先日、ある用事で遠出をして、
余った時間に、しらないパチ屋に入りました。
1000円で47枚貸し。
けっこう大きいホールなんですが、となりにある、テレビCMも流しているホールに
客をとられているようで、ガラガラ。
しかもミリオンゴッド凱旋が1台もなく、あんまり最新台をバンバン入れる(入れられる)
ホールではないみたい。そうすると、珍しい旧台に巡り合える可能性が・・・
と思ってさがしていると、
20円スロに山佐の天下布武2を、5円スロにKPEのランブルローズ3Dと
サミーのアイドルマスターライブインスロットを発見。
どれも天井狙いでたいへんお世話になった台ばかりで迷いましたが、
やはり20円で(47枚貸しなので正確には20円ではないか。)
打ちたくてとりあえず天下布武2に着席。
どうせ出ないだろと思ってたら出ちゃったんですが、出たから言うわけでなく、
掛け値なしに面白かった。たった数年前にはこんなにおもしろい台が
でていたのに、どうしていまはゴミ以下の台しかでてこないのか。
笑える液晶演出とカッコいい音楽が秀逸
「天下布武2」は、2011年に発表されたボーナス+ART機で、
2004年発表の4号機(ストック機)「天下布武」の後継機でした。
直前に出ていた「モンキーターン」が大ヒットしていたので、
あまり設置数も客つきもよくなかったのですが、
天井性能がかなりおいしかったので、よく打ちました
(第一天井はボーナス間993Gで覚醒(ART高確率ゾーン)2個、
第二天井はボーナス間1575Gで覚醒5個ストック)。
途中で覚醒やARTを引いても有効なので、覚醒やARTでデータカウンターがリセットされる
ホールだと、よくよく見ると1300Gハマってるとか、そういうことがけっこうありました。
この「天下布武2」以後、ハナクソ以下の台ばかりを
発表する2流メーカーに成り下がってしまった感がありますが、
とにかくこの台は面白い。
液晶演出について言えば、とりあえず「笑える」ので、
残念パターンをたくさん見せられる展開になっても、
あんまりムカつかないんですよ。
笑っちゃう液晶演出とは裏腹に、ボーナスやART中の曲はやたらカッコよかったりする。
ボーナスのヒキに左右されるスペック。それがいい。
出玉性能としては、ボーナスやチャンス役から突入するART「覚醒」(ほぼ20G)
を目指し、覚醒中は毎ゲーム、ART「天下モード」への突入を抽選。
「天下モード」はほぼ30ゲームが1セットで、「覚醒」のゲーム数が残っていれば、
「天下モード」終了後、再度「覚醒」で「天下モード」への突入を目指します。
「天下モード」中は、チャンス役などで「真・天下モード」(上乗せ特化ゾーン)
への突入を抽選、「真・天下」と「天下」「覚醒」「ボーナス」
のループがうまく絡み合えば大量獲得・・となります。
まあ、ボーナスが引けないと、ロング継続してもあんまり増えないんですけど、
それがいいんですよ。
ボーナス+ART機のなにがいいかというと、
ART中にチャンス役が成立したとき、
次ゲームの「演出」ではなく「出目」にアツくなれるところだと思います。
たいがいのボーナス+ART機は、ART中にボーナスが成立すれば
ARTは終わるので、ナビが出なかったりハズレ目が出たりすれば、
ボーナスの大チャンスとなります。
リアルボーナス非搭載のAT・ART機では、このアツさが味わえません。
リアルボーナスを引けば、1ゲーム3枚どころではないスピードで出玉が増えるわけで、
ハナクソみたいなゲーム数上乗せよりそのほうがいいに決まってます。
「真・天下モード」50ゲームをゲット!
で、今回の実戦は、投資3000円でチャンス目からビッグ。
そこで家紋3つ点灯に成功し、覚醒へ。
覚醒中に無事天下モードに当選。
天下モード中にハズレ目から「いま席を立ったら後悔するでござるよ」とか言われて・・・
単独ビッグや、ビッグ重複役の一部などで当選するプレミアム。
通常は10ゲームの上乗せゾーン「真・天下モード」ですが、
このプレミアム経由だと50ゲームとなります!
過去にはここから600ゲームほど乗せたこともあり、
今日は時間がないんだけどなあ~と思っていると・・
通常リプレイばかりだと激ショボで終わります。
そこからボーナスを数回引いて、
1700枚ほどを獲得して終了。
今回は時間がなくて、通常時の演出を堪能する時間もなく、
打ちたかったランブルローズ3Dとアイドルマスターも打てなかったのが残念。
通常時は、信長、秀吉、家康の3ステージを行き来し、
滞在しているステージによって小役によるART期待度が変わります。
(信長はチェリー、秀吉はベル(兜)、家康は巻物がチャンス小役)。
家康ステージからほかの武将へステチェンしてすぐに巻物を引いたりとか、
そんな残念パターンも多いんですが、
このシステムは好きですね。
信長がゴツイ女と腕相撲する演出が見たかったのですが・・今回は出現せず。
旧台を大事にするホールは応援したい
このホールにはほかにも、「悪魔城ドラキュラⅢ」とか、
「ラブ嬢」とか、「エヴァンゲリオン決意の刻」とか、
ちょっと古めの台が多くて、どれも打ちたかったんですが、
こういうホールは応援したいですね。
最近(ほかの地域はよくわかりませんが)わが地域のホールの
台ぞろえはどこもかしこも同じで、差別化がまったくない。
店長の意志をまったく感じない。
新台入替とか言われても、まったく心が躍りませんね。
どうせ、どこの店もやることが同じだから。
まあ、新台にしか客がつかないから
(これは、メーカーにも客にも悪いところがあると思うんですけど)
こうなるんでしょうけど、ハナクソ以下の新台をお金をかけて導入するくらいなら、
安く面白い旧台をいれてくれたほうがいいと思うんですけどね。
旧台は、打ち手が中身を知っているので、
高設定を投入すれば打ち手もわかるわけで、
「高設定使ってますよ!」というアピールにもなるはず。
お金に余裕があるときに、また遠くの
知らないホールで、珍古台をさがしてみようと思います。