ここのところ更新が滞っていまして、ちょくちょく見に来てくださる方々にはご迷惑をおかけしています。
前から書いているように私は「脱・ぱちんこ生活者」に取り組んでいるところで、そのためにはぱちんこのブログ書いてる時間が惜しいのです。ぱちんこする時間はすぐにゼロにはできない(それでは生きていけない)ので、それを確保するのがせいいっぱい。7月の収支の記事もまだ上げていませんが、半端なことしてるから収支はメタメタです。なんとか時間をとって近いうちに収支記事も上げるつもりですが、7月と8月をあわせて書くことになりそうです。
で、少ないながらもパチスロ打っていまして、だいたいがいつもの北斗や沖ドキなんですけど、まれに最近はやりの台もさわっていますよ。ここのところは「かぐや様は告らせたい」とかいうスマスロのハマリ台がよく落ちているので何度か打ちましたが、マジでこんなもんのなにがおもしれえんだとしか言いようがない台で打つたびに卒倒しそうになる。なにも考えずにフリー打ちしてマンガ眺めてるだけの台。そういう台であっても面白い台も存在する(ミリオンゴッドなんかがまさにそれ)けれど、この台にはそういった台にはあったパチスロとしての魅力、パチスロ打ってる感は一切感じられない。盛り上がるのはBIGの1G連してドパドパ増えるときだけ。それも「カネが儲かる」という理由で脳汁が出るというだけの話だし、そもそもどんだけチャンス目引いても1G連しないし、(リール出目や成立役などの意味で)なにがどうなればアツいのかさっぱりわからないからちっともアツくなれない。たとえば第二停止までは期待薄の出目と演出で、第三停止でいきなり激アツ目に昇格して1G連してオシッコジャ~!!とかいうの全然ないんだもん。どこらへんにパチスロである必要があるのか。パチンコでいいじゃないか。
そして通常時の退屈さはもう異常。これは打ってるときスマホ見るなって言うほうが無理でしょ。あまりにもヒマすぎる。久しぶりに褒めるところが一切ないゴミクソ台をみた、という感じ。一昔前のダクセルの液晶リールパチスロのほうがまだパチスロらしさがあって面白かったのでは。まあホールは儲かるんだろうからその意味ではいいですけどね。
このクソ台、不思議なことにけっこう人気があるようですが、それはもう間違いなく「出るときはめちゃめちゃ出るから」という一点だけがその理由でしょう。私に言わせればダクセル台のほうが面白いけれど、ダクセルの液晶リール台にはそんな出玉性能はなかったから人気にはならなかった。
最近のスマスロはこんなのばっかりですよね。ゲーム性はゴミ、そのかわり出玉性能をいかに尖らせるかに特化した台ばかり。これでは依存症層と、テレビゲーム感覚でスマホで動画みながらスライド打ちするのがパチスロと思ってる若者しか打たなくなるのは当然。そしてパチスロメーカーは「どんなゴミみたいなゲーム性であろうがとにかく出玉性能が尖ってりゃあお前らそれでいいんだろ?」となって、ますますゴミみたいな爆裂台を連発していくでしょう。私も含めた、波がおだやかで出目演出だけで楽しめるような、出目や演出の法則をさぐりながらしずかな気持ちで楽しめる台が打ちたいなどというオールド層はますますパチスロから離れていくでしょう。そしていつかは業界もまた出玉規制をくらって、いまかぐや様とかを打ってる若者たちも離れていき、ますますパチ屋は閑古鳥になり業界は滅ぶのでしょう。
オーイズミの新プロジェクトに期待!名機のリメイクから始めろ!
そんなことを考えていたら、オーイズミが「REAL A+」なるプロジェクトを始動する、というニュースが目に飛び込んできました。
→パチンコ・パチスロ情報島 オーイズミ、パチスロの新シリーズ「REAL A+」プロジェクトを始動
オーイズミのサイトにはその情報が見当たらないんですけど(このへんからもうやる気を疑っちゃう。頼みますよホント)が、記事によれば
同プロジェクトは、「高射幸・高コイン単価の時代だからこそ”遊技として”の面白さを!」「本物のボーナスが織りなす本物(REAL)の遊技体験!」をコンセプトに立ち上げられたもので、高射幸性や高コイン単価機が主流となっている現在の市場環境に対し、パチスロ本来の魅力であるリアルボーナスの楽しさを再喚起していく方針だという。
「リアルボーナス搭載機だからこそ提供できる本物(REAL)の遊技体験を、シリーズを通じて展開していく。
ということらしい。
細かいことはわからないが、これだけをみると低射幸性、低コイン単価のリアルボーナス機を頑張ってつくっていく、というふうに読める。ということはリーチ目主体のいわゆるAタイプマシンなんかもつくってくれるということか!!
これは楽しみ。どんな構想をもっているんだろう。5号機時代にさかんに出していた「ハネスロ」みたいなやつかな。しかしハネスロはウケなかったし、すると個人的には新ハナビくらいのスペックの、出目演出で魅せる「ザ・パチスロ」なやつを期待したいですなあ。
ていうか4号機末期の幻の名機「スペックA」をそのまんま復刻してくれ。獲得枚数は少なくてもいいから!
何度も書いているように、出目以外の演出は遅れとフラッシュだけ、要ビタ押しのリプレイハズシの効果は50枚(いやもっと多いはず)というあまりに硬派な名機「スペックA」は私にとっていろんな意味で思い出深い台。ぜひともリメイクをお願いしたい!
→スロ専ゲームセンターで名機探訪!その③~「スペックA」~(前編)
→スロ専ゲームセンターで名機探訪!その③~「スペックA」~後編
液晶とか余計な機能はもちろんなしで。リプレイハズシの緊張感をいかにして再現するかにだけ注力して。サウンドも当時の古臭い音でいいから! いや、ボーナス中のサウンドは演奏力の高いメタルバンドに新アレンジを録ってもらうのもアリかな。プレミアムで「リニアフラッシュ」のBIGの曲が流れるとかってのもいいな。
↑BIG中にいろいろウルサイ演出をみせてさらなる大量出玉獲得のチャンスを煽ったりしなくても、「リプレイハズシをミスらずにやってみせるぞ!」という緊張感とカッコイイ音楽があれば脳汁ドパドパになれるのですよ!
この名機の(忠実な)リメイク台が打てるのなら朝イチからパチ屋に行こうという気も起きるというもの。
そういう台の必要性を理解できるホール運営者がたくさんいればいいが・・・
しかし。かりにオーイズミが素晴らしいリアルボーナス台を出してくれたとしても、我々プレイヤーが気軽に打てる状況になるかというのは微妙ですね。まず導入しようというホールがどれだけあるか。
そういう台をシマで設置して高設定つかって、ほんもののパチスロを打ちたいというマニアの欲求を満たしてそういう客を増やしたいという高い志をもったホール店長がいっぱいいればいいですけどね。そんなことをしても儲からない、となればそうはいかないでしょう。店長がやりたくても上が許さないというホールチェーンとかもあるだろうし。
いずれにしろ、爆裂性が高い、という「だけ」の台が多少ウケたとしても、それはいまパチ屋に来ている依存症層が喜んで打っているだけであり、あたらしいお客の獲得にはつながらないし、そんなものを頼りにしているだけでは、いつか必ずまた喰らう出玉規制の波がきたらまたまたお客が離れ、ぱちんこ業界の滅びが近くなるのでは。オトナが楽しめる台をもっとつくってくれよ。業界人はみんな出玉規制のせいで客が減ってると思ってるようにみえるけど、いやいやいやただ単に面白い台がなさすぎるというだけだから!
と、いつもと同じ愚痴を並べましたが、ともかくオーイズミがどんなことをしてくれるか、今後に期待して見守りましょう!