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パチンコ・パチスロの当たり抽選について理解しましょう

パチンコ・パチスロ初心者の方向けの講座の続きです。

今回は、パチンコ・パチスロの大当たりの仕組みについて。

私は業界人ではないので、専門的な話は知りませんので、

ごく一般的な知識の話です。しかし、長年パチンコ・パチスロを

打っている人でも、この仕組みについて知らない、理解していない人が

驚くほど多いです。

これをきちんと理解していないと、負けのスパイラルから抜け出すことは

難しいです。例によって中級以上の方には役に立たない内容ですのであしからず。

以下、話がわかりやすいように、パチンコの場合に絞って話をします。

大当たりを抽選するタイミング

パチンコなら、スタートチャッカーに玉が入ったときに、

(パチスロは、レバーを叩いた瞬間)

大当たりか否かを、コンピューター内で抽選します。

なので、どんなにアツい演出やリーチが展開したとしても、

ハズレればただのハズレです。

よく、「アツいリーチが来ない台は不調台」とか、

「(パチンコで)この出目が止まれば100回転以内に当たりやすい」

とか、「~の倍数の回転付近がアツい」とか、

意味不明なオカルトを(それを攻略情報としてカネを取ろうとする輩もいる)

言っている人がいますが、

チャッカーに入った瞬間に、毎回毎回

(前の抽選結果とは関係なく)抽選を行っている、

ということを理解していないと、こういう人たちに

騙されてしまうことになります。

リーチがアツいとかいうのは、抽選結果が「ハズレ」だったのを受けて、

コンピューターがたまたまアツいリーチを選んだ、というだけの話だし、

「~が出たら~回転以内に当たる」というのも、

毎回毎回、前回の結果とは関係なく抽選しているとうことがわかっていれば、

そんなことはないだろ、とわかるはずです。

コンピューター内で時計が高速回転しているようなもの

パチンコのコンピューター内で、時計が超高速で回っているものと想像してください。

その時計には、65536個の目盛りが刻まれています。

65536個のうち、一部の目盛りが「当たり」の目盛り、

ほかは「ハズレ」です。

玉がスタートチャッカーに入った瞬間に、その時計の目盛りが

どこにあったかを見ます。その目盛りが「当たり」の目盛りなら、

めでたく大当たりとなります。

65536個のうち、いくつが当たりなのか、

機種によって決められています。

例えば、「CR真・花の慶次 L3ーK」(MAXタイプ)の場合、

通常時の大当たり確率は399.61分の1となっています。

65536個の目盛りのうち、399.61分の1が当たりということですから、

65536÷399.61≒164

164個の目盛りが大当たりです。時計がこれをさしているときに、

玉がチャッカーに入れば当たりということです。

確変中の大当たり確率は64.89分の1ですから、

65536÷64.89≒1010

1010個が当たり、となります。

この数字を見ると、MAXタイプなど打てば

くそハマりばかりになるのは当然と思えますよね。

65536個のうち、たったの164個しか、当たりはないのです。

「これだけハマってればそろそろ当たる」というオカルト

ここで注意する点は、コンピューターは、玉が入ったときに

時計の針がどこにあるかを確認するだけなので、

理論上は無限にハズレを繰り返す可能性もあるということです。

くじ引きのような抽選なら、引き続ければ最後には当たるわけですが、

パチンコ台内部の抽選はくじ引きとは異なります。

大ハマりしている台を見ると、「そろそろ当たる」とか言って打つ人がいますが、

そういうことはないのです。2000回とかハマっている台を

見ることは珍しいので、2000ハマってればいくらなんでも

そろそろ当たるだろ、という理屈なんでしょうけど、

2000回続けてハズレを引き続ける可能性は低い、

というだけの話で、100回転目と、2100回転目の

大当たり確率が違うわけではないのです。

私は京楽の超絶爆裂台「ウルトラセブン」(大当たり確率479分の1)で、

同じ台で2日間で4000回転以上当たりなしを体験したことがあります。

「そろそろ当たる」理論の、「そろそろ」とはいったいいつなのか、ということです。

そりゃあ回し続けていればいつかは当たるでしょうが、

それがいつなのかは誰にもわからない。3000回転目かもしれないし、

20000回転目まで当たらないことだってあるかもしれない。

(ただし、パチスロの場合、「ハマっていればそろそろ当たる」は、

機種によってはあります。なので今回はパチンコでの話にしました。

この辺についてはまた別の記事で書きます。)

ボタン連打で当たるという誤解

私の隣でパチンコ打ってたボタン連打がうるさいおばさんに、

「もうちょっと静かにボタン押してください」と

言ったら、「押さなきゃ当たらないじゃないの!」と

真面目な顔で言われたことがあります。押すなといってるわけじゃないのに・・

すでに説明したように、パチンコではスタートに玉が入ったときに当たりか

ハズレか決定しています。だから、ボタンを押せ!とか言われたときには、

すでに当たるかハズれるかは決まっているわけです。

大当たりの抽選について正しく理解が深まれば、

チンパンジーのように腕を上下させてボタンを乱打する人が減ってくれるのでは・・

と思い、この記事を書きました。

それはともかく、今回の記事で一番重要なのは、

大当たりは、毎回毎回、前回の抽選結果とは無関係に抽選されているので、

「そろそろ当たる」とかいうことはありえないということです。

負けている人はほんとうによく「そろそろ当たる」と言います。

そろそろっていつ?

大当たり抽選について理解したら、どうすれば勝てるのか、

ということが理解しやすくなります。それはまた次の記事にて。

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