2013年の登場以来、人気機種として活躍してきた
パチスロ「SLOT魔法少女まどか☆マギカ」が、
わが地域でも撤去されました。
人気機種なだけに私もちょこちょこ打ちましたが、
まああんまり勝てなかった。それどころかトータルでは負けで終わりました。
今回はこれについて感じることを書いておきます。
ただの主観をズラズラ書くだけなのでなんの役にも立たない記事です。
ハマってる台だけを狙い続けたが・・・
収支表を確認してみると私のSLOTまどか☆マギカの収支は、
84回打ってトータル差枚数はマイナス 988枚。
なんとマイナス収支。
1回だけ、あるホールで増台されたときに高設定を期待して打ったら
猛烈に高設定クサい挙動で4千枚くらい出たことがありましたが、
それ以外はほぼすべてがハマリ台を狙ったもの。
600G手前くらいから打ってました。
まあ、天井に強力な恩恵があるわけではないので闇雲にハマリ台を狙うだけで勝てるようなカンタンな台ではなかったわけですが、
それにしてもいつもいつもラッシュには入らず、
ラッシュが引けても駆け抜けで終わってばっかりでした。
フリーズは1回も引けなかったし、アルティメットバトルは2回突入して2回とも5連で終わり。
「ワルプルギスの夜」はいつもいつもこれ。
私としては、とにかくまとまった出玉を得るまでのハードルが高い台、という印象でした。
私が巡回するホールにはこの台を毎日打ちまくっていた人がたくさんいましたが、
よくカネがもつなあと思ってみていました。
そういう人たちはみんないつのまにか来なくなった。カネが尽きたのか飽きたのか。
液晶演出の多彩さと楽曲には目を見張るものがあった。でも・・・
まあ、勝てなかったのは仕方がない。私の実力不足。
で、ゲーム性や演出について目を向けてみると、
そこはこの台は(モンハンだのバジリスクだの番長だのといったカス台と比較するなら)
なかなかのものがあったと感じます。
私はこの台を打つまで原作の「魔法少女まどか☆マギカ」の存在を知らなかった。
パネルの絵をみたとき、萌えをウリにした、プリキュアやセーラームーンみたいな変身ものだと予想しました。
なのでのちにレンタルDVDでアニメをみたときにはその陰鬱さにビックリしましたが、
正直言ってアニメにはそれほど魅力を感じなかった。
しかしパチスロのほうの液晶演出は作り込まれ方が凄かったと感じますね。
(あまり打ってないからだろうけど)最近打った時でも
「おお・・こんな演出あったのね」みたいなことはたくさんあって、
その意味ではまだまだあと数年は飽きずに打てそうな完成度でした。
液晶演出のデキの良さもさることながら、
個人的には楽曲のほうに魅力的なものが多かったです。
ほんとに数回しか聴けなかったけれど、
「ワルプルギスの夜」ではじめてKalafinaの「Magia」が流れたときには
そのカッコよさに失神しそうになりました。
これがアニメのエンディング曲?・・ありえないクオリティ。なるほど日本のアニメはやっぱり世界一なんだな。
これは圧倒的カッコよさ。
養分だった昔の私なら、これを聴きたいがためにどれだけ負けても打ち続けたでしょう。
Kalafinaのサウンドに魅せられた私は
ビッグボーナスはもちろん常に「バトル告知」をチョイス。
「バトル告知」はイライラすることがないのでその意味でも好き。
・・・と、演出はけっこうよかった「SLOT魔法少女まどか☆マギカ」。
しかし通常時はどうしても1か所を狙って打つことになり、変則押しもできませんから、
出目演出的には深みが感じられなかったのが残念。
モンハンもバジリスクも番長も全部そうで、その部分がおざなりだからとにかく飽きる。
我が家の近所のホールでも、いつも休憩コーナーのマンガをもってきて読みながら打ってるニイチャンがいて、
液晶でなにかが起こるまでが退屈だからそういう打ち方をするわけだ。
常にリール出目に集中することを要求されるゲーム性だったら私も打ち込んだと思うんだけどなあ。
とにかく退屈でした。
「まどか叛逆」も天井狙いで挑戦中
わが地域のホールではその初代まどマギの後釜的に増台するホールが多かったのが、
6号機「SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆」。
こちらは699Gが天井、400ゲーム台後半にゾーンがあるとのことで、
じゃあハマリ台を狙うだけで勝てるんじゃないの・・・
と粛々とハマリ台を狙う戦術で攻めています。
ほんとうは400Gくらいから打ちたいけれど、
200G台後半のゾーンを抜けてヤメ、という台が落ちていることが多く、
なかなかそこまで美味しい台は落ちてない。
現時点では、350Gくらいからでもいいかな・・といった感じで打ってます。
すでに客が飛んでいるのでなかなか拾えないけど、
いまのところ11回打って差枚はプラス 501枚。
まだまだ試行回数が少ないからなんともいえない・・とはいうものの、
11回中ラッシュに入らずに終わったのは2回だけなのにこの成績っていうのは、
どんだけショボい出玉性能なんだ・・・という気もしています。
そのかわり、ハマリ台を打っている限りヒドイ大負けにもならないわけですが、
これはまとまった結果を出すにはとてつもない時間と試行回数が必要になりそう。
まあ、出玉がショボいのは仕方がないとしても・・・
液晶演出も出目演出も猛烈に退屈なのは絶望的だなあ。
思うに、出玉性能は落ちているのに
ゲーム性は5号機の延長というか同じ方法論でつくっているから、
異常に退屈、「ひでえ・・・」と感じられちゃうんじゃないのかな。
どんだけ煽ろうと絶対激ショボなのは明白なのに、
爆裂5号機と同じような煽り演出で煽られても
「めんどくせえなあ・・・」と思うだけ。
「まどマギ」というコンテンツを使えばテキトーな台でもとりあえず売れるだろ・・・
という、メーカー側の驕りと怠慢が滲みでている気がします。
いい年こいたオトナが「まどマギ」だからって喜んで飛びついたりしませんよ。
もういい加減にモチーフとするコンテンツの魅力だけで売ろうとするのはあきらめたほうがいいのでは。
というわけで、5号機初代まどマギは撤去されてもとくに感慨はなし、
6号機まどマギ叛逆は退屈だけどこれからも狙っていく・・といったところです。
もうちょっと打ち込んだら面白さが発見できるのかな。