力が圧倒的に劣化し続けていることと、もうひとつは台のギャンブル性が上がっていること。
それから最大の要因は、数年前と比較すると「なにも考えなくてもハマってる台だけを打ってれば勝てる」という台や状況が減っていることだと思います。
パチンコ遊タイム機なんかはその最たるものだったし、パチスロ「ミリオンゴッド～神々の凱旋～」や「アナザーゴッドハーデス」なんかも、モードがどうだのスルーがどうだのということはなにも考えず（リセットされているかどうかは注意が必要だったけど、凱旋はリセットでも天井が短縮されるという神仕様）とにかく天井に近い台さえ打ってりゃあ誰でも勝てましたしね。
しかし今はそういうのは（新しめのスマスロは知らないから実はそういう台もあるのかもしれないけど）そのころに比べると非常に少ない。遊タイム機はほぼ絶滅したし、パチスロもやたら複雑で面倒くさいことをいろいろ考えないといけない台ばかり。
もちろん、単純明快な台ばかりではなく面倒くさい台も存在してこそ面白いわけですけど、「ただハマってる台を狙えばいい台」の場合は、勝てなくてもたいして悩まないんですよ。狙い目を妥協することを慎みさえすれば長い目でみて絶対に勝てるとわかっているから、一時的に勝てないことがあってもその理由は「ただ引けてないだけ」ということしかない。だから（もちろん延々と負け続けることもあってそういうときはキツいけれど）それほど悩まない。
それに対して、モードがどうだのということを考えなくてはならない台の場合は、勝てないときには「なぜ勝てないのか」といろいろ悩むことになります。そして自分がミスしたことが原因で負けたとなれば死にたくなる。
だから最近のいろいろ面倒くさいシステムのスマスロは打つ気がしない。回ればそれでいいパチンコか、数少ない「ハマってる台を狙えばそれでいい」スマスロ、「スマスロ北斗の拳」が中心になります。
「スマスロ北斗の拳」は前出の、私が猛烈に稼がせてもらった名機「ミリオンゴッド～神々の凱旋～」と共通点が多いですからね。当たればチャンスゾーンみたいな疑似ボーナス、ではなく直でAT。リセットで天井短縮。天井到達時は期待枚数が多くなる恩恵アリ。ハイエナ戦術で稼ごうとする人間には願ってもない台です。
だから稼働の中心は「スマスロ北斗の拳」・・・にしたいのですが、その美味しさは大部分のプレイヤーに知れ渡っているし、いまだそこそこの人気を保っているから、そうそう美味しい台が拾えたりしない。もっと打ちたいのになあ。客層によってはヌルい地域も探せばあるだろうから、遠くてもそういうところを見つけて通いたいくらい。
といった感じで、メインとして活用したい「スマスロ北斗の拳」、先日久しぶりに「金トロフィー」出現台（設定4以上濃厚）を打ちましたので、そのときのことを書いておきましょう。ブログ映えするドラマティックな展開はありませんでしたが。
まずはホールが推しているラッキートリガー搭載パチンコから
午前中は自宅でやることをやって、昼をだいぶ過ぎてから出勤。
まずチェックするのは、「スマスロ北斗の拳」の朝イチから少し回された空台はないか、それから「沖ドキ！GOLD」の朝イチ早い当たりからのモードBが狙える空台が残っていないか。このホールのこの２機種においては据え置き挙動を確認したことはなくほぼリセットなので。
しかし残念ながら打つべき状態にある台は見当たらず。
それなら、ということでパチンコへ。ここ最近のこのホールは「ラッキートリガー」搭載機を猛プッシュしている。ついこないだも「e花の慶次～傾奇一転～」が250個あたり21～22回ほどのペースで回ったので粘って約23,000発ほど獲得（差玉はプラス17,000発ほどでした）。アケられてない日でも18回ほどは回るかな、というくらいで、とにかく客をつけたいという意思は伝わってくる。
その慶次が今日はどんなもんだろ、というのをチェックしたくて着席。見た目上はアケてない通常の日モードっぽいから期待してなかったけれど、最初スポスポ入って調子よかったのでズルズルと打ち続けてしまいました。
この台については以前にも触れて、以前よりも筐体がスッキリして、全体的にまぶしかったのも軽減され、演出もカスタムすればそれほどうるさくなくなった・・と少しだけ「前よりはマシ」になったかもと評価したのですが、
実戦をかさねるにつれ、「やっぱりあんまり面白くねえなあ」というふうに。フルカスタムしてもいちいち発生する「KABUKI-AGE」演出がうざくて仕方がない。ほんとバカだなあ、時間稼ぎしたいなら海物語みたいに図柄の変動時間を長くすればいい（海と同じく「ロング変動はチャンスなこともある」、というふうにすれば違和感なく受け入れられるはず）だけなのに。ラッシュ中もカスタムしても結局うざいテンパイ煽りが発生するし。ユニコーンみたいに「なにか起きればすなわち当たり」にしろ。
それに、「ラッキートリガー」突入時は「1500発払い出しが87％ループ」になるんだけれども、これってやっぱり体感的にはこれまでの81％継続ラッシュとたいして変わらねえなあ～と。あくまで「体感」では、ですけどね。長い目でみればもちろん大違いだけれども、一般のパチンカーの大部分は「その日の収支」しか考えないから、81％が87％になったところでべつに「すげえ連チャンパワーだ！」とはならないんじゃないか。
右打ち中の実質大当たり確率は1/62.3。これはたとえば私もさんざん打った「Ｐ新世紀エヴァンゲリオン 決戦～真紅～」とほぼ同じ。花の慶次のほうはラッシュが120回で継続率約87％。エヴァ決戦は100回で約80％になりますが、エヴァ決戦で1/62がクソほども引けず100回駆け抜けをしょっちゅうやったのを思い返すと、「たった20回増えたからってそれがどうした」としか思えません。もちろんエヴァは25％が3ラウンドのハナクソ当たりなのに対して花の慶次はオール10ラウンドだから、「たった20回増えただけ」ではないんですけど、それにしても「1/62で120回なんてすぐ駆け抜けちまうよ」という気しかしません。じっさい23,000発出した日も最初のラッシュは駆け抜けで終わりました。その絶望感はなんとも表現しがたい。
それはともかくこの日の花の慶次。なんと18回転目で先バレが発生。先読みが発生してくれれば！と祈っていると保留変化が起こり、これはもらった・・・という流れで333揃い。333揃いならラッシュだろ、とふつうは考えますがこの台は777揃いじゃないとダメ。期待度のほうの演出を選んで、46％でスカ。これだもんなあ。ハズレるのは仕方がないけれど、せっかく当たってもそれだけでは素直に喜べないのが大嫌い。
そのあとも続行しましたがよく回ったのは最初だけで、打ってるうちにダメになってきて「やっぱ今日はやる気ない釘」と判断、貯玉再プレイを使い切ったところ（2,000発）でヤメ。
ほかのラッキートリガー機もみてみましたがどれもいつもと同じっぽかったので打つのを見送り。もういちどパチスロをチェックして、打つ台がなかったら帰るか・・・
ジャグラーを無駄に擦ったのち、ようやく（狙い目をちょっと妥協すれば）打てる台を発見。それが・・・
北斗と沖ドキを中心に再度パチスロをチェックするも打つべき台はなし。最後にジャグラーコーナーも見てみますと、朝イチからバシバシ連チャンしていた「ハッピージャグラー」がちょっとハマって放置されていたのでちょっと打ってみましたが、しばらく打って何度かボーナスを引くもすべて飲まれヤメ。貯玉230枚を無駄づかい。これは打つべきではなかった。好きだから仕方がないんですけどね。
今日はこのへんでほかのホールへ行こう・・ということで「スマスロ北斗」のシマを通って帰ろうとしましたら、さっきまで誰かが打っていた朝からまだ当たってない台が空いているのを発見。まだ当ててない？どれだけ回したのかな？、とデータを見ると、まだ大当たりゼロ、Ｇ数は125Ｇ。前日最終は264Ｇ。
半端なところでヤメてくれるなあ。しかしとりあえずほぼリセットなのはわかっているし、貯メダル再プレイがまだ276枚残っている。打ち始めＧ数としては足らないけれども、最近はこれくらいでもなかなか拾えない。妥協してもいいでしょう。
ソッコーで中チェリーが連続で来て色めきだったもののスカって、３回目に引いた中チェリーで当たり。打ち始めから182Ｇ。ちょうど貯メダルを使い切ったところ。現金投資にならなくてよかった～。
単発で終わるのだけはやめて・・・とボーナスを消化していきますと、初回に中チェリーからジャギが登場して勝利してレイがシャオ～と画面を切り裂きました。単発じゃなくてよかった～と喜んでいたら、ラオウとのバトルでなんとレイが「飛翔白麗」を繰り出しまして、「ヒットしろ！パネル消灯しろ！」とにわかにエキサイト。さっきまで「単発じゃなければいいや」と満足してたのに急に欲が出てきます。
しかしこれがヒットせずパネル消灯もなく、無想転生チャンスもなし。なんだよ・・じゃあいつもどおりの手刀にしとけよ。
で、３連目にケンが倒れて終了。100枚くらいプラスになったからいいや、と即ヤメしようとしましたら、サイド液晶には金トロフィーが。
２か月ぶりくらいで拝む金トロ。う～ん、でもすでに夕方になろうとしていてあまり時間もないしなあ。早く帰ってやらなければならない用事もたくさんある。
しかし高設定だとわかったのに捨てるのはもったいない。これがわけのわからないゴミみたいなスマスロとかだったら「どうせ4だろ？面倒くせえよ」と捨てようという気にもなるかもしれないけど、北斗ではなかなか後ろ髪をひかれる。とりあえず持ちメダルも少しあるんだし、続行するのがいいか。これまで金トロ台では大幅に勝っていますしね、実戦経験をもっと積み上げたいというのもある。
高設定だろうと容赦なく喰らうクソハマリ！こればっかりは仕方がない・・・
するとさっきまでポンポン引けていた中チェリーはまったく引けなくなり、それどころかスイカすらも全然来なくなる。高設定といえどもレア役が引けなければモードも上がらず当然当たらない。1,108Ｇまでもっていかれてスイカでようやく当たり。追加投資27,000円。
頼むからここでまとまった持ちメダルを・・・と祈りましたが、弱いときはトコトン弱いのがわれらが北斗神拳伝承者。2連で終了。こういうときはいつも、カイオウの「なんという弱さか。これが北斗神拳の伝承者だとは・・！」というセリフが脳裏をよぎります。まあこの台の場合は相手がラオウだから、ラオウが強い、と思えばそんなに違和感はないわけか。リンとかに負けちゃう北斗無双とかはやっぱりおかしい。
こうなると「このままで帰るわけにはいかん」という気持ちになります。熱くなってそういう思考に陥るのはいけないことですが、この日の場合は高設定であることが確定しているわけですからね。出るまで粘ろう、と考えるのは間違ってはいない（はず）。
大チャンスが到来するも・・・
またハマるのは勘弁して・・・という気持ちで続行しますと、ようやく高設定っぽい挙動を示してくれます。218Ｇでスイカから当たり、緑オーラで期待したけど単発。
そのあと天国スタート。天国濃厚演出後リプレイなしから中チェリーという気持ちのイイ展開で当たり、7テンパイがハズレて北斗揃い。白オーラで4連。
それから374Ｇ、持ちメダルがのまれる寸前に当たって、また7テンパイがハズレて北斗。今度は赤オーラで、89％継続の確率もだいぶ高まって、今度こそ伸びてくれよ・・・と期待したものの4連で終了。
う～ん、大チャンスを活かせない。しかし次の当たりが162Ｇで引けて、7揃い青オーラだったものの途中Ｖストック1回を含み6連まで伸びてくれて、持ちメダルが1,000枚チョイまで増えてくれました。
次が168Ｇで当たって初回にウイグルに勝利してレイが登場！こんどこそ・・と期待しましたがラオウに勝っただけでそれ以上なにもなし。で、次で負けて終了。
今日はダメなのか。その後も続けましたが、時間もなくなってきて、当たらないまま486Ｇでヤメ。
447枚をもってかえりました。いやあ半端なことしたなあ。高設定なんだからゼロ枚になるまで打ち切るべきでしたが、ここからデカいの引いて取り切れず閉店、ってのも嫌だから。差枚はマイナス 1,071枚。
前半のハマリ以外はまあまあのスランプを描いていたのに・・・というのは言っても仕方がない。まあたまにはこういうこともあるでしょう。
これにてこの日の稼働は終了。1日の収支は、
パチンコ・・・マイナス 2,000個
パチスロ・・・マイナス 1,301枚
で、金額にすると マイナス 35,439円。
負けましたけどね、メイン機種としたい「スマスロ北斗の拳」で高設定をつかんで粘ったんだから、その部分についてはOKということになります。でもパチンコは余計でした。アケてないのは見てだいたい明らかだったんだから、「いつもそこそこ回るからとりあえず」みたいなフワッとした理由で打ってはいけなかった。
ともかく、「スマスロ北斗の拳」にはまだまだ高設定をつかっているということもわかったし、この負けを今後の稼働に活かしていけるようにしたいな、と。また高設定を打ったら稼働記事にしようと思います！