めったに新台には触らない私ですが、
大都技研の「シェイクⅢ」のハマってる台を何度か発見し、
ゴッドシリーズ以外でも稼ぐすべを開発しなくてはいけないというのもあり、
打ってみました。
4号機「シェイク」は1回さわっただけでほとんど覚えてないですが、
5号機のノーマル機「シェイクⅡ」はかなり打ち込んだので、
ほんのちょっとだけ期待して打ち始めたものの・・・
天井は1500ゲーム。初当たり確率を考慮すれば深い天井ではないが・・
天井性能は、通常ゲームを1500ゲーム消化で疑似ボーナス「SHAKE BONUS」に当選、
というもの。初めて打った時は1290ゲームくらいで拾ってシングル揃いで即終わり。
そのほか、900ゲームくらいで数回拾いました。
いずれも天井前に当たったんですけど・・
しかしとにかく・・・
通常時ははっきりいって退屈。
設定1の初当たり確率が1/447.5ということなので、
1500ゲームというのはとくに深い天井というわけではないはずですが、
900ゲームほどから打ってもめちゃめちゃ天井が遠く感じました。
初当たり確率が重いというのは前作「シェイクⅡ」も同じなんですけど、
「Ⅱ」はリアルボーナスのみの仕様で、
(いちおう)毎ゲームいつでもボーナスの期待が持てたし、
リール出目的な楽しみも見出せました。しかし「Ⅲ」は・・・
出目演出の楽しさは皆無
液晶演出はカッコいいのに、なんでこんなに退屈なのか。
それはやっぱり出目演出が単調だからだと思うんですよね。
フラッシュするのを待つしかやることがない。
で、ものすごくひさしぶりにチェリーを引いて連続演出に発展しても、
成功するか否かはそれが何回目の演出なのかで管理されていて、
「ハイハイ、どうせスカなんでしょ」としか感じない。
VJ高確率中も、いちおう成立役で当たりを抽選していますが、
出目が単調なのでアツくなれない。
出玉を得るまでのハードルが高く感じられるからムカつくだけになる
これがボーナスタイプでリーチ目が楽しめるなら、当たりが重かろうが
飽きずに打てると思うんですけどね。
「Ⅱ」はそれがあるから面白かったのですが、
「Ⅲ」は重いレア役→やっと連続演出→たま~に、なんだかわからないけど成功、
でようやく当たって、さらにそこから1ゲーム連を引かなくてはならないという、
そこそこの出玉を得るためのハードルがものすごく高く思えるゲーム性。
この台に限ったことではないですけど。
もう、なにが起ころうとも「ハイハイ、スカね」としか思わなくなってくるのです。
「Ⅱ」もそうだっただろ、という向きもあるかと思いますが、
決定的に違うのは、少なくとも「Ⅱ」は、液晶演出との絡みやリーチ目によって、
リール出目で「入った~!」という悶絶する瞬間を楽しめたということです。
リール出目でアツくなれない台はダメ
「シェイクⅡ」もそれほど出目演出が奥深いわけでもなかったし、
当時の台がみんなそうだったようにボーナス優先制御だったので、
アッと驚くような奥深いリール制御があったわけでもないですが、
そこを液晶演出の楽しさと、液晶とリールの絡みで補っていたと思います。
↑所有しているプレイステーション2にて「シェイクⅡ」をプレイ。
SHAKE高確率中50%表示はスイカorサボハニorボーナスで、1リールで悶絶!
しかも、枠下にバーが滑り落ちていてビッグ濃厚!ビッグ1回で400枚オーバー!
ドヤァという瞬間ですね。
こういうふうに、リール出目で素直に喜べる仕様にどうしてしてくれないのか。
かたや「Ⅲ」で400枚出すためには、さまざまな関門を潜り抜けてやっと当たり、
そこから1ゲーム連させなければならない。そこまでにさまざまにドキドキして、
そのドキドキが楽しいという人もいるでしょうが、ドキドキが多いということは
ムカつく瞬間も同じだけ多くなるのです。だから面白くない。
しかも、リールでドキドキするのではない。液晶演出の行方を見守るのが基本。だから飽きる。
「Ⅲ」も液晶演出そのものと、曲はなかなかいいが・・
とにかく出目演出はハナクソ以下の「Ⅲ」ですが、
さすがに曲と液晶演出のデキはそんなに悪くない。
小役ナビがハズレたりすればもっと面白いのになあ・・・。
↑せっかく連続演出成功でも、ハナクソ並みに面白くないチャンスゾーンへ行くだけ。
↑「Ⅱ」のラップバトルでは、相手の「no way no way no way!!!」
という早口が面白くていつも笑ってました。
↑ボーナス中の楽曲はあいかわらずなかなかよい。ナディアのダンスもカッコカワイイ。
この名曲が選択されれば1G連確定です!
曲のクオリティは高いのにサウンドトラックは配信のみの販売。
CDで出してくれ!→シェイクⅢ 公式サイト。
まあ、出目がダメダメでも液晶演出がものすごく面白いなら許せるのです。
私にとっては「走れメロス」(バカバカしさがダントツ)とか、
「空手バカ一代」(暑苦しさが最高)とか、
猪木シリーズ(笑える上に女の子がカワイイ)とかがそうでした。
今回の「シェイクⅢ」が、ダメダメな出目演出をカバーするほど液晶演出が面白いか
というと微妙なんですけど、それでもハイクオリティなのは間違いないと思います。
「ジャッカスチーム」みたいにリアルボーナスも搭載していてくれれば、
もう少し出目で楽しめたと思うんですけどね。そこは本当に残念。
文句ばかり書いたけど、また打ちます
通常時の退屈さはあるとしても、とりあえずまた打ちたいと思わせるものはある「シェイクⅢ」。
まだ3回しか打ってないですが、それなりにダブル揃いするし、シングル揃いでも
そこそこ連チャンする印象なので、「当たっても当たっても単発」という
イメージはいまのところない感じ。このへんのバランスはまあまあですかね。
天井しか狙わないと思いますけど今後も打っていきます。