すさまじい出玉性能をもつスマスロが少しづつ設置をのばしている現在においても、ノーマルタイプのメダル機ながらも根強い人気をほこる、北電子の「ジャグラー」シリーズ。
私もジャグラー大好き、ジャグラーで勝てるんなら一生ジャグラーだけでもいいと思ってる、ってのはこれまでにさんざん書いてきました。しかし「勝てるんなら」ってところがミソで、これが勝てないんだなあ。何度も言うけど「ジャグラーで喰う」とか言ってる人は信用してはいけませんよ。もちろんよほど高設定だらけの店で打ってるんなら話は別ですが、そういう店があれば当然人が集まり競争率が高くなるわけで、どちらにしろ毎日毎日高設定にありつけるなどということはほとんどありえない。出玉性能が高かったり天井やゾーンが狙えたりする台であれば高設定などなくても勝っていけますが、残念ながらジャグラーはそうではなく、「毎日」というレベルで高設定をつかめるような状況でなければ、とてもじゃないが「喰う」というほどに勝ち続ける(「続ける」というのがポイントです)ことはできない。まあ世の中広いからほんとうにジャグラーだけで喰ってる人もいるかもしれませんけどね、「無理」と思っていたほうが無難です。「喰う」どころか「プラス収支」すら難しいのが現実。
だから私は夕方や夜に高設定の香りを漂わせる台を発見したときだけ狙っていくという付き合い方に徹している。高設定をたくさん投入していたホールも過去にはあって、そのときには朝イチから狙ったりしたこともありましたが、残念ながら今はそんな状況ではない。そんなふうに、高設定っぽい挙動を見せている台だけを打っても、「とりあえず負けてはいない」っていうくらいにしかならないのですよ。攻略難易度はパチスロ界で最も高い、と言ってもいい。
ということでいつも言うように、ジャグラーでは「勝とう」などということを考えるべきではない。あまり負けないことを目標にとにかく「ペカ」を楽しむ台なんですな。そのジャグラーの最新作の情報が出ていたので書いておきましょう。ただ単に「楽しみだ!」というだけの記事でべつに役に立たないので、ジャグラーマニア以外の方はスルーしてください。
「ウルトラミラクルジャグラー」!安直なネーミング!
12月2日導入開始予定だというジャグラー最新作の名は、「ウルトラミラクルジャグラー」。
名前からして当然「ミラクルジャグラー」の系譜に連なる台であるのは間違いない。ていうか数年前には「スーパーミラクルジャグラー」ってのを出したじゃん。「スーパー」の次が「ウルトラ」。なんという安直さ。子どもか。わかりやすいからいいけど。
う~んしかし、「ミラクルジャグラー」シリーズ、あまりいい思い出がないんだなあ。過去の収支表を紐解いてみると、「スーパーミラクルジャグラー」は58回打ってたったのプラス 424枚。2014年以前は機種別の収支をつけていなかったので初代ミラクルジャグラーについては成績が不明ですが、たぶん大負けしている。
いつだったかわからないんですが、猛烈な連チャンで3,000枚くらい出してから1,800回くらいハマってほとんど飲まれちゃったっていう体験をしたのがたしか初代ミラクル。
なにしろBIG偏向型の荒波仕様ですしね、そういう理不尽な連チャンやハマリを喰らうことが非常に多かった印象。
それに、まさに「ミラクル」をみせられた感覚に陥るようなド派手な演出は、まあ面白いといえば面白いんだけれども、ジャグラーにそれが要るかと言われればやはり「あってもいいけど、べつになくてもいい」というふうになる。
ホールで見ていてもわかるように、つねに人気なのはアイムやマイやゴーみたいな、余計な演出の少ない王道タイプであり、ファンキーやハッピーのような王道からはずれたタイプはイマイチ人気がない。この「ミラクル」もこれまではそうだった。だから「う~ん、どうかなあ」という気持ちもあるってのが正直なところなのですが・・・
どんなジャグラーであってもそれもジャグラー! やっぱり楽しみ!
今回の「ウルトラミラクル」、そんなこれまでの「ミラクル」シリーズの遺伝子を受け継いで、BIG偏向の荒波スペック、そしてド派手プレミアム演出も搭載している模様。
設定5のほうが設定6よりREG確率が高かったりした先代と違って、どちらのボーナスも高設定ほど確率が段階的に高くなるわかりやすいスペックになっているのは好印象。設定1の機械割も先代よりわずかにアップしている。
ほうき星ランプの美しいアクションも見とれちゃいそうだし、「停止ボタン矛盾」は面白いですね。ありそうでなかった演出。疑似遊技を活用したのか。これはホールで体験したらケツが浮きそうですねえ。
私がジャグラー好きになるきっかけをつくってくれた「ハイパージャグラー」のような、リールフラッシュからのペカもあるみたい(さすがにハイパージャグのように「フラッシュしてスカ」はないだろうと思うが・・)だし、演出の幅は先代よりもさらに広がっているようですね!
さっきはなんだかんだ文句言っといてこう言うのもなんですけど、これはものすごく楽しみ!早く打ちたい・・・・
でも、わが地域のホール、たぶん導入しないんだろうなあ。ちなみに「ミスタージャグラー」も私の行動範囲のホールには1台も入ってない。なのでいまだに打ってない。
まあ「ミスター」はそこはかとなく感じられる「みんなのジャグラー」風味が嫌なのでべつに打てなくてもいいんですけど、これはとりあえず打って、「ミラクル」なプレミアム演出を体験しておきたいなあ。
なので明日ホールへ行ったらなじみの役職者をつかまえて「導入してくれ」と言うつもり。私のような人間がそんなこと言ったところでそれが聞き入れられる可能性はあまりない(昨年つぶれた近所のホールはそういうリクエストをたまにきいてくれた。出玉がショボいことを除けば良いホールだったのになあ)ので、たぶん打つ機会はないんじゃないかと思うんですけど、もし打ったらぜひとも稼働記事をつくってみたい。ド派手な演出を搭載していようが、ジャグラーのジャグラーたる根幹部分は変わらないわけですからね!
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