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パチンコ店は「椅子」にカネと注意を払うべきだ

ちょっとどうでもいい話、しかし私にとっては切実な話を。

いまさら言うまでもなく、パチンコ・パチスロは座ってプレイするものですね。

昭和30~40年代ころまでは立って打っていたようですが、現在はないですね。

でありながら、座るための「椅子」に神経を配っているホールは

意外に少ない、と感じています。

今回はこれについてちょっと書いてみます。

「ゆったり」をアピールしているD店・・・

低貸しかないのでめったに行かない、「ゆったり」をウリにしている巨大全国チェーンのD店、

と書けば誰でもわかると思いますが、

そのD店が先日、「設備をあたらしくしました!」と

プチリニューアルを実施。椅子を新しくしたとのことでした。

 

このホールは、「ゆったり」をアピールしているわりには遊戯環境は最悪のほうで

(このチェーンはほかの店舗も全部そうなんでしょうか)、

メダルは汚いし、隣の人のタバコの煙はカオに直撃するし、

なにより椅子が良くなかった。なにが良くなかったのかは後述しますが、

そういうわけなので椅子がどうなったのか見ておこうと思い、行ってみました。

最重要機能がない

このホールの椅子のなにが良くなかったのかというと、

座面が固いとかいうのはやむをえないとしても、

「座面の高さが調整できない」というのが致命的でした。

 

私の地域のホールは、多くが椅子にこの機能を持たせていますが、

全国的にはどうなんでしょうか。

座面の下にレバーみたいのがあって、

それを引っ張ると座面が下がり、

席から立つと自動的にもとに戻る機能。

椅子メーカーのカタログではこの機能に「フルオートガス上下」という名前がつけられています。

 

この機能がついてくれれば、D店へ行く機会も少しは増えるかな・・

と思ったんですが、やっぱりついていませんでした。

ただ、椅子がキレイになっただけ。

 

椅子メーカーのカタログをみてみると、

この「フルオートガス上下」はだいたいがオプション扱いになっています。

つまり、この機能を椅子にもたせていないホールの店長、管理者は、

この機能の重要性を認識していないか、

それともカネをケチって(いくらかかるのか知らないけれども)いるか、

のどちらかと考えられます。

椅子の高さが合わないと長時間プレイはキツイ

まあ、昔のパチ屋の椅子などはただの丸椅子みたいなのだった記憶がありますから、

背もたれがついているだけいいのかもしれません。

しかし、パチ屋の椅子には老若男女が座るわけで、

高さ調整ができないと困る人はたくさんいるはずです。

高さ調整できない椅子は、いったい誰を基準に高さを決めているんでしょうか。

 

理想的な椅子の高さとは、ふくらはぎと大腿が直角、そして足の裏が地面につくくらい・・・

というのが一般的だそうです。

で、私はほとんどの場合、高すぎてダメ。

大腿の裏側がすぐに痛くなってくるし、とにかく疲れます。

医学的に詳しいことはよくわかりませんが、

腰や背骨などへの悪影響もあるでしょう。

なので、パチ屋に行って着席したら、

すぐに座面の下にあるレバーをまさぐって低く調整するのです。

が、この「ゆったり」をウリにしているホールではそれができない。

 

私がパチ屋に行くのはカネ目的なので、

勝てるホールであれば椅子がパイプ椅子だろうが

タバコ臭かろうがトイレが公衆便所なみに汚かろうが

ガマンして打ちます。

しかし、よくよく考えてみると、

椅子やタバコやトイレなど、遊戯環境や設備をおろそかにしているホールは、

そもそも勝ちにくいんじゃないか、という気がします。

少なからず売上や来客数に影響するのでは?

ここから先はすべて私の推論ですが、

まず、椅子の高さ調節ができないとか、

もしくはタバコの煙が直撃するといった遊戯環境が劣悪さは、

ホールの売上に影響が必ずあるはずだ、ということ。

 

カネが目的で打っている私ですらも、

椅子の高さ調節ができないホールとできるホールが並んでいたら、

出玉期待度が同じくらいなら間違いなく

いい椅子を使っているホールを優先するわけです。

 

「ゆったり」長時間楽しみたい・・という客なら、

快適に遊戯できるほうを選ぶ可能性はかなりあるでしょう。

これで来客数が減りますよね。

さらに、せっかく来た客も、粘ろうと思っても疲れちゃうのでやめちゃうかもしれない。

そうすると売上も減りますよね。

 

そんなやつそんなに多くいねえだろ・・というなかれ。

もっと懸念されるのは、

「椅子の高さが調節できない」ということを

ホールの管理者がどのようにとらえているのか、という点です。

経営者、管理者の姿勢が疑問になってくる

考えられるケースはこんな感じでしょうか。

 

①機能を付けたいけど予算がとれない

②既存の椅子がその機能をつけることができないもので、新しくするのは大変

③そもそも、椅子の高さ調節が必要だという認識がない

 

①、②はまだ理解できます。

店長がつけたいと思っていても上司が許可しないとかいう場合もあるでしょう。

③は論外ですね。

私もサラリーマン時代には不特定多数の客を相手にするお店の管理をしていましたので

わかりますが、そういうところを客の目線にたって考えられない、見られない人が

運営している店というのは、いろんなところにほころびが出てくるものです。

 

さきに言ったように、快適じゃないから売上が減る。

だから、出玉で還元できない。

そして、快適設備にカネをかける体力がない、ということは、

つまり出玉を還元する体力もない、ということであり、

管理者が客の立場にたって考えてくれない、ということは、

客になるべく楽しんでもらおうとかいう考え方ではなく、

「客がいるところからできるだけ搾り取れ!」とばかりに、

ジャグラーやハナハナや海物語から抜きまくる営業をする、かもしれない可能性が高まる・・・

 

のではないか、と思うのです。

つまり、そういうホールでは勝てない、という方程式ができあがるんじゃないか。

 

考えすぎですかね。

でも、パチ屋の運営者は、椅子ひとつでこんなふうに考える人間もいる、

ということも知るべきだと思うのです。

まだまだパチ屋はクリーンで快適な遊戯空間になれていない

なんだかんだ言いましたが、

昭和時代に比べればものすごく快適で明るくなったパチンコ店も、

まだまだ改善してほしい点はたくさんあるなあ、と思います。

個人的には業界が一丸となって全店禁煙化を実現してほしいですが、

まだ当分は無理そうですね。

 

とりあえずタバコは我慢するので、

ハナクソみたいな新台を買うおカネを少し減らして、

椅子だけはなんとかしてほしいなあ~という願いを込めて記事にしました。

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