パチスロ初心者向け講座の続きです。
ノーマルタイプのパチスロにおいて、高設定台を
どのようにしてつかむか。高設定か否かを推測するには?という話です。
前の記事 パチスロ・ノーマルタイプの攻め方②~大当たりデータの見方~
において、データ表示器に出ている大当たりデータについての考え方について書きました。
つまり、少ない回転数では信用できない、より多く回っているデータが
より信頼度が高い、という話でした。
今回は、実際にプレイしている最中の設定推測について考えますが、
ここでも基本は「より多くのサンプルがないと、信頼できるデータにはならない」
ということです。そこを頭に入れて、お読みください。
現在の台の、おもな設定推測要素とは
ノーマルタイプの台の場合、現状設置されている台では、
設定を推測する要素としてはたいがいの台で、
①ボーナス確率
②ボーナス中、もしくは通常時の小役の確率
③特定の演出が発生する確率
に、設定差が設けられている場合が多いです。
①ボーナス確率 については、まあある意味当たり前ですね。
ボーナスがよく引ける台のほうが出玉が多いに決まってます。
②ボーナス中、もしくは通常時の小役の確率 については、
たとえばマイジャグラーⅢの場合、通常時のブドウの確率が
設定1→1/6.35、設定6→1/6.07と、ほんの少しですが差があります。
③特定の演出が発生する確率 は、
たとえば最近のハナハナシリーズの場合、
ボーナス終了時に上部パネルが点滅する確率に設定差があります。
実際に打っているときは、これらの確率に留意しながら、
高設定かどうかを推測し、低設定と判断したならできるだけ早くヤメる。
高設定と判断したらできるだけ多くぶん回す。
それが基本なわけですが・・・
何度も言っているように、そう簡単に高設定が看破できればだれも苦労しません。
確率は上振れや下振れをするからです。
数えてみれば、簡単でないことがわかるはず
いちばん簡単にサンプルを集めやすいのは、
通常時の小役の確率です。
ボーナス中の小役や演出などは、
なかなか多くのサンプルが得られません。
ボーナス確率は分母が大きいので、
判断がつく頃には大負けしている・・・ということになりがちです。
なので、ここでは「通常時の小役確率」にフォーカスします。
スマホアプリなどでシミュレーションしてみるのが
手軽にできると思いますが、私はスマホユーザーではないので、
今回は所有しているプレイステーション2で、
「新世紀エヴァンゲリオン」(初代です。名機!!)にて、
設定差のある小役がどのように出現するか、やってみました。
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設定1、設定5、設定6で、5000ゲームのシミュレーションを実施。
1000、3000、5000ゲーム時点で、
設定差のある小役(スイカとベル)の確率が
どのように動くかをみてみました。
5000ゲーム程度では判断できない
設定6のベル確率はちょっと別格に高いので、さすがに安定していますね。
(しかし、私は実際のホールで、この機種の設定6(設定確認ok)を
何十回も打ちましたが、終日打ってベル確率が(本来1/6.55)
1/7.0を下回ることが何度もありました。いつもこのように安定はしません。)
5000ゲーム時点では、ベル確率に関しては設定が上がるにつれ
確率が上がってはいますが、1000ゲームや3000ゲームでは
どう判断すべきか微妙なところがありますね。
設定1の5000ゲームでのベル確率は設定5の本来の確率とほぼ同じだし、
設定5は3000ゲームまではベルを設定6の本来の確率と同じだけ引いている。
小役の確率だけにとらわれると、設定推測をあやまってしまうかもしれません。
さらに、リプレイ確率は全設定共通で1/7.30ですが、
今回の5000ゲームシミュレーションでは
設定1・・・1/7.58
設定5・・・1/7.51
設定6・・・1/7.87
となり、これをみても、(1日というスパンでは)
いかに確率通りに引くことがまれなことか
がわかると思います。
つまり、この分母で、コンマいくつなどという差は、
設定推測するにあたってあまり役にたたないということです。が・・・
しかし、数えることは無意味ではない
ここまで書いてきたように、ボーナス確率も、小役の確率も、
上振れ下振れがあるために設定を決定的に判断する
材料にはなりえません。しかし、判断材料をなるべく多く集めることで、
推測する精度を、若干でも上げることはできます。
ボーナス確率は良いけど小役は引けないとか、
あるいはその逆もあるでしょう。
ボーナスも小役も設定6をぶっちぎっているときだけ粘ってみるとか、
ボーナスも小役も設定1を下回っているからやめよう、とか、
そういった判断の材料にすればよいのです。
こうした考え方で立ち回れば、すくなくとも、
「出てるから粘ろう」「出ないからやめよう」
「打ちたいから粘ろう」「好きだから粘ろう」
などと、何も考えずに漫然と打つよりは、
確実に勝つ確率が上がるはずです。
設定を完璧に見抜く必要はありません。ムリなんですから。
できることはできるだけやって、設定推測の精度を少しでも上げること
により、勝ちを少しでも増やし、負けを少しでも減らす。
それを続けることにより、長い目で見ればプラスになる。
ということを目指して打てばいいと思います。
設定を「判別」することはできないということを知りつつも、
設定を「推測」する努力は怠らない・・・
これが、ノーマルタイプ機で勝つ心得だと思います。
次回以降は、ちょっと忘れていたテーマですが、
「目押し」について書いていきます。
これも勝つためには避けて通れないので。
→パチスロ・目押しのできない方へ~その重要性を認識しましょう~
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