高齢者の排尿、腹部センサーで把握?

      2017/08/30

先日、NHKのニュースでみて初めて知ったんですけど、

要介護の高齢者の排尿の介助のために腹部にセンサーをつけ、

尿の溜まり具合を把握することにより、介護者の負担軽減につなげる実験を

やっている会社があるそうです→高齢者の排尿、腹部センサーで把握 介護大手が実験開始 

高齢者の腹部に小型センサーをつけ、膀胱の膨らみ具合をタブレット端末で確認し、

いいタイミングでトイレ誘導・・・というデバイスだそうです。

このニュースをみるかぎりではいいことづくめみたいですが・・。

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自分で尿意がわからない、訴えられない高齢者

私の母もすでにそうなっていますが、認知症などで尿意を感じることができないとか、

もしくは「トイレに行きたい」とか訴えられない人もいますね。

私も母を家でめんどうをみていたころは、

「トイレに行きたい?」ときいて

「うん」というので連れて行くと出なかったり、

首を横に振るので連れて行かないとあとで下着を汚したりしていました。

母が入所する老人保健施設(老健)では、トイレ誘導をスケジュール化して

表をみながら管理しているようですが、それでも椅子にすわったまま

漏らしてしまっている人をみたことがあります。

 

このセンサーを使うことにより、お漏らしを防ぎ、尿パッドやおむつの削減もでき、

「トイレに連れて行ったけど出なかった」という「空振り」も防げて職員の負担軽減になる・・

ということのようです。いいですね。間違いなく有用だと思います。

でも、気になることもありますね。

私の母なら、絶対にセンサーを外したりイタズラしたりする

これ、ずーっと体につけっぱなしで使う、っていうことなんでしょうかね。

そうだとすれば、うちの母にはたぶんムリですね。

間違いなく、自分で外してしまいます。

そして、分解したりしてこわしてしまう可能性が高い。

つけていることを忘れてしまうくらい小さかったりすればまた別かもしれないですが、

ニュース映像ではそうでもないようです。

高齢者の介護では介護される側の状態はまさに十人十色で、

だれにでも有効な機械とか薬とかいうものは絶対にできないので、

こんなことをいちいち言ってもしょうがないのはわかってるんですけどね。

まあでも、センサーをつけさせられたとしてもトイレにつれていってもらったほうが

被介護者は快適だろうし、プライドも保てるんじゃないでしょうか。

介護者の負担軽減になる?

介護するほうの人は、間違いなく楽にはなるでしょう。

でもこれ、「機械に追われる」という状態にならないですかね。

機械がない場合、介護者が間に合わないときのためにオムツや尿パッドをしているわけでしょうから、

「オムツの削減ができる」というなら、いままでオムツにしてもらっていた分も、

トイレ誘導してトイレでしてもらう、ということになるでしょう。

オムツ交換なら介護者の都合の良い時間にできるけれど、

排尿センサーで呼ばれてトイレ誘導、となると、逆に忙しくなったりとかしないのかな?

 

いや、オムツを交換するよりはトイレでしてもらったほうが楽に決まってるか。

たしかに、父が寝たきりだったときも、オムツに出してもらうより、

重いからだを抱き起こして介護トイレに座らせてやってもらったほうが

楽だと思った記憶がありますね。本人もそのほうがいいと思っていたのは間違いないし。

 

そう考えると、トイレにタイミングよく連れていくことにより被介護者の生活の質も上がるし、

介護者もトイレでしてもらったほうが楽だろうし、

やっぱりこれはとても有益な製品だと言えるでしょうね。

価格はいくらなんだろう

あとは、在宅で介護している人でも使えるように、

価格が安いといいなあ、ということですね。

まだ商品化は先の話らしいので価格がいくらなのかわかりませんが、

在宅でがんばっている方も使えるように、

介護保険で安く買えるか、レンタルで利用できるようにしてほしいですね。

おそらく需要はものすごくあるでしょうから、

大量生産で安くして普及すれば、介護職の方はもとより、

在宅介護の方にも福音となるかもしれません。

今後の動きに注目したいと思います。

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それではまた。

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