パチスロ初心者向けの講座の続きです。
以前の記事 パチスロ・目押しのできない方へ~その重要性を認識しましょう~
において、目押しができないということがいかに収支に
悪影響を与えるか、ということを書きました。
これから、目押し力を向上させるためにどうするか、
を書いていきますが、とりあえず、
「通常時の小役をとりこぼさない」ことと、
「ボーナスを迅速に揃える」
ことを目標としましょう。
ぴったりの位置に押す必要はないので、はっきり見えなくてもよい
パチスロのリールは、ストップボタンを押した位置から最大4コマしか
すべらないので、目的の図柄よりそれ以上離れた場所で押してしまうと、
小役を取りこぼしたり、ボーナスが揃えられない、ということは
前の記事で書きました。
逆に言えば、現在のパチスロの規定では、
「成立した役は最大限引き込まなければならない」ことになっているので、
4コマすべれば引き込める位置で押せば、とりこぼすことはないのです。
最近の一部のノーマルタイプ機でよくある
「ボーナス中に~をビタ押し(1コマのずれもなくぴったりの位置を押すこと)
すればなんたらかたら~」などというのは別の話になりますが、
通常時の小役やボーナスの目押しに関していえば、
そこまで難しいことはないのです。
しかも、図柄には色がついていたり、大きくて横にはみだしていたり、
つまりある程度は見やすくなるようにデザインされているので、
それをヒントに押せばよいのです。
ジャグラーのチェリーを奪取しよう
前の記事でも引き合いに出した「マイジャグラーⅢ」。
適当に押すと取りこぼす可能性のある小役は、
チェリー(2枚)、ピエロ(10枚)、ベル(15枚)、
もちろんボーナスも狙わないと揃いません。
ピエロとベルについては、成立確率が非常に低く、
難易度も初心者には高いため、とりあえず狙わなくていいと思います。
それよりも必ず奪取しなければいけない、しかも目押しがカンタンな
「チェリー」を獲得できるようになりましょう。
チェリーが見えなくても問題ない
「マイジャグラーⅢ」の左リールのチェリーは
2個あります。このチェリーが枠内に止まれば
2枚の払い出しになるわけですが、
チェリーを枠内に止めるために、チェリーがはっきり見える必要はありません。
チェリーは、2か所ある「バー図柄」の、それぞれ上と下にくっついているので、
チェリーを狙うのではなく、「バー図柄」を狙います。
バー図柄のほうが大きくて見やすいですよね。
目をリールから少し離して、気持ちを落ち着けて
リールを見つめていれば、黒いカタマリが
通過していくのがわかるはずです。
その黒いカタマリを狙って押せば、チェリーを獲得できます。
とは言っても、「カタマリが見えたら押せ」と言われても
押すのはなかなか難しいですよね。
基本的に、「見えたら押す」というのは上級者でも難しいことです。
ではどのように押すのかというと、
「見えたら、1周後に押す」のです。
リールが1周する時間をおぼえる
これが重要です。リール1周の時間を体で覚えることです。
そうすれば、目的とする絵柄がなんとなくでも見えれば、
それが見えたあと、1周後、またその絵柄が落ちてきたときに、
狙って押すことができます。
リールは、だいたい約0.8秒ほどで1周します。
これはもう、練習を繰り返して体得するしかありません。
これをマイジャグラーⅢで練習する場合は、右リールでやってみましょう。
右リールには、7図柄とバー図柄がくっついている、大きなカタマリが
ひとつだけあります。
左リールは、黒いバーが2か所、赤い7が2か所あり、
1周する時間を体得する練習には向きません。
右リールを、気持ちを落ち着けて眺めていれば、
黒いカタマリが通過しますよね。
このカタマリは1周に1回通過するわけで、
カタマリが通過するタイミングをリズムでおぼえるのです。
今度ジャグラーを打つときに、右リールのカタマリを
狙う練習をしてみましょう。通常時にこの練習をしても
損はしないので、毎ゲームやってみましょう。
もしくは、ボタンを押さずに、ボタンの横あたりを、
タイミングに合わせてポン、ポン、とリズミカルに
押してみるだけでも、練習になると思います。
1周のタイミングを覚えたら、左リールで2つある黒いバーの、
どちらかを目でとらえ、それが1周後に落ちてきたときに押せば、
チェリーを獲得できます。
まずは2つのことを習得しましょう
まずポイントはふたつ。
①絵柄の特徴(色、大きさ、横にはみ出した部分)などをとらえ、
だいたいでいいからそれが通過するのをとらえる。
②リールが1周する時間を体でおぼえる。
これができるようになるだけで、取りこぼしなどによる損を、
かなり少なくできるはずです。
とりあえず、意識して練習しましょう。
やれ設定だのやれ期待値だのいうことよりも、
長い目で見たときの収支への影響は絶大です。
目押しについては、さらに続けて書いていきます。