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母の認知症がちょっと良くなった話

私の母はアルツハイマー型認知症と診断されてから約8年。

その経緯については今後書いていきますが、

現在のどのような状態かを記しておきます。

父の死去後、猛烈に症状がひどくなる

昨年、父が亡くなりましたが、

それまでは医師も「進行がすごくゆっくりで良い」

といつも言っていました。

しかし、父が亡くなってから、とんでもない勢いで

症状が進行。それまではあまりなかったいわゆる「周辺症状」

(徘徊、昼夜逆転、食事拒否、介護拒否、帰宅願望など)が、

まるでそれまでがんばってせき止めていたものがあふれ出したかの

ように、現れてきました。

くわしくはまた別の記事で書きますが、いまは要介護3の認定を受け、

今年から老人保健施設に入所しています。

施設に入ったころは、自分からはほとんどしゃべらず、

こちらの問いかけにもまともに反応せず、

私も、ついにここまできてしまったな・・・と

絶望的な気持ちになっていました。

突然饒舌になり、動きが多くなった

それが、施設に入って2か月弱、

先日お花見に連れて行ったときに驚きました。

意味はよくわからないものの、

とにかく自分からよくしゃべる。

こちらの問いかけにも(正しい答えではないけれど)

とりあえずこたえる。

私「朝ごはん、なにを食べたの?」

母「朝ごはんなんて食べてないよ」(本当は食べている)

私「ごはん食べたよね?パンだっけ?ごはんだっけ?」

母「ああ・・・パンでは・・・なかったね。」

私「お味噌汁の具はなんだった?」

母「・・・・あれ・・・なんだっけ・・・」

私「お豆腐とか?」

母「ああ・・・トウフ・・・だったかな?」(本当は違う)

私「お豆腐は何色のお豆腐だった?」

母「ん~・・・あれは・・・青かったね・・・」

という感じで、いちおう反応はしてくれました。

自分からしゃべるときは、

「私財布どこやったっけ・・・・」

「ハンカチがない」

「お昼の買い物をしなきゃ」

とか、ぶつぶつ言っている。そして、なにかを探して、

ウロウロすることを繰り返します。

これは父が亡くなる前の母に戻った感じでした。

これは認知症状の改善と思っていいのか?

ダンマリでジッと座っているだけだった母が、数か月前までの、

べらべらしゃべりながら落ち着きなくウロウロする母に戻りました。

前の状態になった、ということは良くなったと思っていいのか?

落ち着きなくウロウロされるのもほんとに困るんですけど、

無反応よりはまだこっちのほうがマシかな、とは思っていますが。

考えれられる原因2つ

なぜ変わったのか。考えてみたんですが、

じつは昨年末に緑内障の発作を起こし眼科へ行きました。

このへんの経緯もいつか記事にしますけど、

結局白内障の手術もやってしまうことになり、

入院して手術したのです。

3か月ほどが過ぎて、傷口も塞がり、視力もだいぶ

回復してきたらしいんですが、

眼科医いわく「視力の回復によって認知症が改善することもある」

らしいのです。

もうひとつは、施設に入所したことによる環境の変化。

同じフロアに20人くらい?のお年寄りが暮らしています。

まあ、認知症の方ばかりなので会話はあまりないみたいなんですが、

どうも男性のお年寄りをみると亡き夫がそこにいると

勘違いをするらしくて、「おとうさん、おとうさん」

といって一生懸命話しかけているのです。

ひょっとしてこれがいい影響をあたえているのかなと。

間違えられている男性も認知症で、状況が分かってないので、

迷惑に思ったりもしてないみたいなので、とりあえずいいのかな。

在宅と施設、本人にとって幸せなのはどっち?

父は施設に入ったときや入院したときなど、

とにかく家に帰りたがりました。なんでもいい、

痛くてもいい、そのまま死んでもいいからとにかく

帰らせろと。だから、母も在宅で介護してあげる方が

いいんだろうなと考えていたんですが、

(結局ギブアップして施設に入ってもらったわけですが・・)

どうも母は施設の方が居心地がいいようです。

認知症がなければ父と同じことを言ったかもしれませんが。

介護者がいるんだから限界まで在宅介護でがんばるべきだ、

という方もいるみたいですが、うちの母の場合は

私がギブアップして結果的には良かったみたいです。

ギブアップといっても介護自体を放棄したわけじゃありませんよ。

ひとりがんばるのをやめたということです。

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