NHK「うたコン」、11月29日は
「男心・女心 別れを彩る恋の名曲集」。
今回はパチスロが出ちゃってたため前ふりを書く余裕がなく、
なにもチェックしないまま放送をみました。
今回の曲目は以下の通りでした。
「冬のリヴィエラ」・・・・・森進一
「愛の化石」・・・・・・・・浅岡ルリ子
「星影のワルツ」・・・・・・千昌夫
「お別れ公衆電話」・・・・・田川寿美
「僕は泣いちっち」・・・・・竹島宏
「思秋期」・・・・・・・・・岩崎宏美
「夜と朝の間に」・・・・・・ピーター
「あなたならどうする」・・・南野陽子
「知りたくないの」・・・・・菅原洋一
「愛のさざなみ」・・・・・・浅岡ルリ子
「哀愁酒場」・・・・・・・・田川寿美
「古希祝い」・・・・・・・・千昌夫
「私の恋」・・・・・・・・・森進一
アダルトすぎる選曲
あまり若い層向けの選曲も困ってしまうのですが、
今回は選曲が古すぎて私も知らなかった曲が何曲かありました。
このへんのバランスは難しいところでしょうが、
今回は50代以上の方でないとピンとこない曲ばっかりだったんじゃないか。
そのなかで、私の生まれたころの曲、浅丘ルリ子の「愛の化石」は、
語り、歌、また語り、歌、という構成ですすむ切ないバラードで、
なかなかいいなと思いました。
で、YOU TUBEで探して、若いころの音源をききましたが、
やはりそっちのほうが断然よかった。まあ、もうかなりのお年ですから、
若いころと同じようにいかないのは当たり前ですけどね。
田川寿美の裏声が苦手
いろんな歌手の声を聴いてると、どうしても「生理的に受け付けない」声ってある
と思うんです。私の場合で言うと徳永英明とかクリス・ハートとか平井堅とかみたいな声、
UFOのフィル・モグや山下達郎みたいな、酔っぱらってるような眠たいような声とか、
オジー・オズボーンののっぺりした声とか。
で、田川寿美の裏声も、生理的に受け付けない声のうちのひとつなのです。
地声が魅力的ですごくうまい人なのに、高音で伸びるところを歌うときに
ヘンな(大部分の方は、これが魅力的、と言うでしょうが)裏声を使う。
たぶん地声でも出る音でも、ひっくり返した声を使う。
これが彼女の個性であり、この声を聴けば、「ああ、田川寿美」となるわけで、
これなしでは田川寿美じゃない・・・というのはわかるんですが、
私はどうしてもダメです。
彼女の曲で一番好きなのは「女人荒野」なんですけど、
ギターを弾きながらこの曲を歌ってたころは、
裏声も自然でそんなに気にならなかった。
なんというか、最近はとってつけたような裏声、と感じます。
「女人荒野」カッコいいですね。いまさらこういうのはムリでしょうが、
この路線でもっとやってほしかった。
裏声が受け付けないというだけで、
美人だし歌もうまいし、いい曲もたくさんあって好きな人なので、
応援しているのですが・・・。
次回に期待
悪くはなかったんですけど、古すぎる選曲もあり、
今回はちょっとピンとこない感じでした。
ラストの「いま話題の曲」3曲も、はっきりいって全部退屈な曲でした。
というわけで、今回の記事は短いですけどこれで終わります。
次回は今年最後の放送のようです。
テーマは、「ヒット曲満載!総決算うたコン忘年会」。
ようやく紅白初出場をきめた市川由紀乃に注目ですね。