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10月11日のNHK「うたコン」をみた

NHKの「うたコン」、今回は「ザッツ東京!歌でめぐる夢のパラダイス」と題して、

「東京の歌」を特集するそうです。

この前ふり部分は放映前に書いています。

 

個人的な話なんで飛ばしてくれてけっこうなんですけど、

東京の曲ときいて私がパッと思いついたのは・・・

・浜田省吾の「東京」

・内山田洋とクール・ファイブの「東京砂漠」

・やしきたかじんの「東京」

・フランク永井&松尾和子の「東京ナイト・クラブ」

・Y&T(アメリカのハード・ロック・バンド)の「Midnight In Tokyo」

 

まあ、「だからどうした」という感じでしょうけど、

なぜか哀愁の漂う曲ばかりになりました。私のような田舎者には、東京に対して

「油断のならない、悲しみに満ちた土地」というイメージがあるのかもしれません。

サラリーマン時代にはそこで働いてもいましたが・・・。

「夢のパラダイス」だとはまったく思わないですね。

 

東京と名の付く歌っていっぱいありますよね~。

名の付く歌だけでもゴマンとあって、浅草だの銀座だの新宿だの、

地名を絞ってもさらに多くの歌がありますね。そのなかから、

どういった選曲で聴かせてくれるのか・・・。

今回の出演予定者は、荻野目洋子,川野夏美,工藤あやの,伍代夏子,椎名佐千子,純烈,竹島宏,中村美律子,西内まりや,氷川きよし,肥後克広,上島竜兵,福田萌。

 

あやの(親しみをこめて呼び捨て)が、何を歌うのか、自分の曲が歌えるのか、

だけが、個人的に注目するポイント。

古い曲が中心

今回の曲目は以下の通りでした。

「東京ブギウギ」・・・・・全員

「東京の屋根の下」・・・・氷川きよし

「東京キッド」・・・・・・川野夏美

「すみだ川」・・・・・・・伍代夏子

「二人の銀座」・・・・・・竹島宏&工藤あやの

「紅とんぼ」・・・・・・・椎名佐千子

「六本木純情派」・・・・・荻野目洋子&純烈

「コモエスタ赤坂」・・・・氷川きよし&竹島宏&純烈

「東京ラプソディ」・・・・全員

「夜明けのカラス」・・・・竹島宏

「BELIEVE」・・・・・・・西内まりや

「つづれ織り」・・・・・・中村美津子

 

選曲は、最後の「話題の曲」を除くとすべて昭和の曲。

落ち着いたアダルトな雰囲気で、NHKの番組らしくてよかったんじゃないでしょうか。

ダチョウ倶楽部のふたりはさすがにおもしろいし、

橋本アナのツアコン姿はとても似合っていました。

 

でも、正直言うと、今回は選曲が古すぎて、私のような中年でも

ピンとこない曲もありました。

「東京の屋根の下」「すみだ川」は知らなかったし。

リアルタイムで聴いたのは「六本木純情派」だけ。

ロス・インディオスの「コモエスタ赤坂」は、

生まれてなかったけど、カッコよくて大好きな曲です。

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「宣伝」で出演させるのは、NHKとしてはどうなのか

というわけで、楽曲的にも特に書きたいことがないし、

あやのも竹島宏とのデュエットだけしか出番がなかったので、

今回は前から気になっていたことを書いてしまいましょう。

 

西内まりやが、自身の主演映画(『CUTIE HONEY –TEARS-』)

の主題歌だという「BELIEVE」を歌いましたね。

これがまた恐ろしく退屈な曲だったんですけど、まあそこは置いとくとして、

とくにJ-POP系の出演者は、このパターンが多いですね。

新作アルバムだの、話題の映画だのに出ている、とか、その曲を歌っているとかいう場合に、

宣伝(としか思えない)というかたちで出演する。

先日の「ミス・サイゴン」もまさにそれで、テーマと関係ないかたちでねじこまれてくる。

まあ、演歌系歌手でも、新曲が出ればそれで出演、ということもあるわけで、

それがどうしたと言われればそうかもしれないけれど、

NHKが特定の商品や作品の宣伝をする

(今回も、映画名を出してないし、気を使っていることはわかるが)、ということに違和感があるし、

何より気に入らないのは、今回の西内の曲のように、「宣伝」ぽくねじ込まれてくる曲は、

とてもじゃないが天下のNHKのこの枠で聴かせるほどのレベルのものじゃない場合が

けっこうある、ということなのです。

 

「公平」を謳い文句とするNHKだからこそ、まんべんなく出演させてあげる、

ということなのかもしれないですが、

「いやいや、こんなんじゃダメだよ、レベルが低すぎるよ」

とかいう話にはならないんですかね?

先週出た星野源も、けっこう売れてたり(ほんとに?)、大河ドラマつながりがあったり

するから呼んだんでしょうが、

曲のつまらなさ加減はもう尋常じゃなかった。

 

宣伝のために出る出演者がいるのはある程度しょうがないとしても、

視聴者が「なにこれ・・・」と思ってしまうような人や曲を

出すのは、結局番組のためにならないと思います。

竹島宏はこのままでは生き残れないと思う

竹島宏がものすごく久しぶりに、自分の曲を披露。

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個人的には曲そのものはちょっとイマイチな感じ。

なによりも、この人もデビューしてもう15年近くになるのに、

あんまりうまくなってないな~というか、

いつまでたっても「味」が出てこないな~というか。

この番組ではカバーを歌わされることが多いんですけど、

そのたびに「ああ、もっと練習しないと・・」と思ってしまいます。

 

ここらでもうちょっとがんばって、

「イケメンなだけじゃない」という面を開発するとか、

デカいヒット曲を出すとか、なにかないと、

このままでは

「たくさんいる、氷川きよしのフォロワーのうちの一人。」

というだけで終わってしまうんじゃないか。

これは、「イケメン3」のほかの二人(山内惠介、北川大介)にも

言えることで、とにかく歌唱のほうは物足りない印象です。

重厚な雰囲気でよかったけれども

選曲が古いせいもあって、

ダチョウ倶楽部が出ても軽薄な雰囲気はなくて、

全体としてはよかったと思います。

工藤あやのの出番が1曲だけだったのが不満ですが、まあ、新曲もないし、

しょうがないでしょう。次回出演に期待。

 

そういうわけで、短いですがこれで終わります。

来週も期待して観ようと思います。

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