ここのところ稼働はパチンコ遊タイム狙いが中心。
しかも記事にもしているとおり白内障の治療などもやっていまして、パチスロを打つ時間がない。
「沖っ娘」みたいに楽勝で勝てちゃうような台も出てこないし、なによりも一目見て「どうせクソ台なんだろ」としか思えないような台ばかり。過去のヒット機種の焼き直しばかりで、1ミリも打つ気がそそられない。
と言っても、パチンコ遊タイム狙いが面白いかというとそうでもないわけで、もうほんとにぱちんこ店に行くのがつまらなくて早く辞めたい。こんな気持ちになったのはほとんど初めてかもしれない・・っていうくらい。
しかしそんななかでも、「オっ!ちょっと打ってみたい!」とそそられる台がたま~に出てきます。私の場合はそれは大概、マイナーメーカーの出す台だったり、いかにも人気の出なさそうな台。
先日の「S Lucky海物語」もそうだったわけですが、→こういうのでいいんだよ! パチスロ「S Lucky海物語」実戦! またまた私好みの面白い台を見つけちゃいました。導入開始されたのはもう結構前の台ですが、我が家近くのホールに最近になって導入された台。ボーダーというメーカーからWORLDブランドで出たパチスロ、「言い訳はさせないわよby壇蜜」です!
先月、白内障手術以前にやった実戦の話を。毎ゲーム目押し必須のシビアな台で、白内障治療が完全に終わるまでは目に負担がありすぎて打てない。打てないのがつらい・・・って思うくらい、 これはイイですよ!
技術介入の効果絶大の完全告知ノーマル機
パチスロ「言い訳はさせないわよby壇蜜」はボーナスのみで出玉を増やすノーマル機。ボーナス成立ゲームで必ず告知(左側のCHANCEランプが点灯)が発生。告知は先告知が25%、第3停止後の告知が75%。
こう書くと「ジャグラーじゃねえか」と思われるでしょうが、ジャグラーと異なるのはその出玉性能と技術介入度。左リール第1停止では毎ゲーム2コマ目押しをしないと小役をフォローできない(後述するように変則押しすれば小役こぼしを減らせますが目押しの頻度が多くなるうえにゲーム性が損なわれる)。
しかしそれをバッチリこなせれば、いちばん下の設定3(設定3、5,6の3段階設定)でも出玉率は101.8%とされています。この「完全攻略で100%超え」っていう台はほかにもありますが、この台の場合は完全ノーマル機でボーナス合算確率が設定3でも1/110となっており、荒れる要素が非常に少ない。安心して粘れる仕様になっています。
その壇蜜が我が家近くのホールに導入されました。これは面白そう。しかしこのマイナー臭プンプンの台に高設定なんか入れるわけねえ・・・と思いつつも、打ちたい気持ちに負け導入初日に朝一から突撃。予想通り、1台しかない壇蜜に突進していったのは私だけ。
その日は4000ゲームほど粘ってチョイ負けでしたが・・・・これはかなりいいセンいってる、とちょっと感激。いかにもお金がかかってないというのが明らかにわかる、なんか90年代後半のパチスロって感じなんですけど、それでも面白いパチスロはつくれるんだな。
難易度は高いが、通常時は左リール第一停止が面白い!
通常時は、完璧に打つにはかなりの技術と体力が必要です。少なくとも左第一停止では「アバウトに狙う」っていうのが許されない。
左リール第一停止の場合、チェリーと羽(1/150、15枚)を両方フォローするためには、上に羽があるほうの7を下段もしくは枠下に押す必要があります。
下段に白7が停止したら羽orベルorハズレorボーナス。ハサミで打てば右は羽をこぼすことはないので右をフリー打ちし、羽がテンパイしたら中リールにも羽を目押し。
↑このカタチはけっこうペカる。ひょっとしてチェリーこぼし出目なのかな?。ボーナス優先制御なので、下段に白7を押しちゃうとチェリー重複時のチェリーはとりこぼしてしまうわけか。チェリー重複には設定差があり、できれば看破したいけれども、そのためには枠下に7をビタ押さないと羽と両方はフォローできない。逆押しでもチェリー重複を見抜くのには毎ゲーム目押しが必要で、なかなか難しいなあ。2種類あるチェリーはひょっとして別フラグか?別フラグなら重複を見抜くことにそれほど意味はないけどどうなんだろう。
枠下に7が落ちたら、(目押しが正確なら?)実戦上小役ハズレでボーナス。右リールフリー打ちし、羽がテンパイしたら中にも羽狙い。
↑羽揃い時は基本的に「凄いです・・・」という壇蜜のボイスが発生。ボイスが発生しなければ設定5or6が確定します。なので羽がテンパイすればいつもドキドキ。このへんはよく考えられていますね。
↑実戦上2確!こういうのがな~んの予告もなくシレ~っと止まるのがイイんですよ。演出過多の台だと、この入りを察知した瞬間の脳汁ジュワ~っていう感じは味わえない。
左第一停止で打つのならこれをひたすら繰りかえすことになります。リーチ目はボーナス図柄一直線や単チェリーなどジャグラーっぽい。しかしジャグラー同様、ハズレ時に停止する出目でもペカる。っていうかリーチ目が出現しないことのほうが多いかな。
↑羽がテンパイしなければ中はフリー打ちするので、中リールでふいにリーチ目が完成するとビックリしちゃう。
↑単チェリーはボーナス確定。ハサミ打ちで右リール中段にボーナス図柄停止は2確となる模様。右がその形にならなくても中停止で単チェとなりペカるときも。連チェリーでペカはまだ体験してませんが、連チェリーはノーチャンスなのかな?
液晶マンガ台にすっかり慣れてしまった現代スロッターにはあまりに単調すぎるゲーム性なんでしょうが、単調な中にたま~にアツい瞬間が訪れる、リーチ目でペカる、リーチ目じゃなくてもいきなりペカる、それだけでエキサイティングなんだよなあ。
しかし、上記手順はなかなか難易度は高い。2コマ目押しに失敗すると小役こぼしの危険があり、小役対応の演出はないので取りこぼしに気が付かない可能性もある。
そのリスクを軽減するためには変則押しが有効なようです。
逆押しなら小役のこぼしは可視化できるが・・・
逆押しで右リール上段あたりにBARを狙います。
上段に白7が停止したらアツい。羽orボーナス(実戦上はREGのみを体験)。
↑この停止出目からのチェリー重複も体験。逆押しだと結局どの形で止まってもチェリーの可能性はある模様。
右に7停止時は実戦上ベルorボーナス。
↑ベルがテンパイしなければ悶絶!このときはBIGのみを体験。チェリー重複の可能性もあるのでこの場合は左リールにチェリーを狙いましょう。
右下段に7が停止したらハズレorボーナスか。ここからペカは未体験。きくところでは右下段7からペカったらチェリー重複BIG濃厚らしい?
問題は右リールに羽・リプ・ベルが停止したとき。実戦上リプレイorチェリー。中リールを押すとリプレイがテンパイ。左リールにチェリーを目押し。
ここが逆押し打法の難点。右・中の時点でリプレイでもチェリーでも同じ停止型になるため、リプレイ時にもいちいち目押ししなければならず、左第一停止よりも目押しの頻度が多くなります。しかもここからペカることは(ボーナス優先制御だからたぶん)ない。
このデメリットがあるので私はダンゼン左第一停止派。それに、たしかに逆押しは小役こぼしのリスクは減らせるし、こぼしたときは「あ、こぼした」とわかるというメリットはありますが、「ハズレ目でペカって悶絶」っていうパターンは圧倒的に少なくなるので、ゲーム性はかなり壊される。
ここはやはり、壇蜜の「腕を磨いてきなさい」という言葉どおり、左リール第一停止をミスなく毎ゲームできるように腕を磨き、出玉率101.8%に近づけるように頑張るのがマニアックなスロッターの目指すべき姿でしょう。
長くなってきたので今回は打ち方だけで終わりましょう。続きで告知についてや、ひょっとして高設定?っていう台を打ったときのことについて書いていきます!こんなクソ台の記事なんかいらねえよ、っていう人もいるでしょうが・・・人気台は私が打ちたくないし扱いたくもならないから仕方がない。