先日の記事 →スロットゲームセンターで名機探訪!2025年冬編!その①。 の続き。だいぶ遅くなりました。なかなか時間がない。
とりあげたのが「ベルサイユのばら」という(パチンコ・パチスロの世界では)マイナーなモチーフの台だっただけに、前の記事はあんまり読まれてないようでした。まあそれは承知の上。需要があろうがなかろうが私が満足できればそれでいいので。
そういうわけで、神奈川県寒川町のスロットゲーセン「スパイダー」さんにて打ったパチスロ「ベルサイユのばら」の仮想実戦について続けていきます。最初に引いたボーナスのところから。
ボーナス時にはもちろんあの名曲が!
打ち始めから300ゲームチョイまで回して、ようやく台の中身がわかりかけてきたころ。契機役はつかめませんでしたが、オスカルとアントワネットのダンス演出成功から赤BIG!
ここでだけは目押しが必要。赤7を狙いますとテンパイ時にアントワネットの「今日はベルサイユはたいへんな人ですこと」という名セリフが!
BIG!ボーナス中はクイズのときだけ逆押しすればあとは順押しフリー打ちでOK。BIG中はあの超名曲「薔薇は美しく散る」をバックに名シーンが流れます!この歌はオリジナルそのまんまかな?ちょっと違う? エース電研のパチンコベルばらは演奏のアレンジが違ったり違う歌手が歌ったりしていてそれも一興でしたが、やはりオリジナル(?)がいちばんしっくりきますねえ。
ボーナス終了画面に出た7枚役の回数は54回。329Gで当たったから、この時点での7枚役の出現率は1/6.1。設定6(1/5.92)には届きませんがまあまあの数字。しかしたったこれだけではなんといえない。じっさいのホールなら迷いつつも「もう少し様子をみてもいいかな」と続行するかな。ここはゲーセンだから当然続行。
原作を踏襲した優雅かつエキサイティングな液晶演出を堪能!
430Gまで回してこの日初めての、アツいとされる前兆ゾーン「三部会」に突入。
前兆と言っても要は演出をみせるための「プチRT」。数ゲームのRTが選ばれた場合は対決演出などに発展し、長いG数のRTが選ばれた場合は「三部会」に突入する、ということらしい。十数ゲームほど継続するようです。
↑ここでいう「三部会」とはもちろん、国家経営に行き詰ったルイ16世がやむなく1789年に招集した、聖職者・貴族・平民の3身分の代表をあつめた議会のこと。パチスロでは議員の数が増えたり減ったり(多いほうがチャンス)、ミラボー伯爵やロベスピエールなど原作にも出てくる有力者が名セリフを言ったりします!
最終的に連続演出に発展し演出成功でボーナスとなります。しかし最初の三部会は残念ながらスカ。
その後すぐ、レバーオンでオスカルの「我らは祖国の名もなき英雄となろう!」という名セリフの、いかにもアツそうなカットインが発生し7枚役。そこからふたたび「三部会」に突入し、最終的にまたオスカルとアントワネットのダンスの演出に発展して、いちどは失敗するものの復活!ボーナス確定!
これが青BIG。さっきのBIG後465G。テンパイ時にはアンドレの「千の誓いがいるか。万の誓いがほしいか」というこれまたベルばらファンなら誰もがシビレる名セリフが発生!終了時に出た7枚役の回数から計算すると、ここまでの7枚役の出現率は1/6.1。まだ下がってきてない。
その67G後にまた赤7BIG。このときはリプレイか単独か、ちょっとわかりませんでしたが、すぐにアランとの決闘に発展して勝利しました。長い前兆と短い前兆がバランスよく織り交ぜられる、って感じなのかな。小役ナビ演出がいきなり矛盾してボーナス察知、とかいうのはないんだろうか。
その157G後、初めてのREG。白白赤揃い。7枚役からアントワネットのカード演出に発展し敗北するもポリニャック夫人がカットインして「王妃様、時間を忘れて楽しめばいいのですよ~」で復活。原作そのままの憎たらしさ。でも出てくれば嬉しいボーナス。アントワネットの破滅の遠因ともなった悪役のポリニャック夫人がカットインして演出成功なのか。まだ王室にカネがあったころはアントワネットにとってはいいお友達で心の支えでもあったから演出としてはべつにおかしくはないのか。面白いからいいか。
REGでは予想どおり、原作アニメのエンディング曲「愛の光と影」が流れます!これも美しすぎる名曲!
その後は目立ったハマリもなく快調にボーナスを引いていきます。液晶演出は実に多彩。バスティーユ牢獄を襲撃したりとか、黒い騎士からロザリーを救うとかいった、きちんと原作を踏襲した演出が展開されます。液晶演出がすべての台だから当たり前といえば当たり前ですけど、作画やサウンドも含め液晶演出のクオリティはかなり高いと言えるでしょう。パチスロとしてよくできているか、と言われれば「否」と言うしかないかな。液晶リールでもいいからリールと演出のからみで1Gで入りが察知できる瞬間が少しは欲しかった。引けなかっただけでほんとうはある?
↑プレミアム演出ももちろん搭載!。今回引けたのはこれだけ。打ち込めばほかにもいろいろ見られるかな?
そんなことを考えながら楽しく続行。8回目のボーナスが白BIG。白BIGではテンパイ時になんというボイスが来るんだろう・・と期待。赤BIGがアントワネットで青BIGがアンドレなら、白BIGはオスカルしかありえない。なら「わたしだけを一生涯愛しぬくと誓うか!」だろうな・・・と予想してたんですが、残念ハズレ。「なんと誇り高き方だ・・この方は生まれながらの女王なのだ」(アントワネットに心服してつぶやいた言葉)でした。今のパチスロならこのテンパイ時のセリフに設定差をつけたりするところでしょうね。私ならリアンクール公爵の「いいえ陛下。革命でございまする」とか、ルイ16世の「私の血が祖国フランスの幸福の礎とならんことを!」とかを設定6確定ボイスに入れますね。その白BIGの終了画面では枠が虹色に。これって設定示唆?
それから数回のボーナスを重ねます。「三部会」でテキトー打ちでボーナス生入り、ってのも体験。なるほどリプレイ非成立時なら揃っちゃうよね。次の三部会ではそれを念頭にボーナス狙って打ったら揃っちゃいました。このへんはじっさいのホールなら他人と差をつける要素となりますね。いまさらそれを知ったところで意味はないですが。
517Gハマったところでそろそろ時間が・・ということでヤメました。2,172G回して差枚はちょいプラスくらい?
7枚役の出現率は1/6.3に落ち着いて、設定推測的には低いとも高いともいえない数値に。ボーナスのヒキも平凡でしたので設定はわかりませんが、そんなことはどうでも。面白かったからOK!
たまには全開フリー打ちでOKのマンガ液晶パチスロを楽しむのもいいものです。それもベルばらという名作の魅力に負うところが大きかったと思いますが。ぜひともまた打ちたい!
フラッと気軽に遊びに来られるくらいの余裕をもちたい!
最後に爆裂AT4号機、私が人生で初めて万枚突破を体験した「サイバードラゴン」をちょっと擦りました。
打ち始めてすぐに「デレレレレデレレレ~!」っていう音とともに激アツの「ドラゴンミッション」(成功すればAT「サイバーラッシュ」確定)が発生。これは発生しただけで高設定の可能性が激アップするのでじっさいのホールでならたとえスカっても「もうちょっと様子をみよう」ということになるのですが、
なんと発生時点でサイバーラッシュ確定のドラゴンミッション「1ゲーム消化せよ」。あれえ~ひょっとしてすでに入ってた?初当たりでこれが出たという体験は記憶にない。1ゲーム消化してサイバーラッシュ突入!
このラッシュが2連で終了。サイバーラッシュは最低2連なのですでに当たっていた残りを引いたのか自力で引いたのか判断できませんでしたが、まあ残っていたんでしょうね。
これももっと打ちたかったですがもう時間がない。ここで帰ることに。
といったところで2025年1月の名機探訪は終了。おカネと時間に余裕があれば2泊か3泊くらいして名機を堪能しまくりたい! そんな余裕がもてるよう、なにごとも一生懸命頑張っていこうと思ってます。