ここ最近のパチンコのメインは「スーパー海物語in沖縄4 MTC」。
「沖縄モード」と「マリンモード」はあまり好きじゃないけど、シンプルかつ徹底的に練られた完璧なゲーム性は、どれだけ打っても飽きることがない。まさに「ザ・デジパチ」。
いつもけっこう回る台をつかめてはいるものの、いつ何時打ってもヒキに恵まれずなかなか勝ててない。しかし仮にクソハマリ連発を喰らったとしても、「このクソ台が!」とムカついたりイライラしたりすることはないです。その辺りがそこらの子供だましのマンガ台とは完全に一線を画しているところ。
というわけでなかなか勝てなくても海物語を打つのは楽しいのです。
しかし残念ながら、私が最近行っているホールには、他人の楽しい海物語ライフをぶち壊そうとする人がたくさんいる。
しかもそれが普通なら他人への思いやりやものの分別というものをきちんと備えているはずの、中年以上の年配層。
これだからパチンコの社会的評価は低いままなんだなあ。
とにかく強打&連打する常連客がわんさかいるホール
朝から出勤し、よく回る台をつかんで「さあ~あとは徹底的に粘るだけだ!」といい気分で打っていた日。
昼頃になるとだんだん客が増えてきて、海物語のコーナーも少しづつ埋まってきます。
このホールは異常に喫煙者が多く、しかも分煙ボードが小さくてほとんど役に立たないので、クセえ奴がそろそろ隣にくるんだろうなあ・・・と思っていると、やっぱり来た。
いつもカオをみる常連のオバサン。もちろん喫煙者。
いつもどおりタバコをバカバカ吸いながら打ち始め、大量の副流煙が私のカオに流れてきます。
こうなると楽しいはずの海物語の時間が拷問にかわる。公共の場でタバコを吸うということはイコール他人に苦しみを与えることなんだ、と全喫煙者が理解してくれていれば、健康増進法で「屋内全面禁煙」なんてことは必要なかったんでしょうけどね。喫煙者みんなが他人の健康よりも自分がキモチ良くなることのほうが優先だと思っているから法で縛らなくてはならなくなる。4月からぱちんこしながら吸えなくなってしまうのは、喫煙者の自業自得というものでしょう。
まあしかし、とりあえず現時点では「タバコを吸ってはいけない」とはなっていないわけだから、カオをそむけながら我慢して打ち続けるんですけど、それよりももっと嫌なことをこのオバサン(だけでなく、このホールの海パチンカーの大部分)はやってくれちゃう。
それは、ボタンの強打&連打。
リーチしようものならそこから連打開始。当たり図柄が通過する瞬間はさらに叩く強さとスピードがアップ。はずれれば悔しさを叩きつけるように強打。
当たったら当たったで確変昇格を祈って連打。確変なら確変で嬉しさを強打であらわす。
うるせえなあ。うるさいだけならまだしも、強打しすぎで隣のこっちの台も揺れちゃう。海だからまだいいけど、天龍とか闘将覇伝とかだったらどうすんだよ。
私もサラリーマンパチンカーだったころはこういうときに「もうちょっと静かに打ってもらっていいすか?」とかけっこう言ってたんですけどね、いまはパチ屋でトラブルを起こしたり無駄に目立ったりするのは絶対に避けなくてはならない立場だし、面倒くさいのでガマンして放っておくことが多いのです。
その程度のことで左右されるような私のメンタルの弱さが悪い・・・というのもあるんですけど、まあしかしウルサイ。ドガン!という強打の音が響くとドキリとしてしまう。
本人はそういう打ち方が当たり前だと思っているんだろうし(いかにもブッ叩きたくなるようなボタンですしね)、それが楽しいんでしょうが、そういう打ち方は仮に「今」楽しくても、長い目でみれば必ず自分に不利益として跳ね返ってくる、ということを知るべきだと思います。
何度も言うけど、「マナーが悪い人間は勝てない」
というのはどういうことかというと、台をバシバシブッ叩いて他人を不快にさせ続ければ、私のように「この店で海物語打つの嫌だなあ」と思う客も少なからず出てくるわけです。
私のようにパチンコをカネのためにやってる人間は周りの人間がどれだけ迷惑な人であろうがそんなことはガマンしなければなりませんが、そうでなければ「あのうるせえババア(ジジイ)がいるとウザいからほかの店に行くか・・・」となり、その店の海物語から客が離れる。
そんな程度のことで客が減るわけねえだろ・・と思いますか?確実に減ると思いますよ。
というのは、こういう迷惑な人はいない店にはあまりいないが、いる店には異常にいっぱいいる。
そういう人が野放しになっていれば、周りの客も「ああやってブッ叩いてもいいんだ」「パチンコとはああやって遊ぶものなんだ」となり、迷惑な人はどんどん増殖していきます。今回話題にした私が行ってるホールもまさにそんな感じ。常連は大部分の人がバシバシブッ叩く。
すると、まともな神経の客は「こんなところで打つの嫌だ。ほかの店へ行こう」となる。
たとえば私だって天龍とか餃子の王将みたいな好きな台であれば、「負けてもいいからちょこっと遊ぶか」と思うこともあります。でもそのときに隣にタバコをバカバカ吸う人やボタンをバシバシブッ叩く人や貧乏ゆすりする人がいたりしたら、「ああ、今日はやめよう」となるわけです。
客が離れればホールの売上は減り、そうすればホールは儲けを確保するために釘をシメる。
釘がシメられれば勝てなくなる。というより、大部分の人は「いままでよりもっと負けるようになる」。
パチ屋でこのようなことになるかどうかは私はホール経営者じゃないから知りませんが、ありそうなことだと思いませんか?たとえばいつもヨッパライや反社が傍若無人にふるまっているような飲食店があれば、間違いなく客は減りますよね。
私にとっては台をバシバシやる人はヨッパライや反社と同じです。そういう人がいっぱいいるホールには(少なくとも遊びには)行きたくない。
まあ、客が減るのはマナー違反の客を放置するホール側に責任があるわけですが、ともかくこのようにして、ボタン強打に限らず他の客に迷惑をかけるようなマナー違反、ルール違反を平気でする人たちは勝てなくなっていくのです。
だからいつも言うように、「マナーの悪い人はパチンコ・パチスロで勝てない」のです。私はそう思っています。
勝ちたいのなら、ほかの客に迷惑をかけないように、店に迷惑をかけないようにしなければならない。
台をドツイたら明らかな不利益が発生する仕様にしてほしい
とはいうものの、もしマナー違反の人が多いせいで客が減り、釘がシマったとしても、それを当人たちが実感できることはない(マナー違反が多いせいかどうかはわからないしそうは思わない)でしょうから、やはりボタン強打をやめさせるには、強打したら明らかな不利益を被る、というふうにしてほしいなあ。
ほんとうは「店側から注意を受ける」という不利益がいちばんいいのですが、それをきちんとやるホールは最近は非常に少ないようなので、異常な強打をしたら天龍や餃子の王将とかのように台がデカい音を出して止まっちゃうとか、大当たりフラグが無効になっちゃうとか、そういった目に見えるような不利益が発生するような仕様にしてくれないものか。
(前にも同じことを書きました→「優しく押さないと当たらないPUSHボタン」を開発してほしい)
実際にそういうシステムにしなくても、「ドツイたせいでリーチがハズレた」と思わせることができれば、台やボタンをブッ叩く人間は激減する、っていうか限りなくゼロになると思うんだけどな。
ともかく、ボタン強打人間が減ってほしい。
ほんとうはボタンなんかつけんな!と言いたいですがそこは難しいでしょうから、ぜひとも「強打したら不利益を被る」ようにしてほしい。まともに静かに打ってる人間と、バシバシ叩いて他人と店に迷惑をかける人間が同じ条件で遊技するなんて、なんかおかしいでしょう。