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大相撲

横綱審議委員会は解体するべきだ②~横審が相撲をつまらなくしている~

更新日:

今回も大相撲の記事を。

前の記事→横綱審議委員会は解体するべきだ①~横綱昇進基準は見直したらどうか?~

にて、「2場所連続優勝もしくはそれに準ずる成績」という横綱昇進のための基準は

見直すべきだということを書きました。

このような短期的な視点で力士を評価することが、

「昇進がかかった場所だけ異常に強い大関、いざ昇進したら弱い横綱」などを生み、

八百長臭い取組が多くなり、結果として相撲をつまらなくする元凶だと思うのです。

そして、そのような近視眼的な見方でしか発言しない横綱審議委員会。

特に最近の委員の発言は、とてもじゃないが「大相撲に造詣の深い人物」とは思えないものばかり。

ただの「相撲界にコネを持っている、社会的地位の高い人物。相撲にはあまり興味はなく、

横綱審議委員という名誉を得て満足しているだけの人物。」というだけにしかみえません。

ブログに人の批判を書くのは嫌ですが、あまりにもヒドイので記事にしてみます。

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「横綱たるもの2敗、悪くても3敗でしょう」

これはちょっと前の話で、委員の誰が言ったのかわからないのですが、

今はいない人でしょうか。でも、誰が言ったか、というのはあまり関係ない。

そういうレベルの人が横審に名を連ねている、ということ自体が問題です。

 

2014年の11月の発言。右眼窩内壁骨折という重傷を負いながらも休まず出場して

11勝4敗だった日馬富士に言及した発言。

この前に「よく4敗でとどめたとは思うが」とついていましたが、

3敗と4敗ってそんなに違いますかね。この場所では鶴竜が3敗だったのですが、

その鶴竜には「よく頑張ったと思う」と言っていた。

 

まあつまり、星勘定から受ける印象でしかものを考えない単細胞なわけです。

日馬富士のことですから、横綱としての責任があると思って休まなかったのでしょう。

それで大負けしたら責められるべきかもしれないが、11勝4敗はそんなにひどい成績なのか。

 

だいたい、「悪くても3敗」というが、12勝3敗とは勝率80%です。

13勝2敗は勝率約86.7%。

いいですか、横綱在位時の勝率が86.7%を超えているのは、

江戸時代の伝説みたいな真偽不明の記録を除けば、双葉山と白鵬しかいないんですよ。

あのお化けみたいに強かった曙ですら8割に届いていないのです。

おまけに白鵬は「八百長はないとしか言えない」とか言っちゃった男で、

取組を見ている限りでも、少なくとも100%オールガチではないことは確実。

 

そうすると、

「横綱たるもの2敗、悪くても3敗」というのが、いかに単細胞発言かわかるでしょう。

このレベルが横綱、というなら、いままでの横綱はほとんどすべてが落第だったことになる。

「悪くても3敗」の勝率80%ですら、達成しているのは優勝20回越えの横綱たちだけ。

 

星勘定と印象、それだけしかみていないというのは、今回の稀勢の里の昇進に絡んでの

一連の発言をみても明らかです。

稀勢の里の安定成績に「驚きの声をあげた」委員たち

ほかのメディアでも報じられましたが、

こちらの記事→【大相撲】稀勢の里 横綱昇進の裏 協会が横審会合で打った“秘手”

によると、協会は横審の会合で、委員たちに、

過去の4横綱の昇進前6場所の成績を資料にして配ったそうです。以下記事の抜粋。

 

各委員に過去の4横綱(朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜)の昇進前6場所の成績が示された資料を配布。これまでの横審の会合の中でも珍しい光景だった。

稀勢の里は最多の74勝を挙げており、横綱で全休が1場所あった白鵬(31=宮城野)は59勝。八角理事長(53=元横綱北勝海)は「去年1年間の成績を見て安定感が一目瞭然で(委員の)皆さんは驚いていた」。会合は約10分で終了。横審が全会一致で横綱に推薦する補強材料として、効果は抜群だった。

 

委員のみなさんは、稀勢の里が6場所で74勝を挙げているのをみて、「驚いた」そうですよ。

そこ、驚くところですかね。ていうか、稀勢の里の昇進についての話は必ずするであろう会合に

出るときに、その程度のことを把握していない、勉強していかないということ自体、

委員の仕事(という意識はないんでしょう)をなめているとしか思えない。

横審の委員には報酬は出ないそうですが、無報酬だからその程度でいいと思っているのかな。

報酬は出なくとも、「名前が売れる」という意味で利益を得ているわけで、

そう考えればそんないい加減なことをしていいはずがない。

 

この人たちは各界でトップにいたり名を成していたりしている人たちですが、

たとえば自分の会社の部下とかがこんな程度のことも調べずに会議に出て来たら、

たぶん「ふざけるな!」と一喝するでしょう。

まあとにかく呆れた。ほかの新聞報道では「委員から驚きの声が上がった」

と書いてありましたが、1場所で何勝何敗かしか見ていないから、

6場所の成績をみて驚くという、超低レベルのことになるのです。

 

八角理事長は横審がそのレベルだということをよくわかっていたから資料をつくったんでしょう。

資料が効果をあげてほくそ笑むと同時に、

「しょうがねえなあ・・」と呆れたに違いありません。

いや、横審が低レベルなら協会としてはやりやすくていいのかもしれない。

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低レベルの横審が相撲をつまらなくしている

過去には内館牧子のようにきちんと仕事した委員もいましたが、

いまはなあんにもしてないですよね。

横綱が生まれるかどうかというときだけ、判断を下すのが横審の役割ではないはず。

 

だいたい、横審が横綱にすることに賛成した力士が問題を起こしたりした場合には、

横審には責任があるはずであって、そう考えれば双羽黒の昇進に賛成した人は

切腹ものだったはずだし、朝青龍はもっとはやくクビにするべきだったし、

テングになってしまった白鵬をなんとかする(もしくは協会になんとかさせる)のも

横審の仕事、というか責任にならなければおかしい。

横綱がケガなどで不振に陥るのは予測できないが、

人格に問題のある人物を横綱にしてしまったのは横審にも責任があるはず。

 

まあしかし、朝青龍や白鵬などがおかしくなってしまったのは、

本人ばかりに問題があるとも言い切れない。

横審が勝ち星の数しか問題にしないから、「勝てばいいんだろ」「強いんだからいいだろ」

というふうになってしまったのではないでしょうか。

白鵬が「勝つことが品格」などという歪んだ考えを持ってしまったのも横審のせいだと思います

(関連記事→横綱白鵬が本音を吐露。「勝つことが品格」なのか?)。

 

「2場所連続優勝(さえ)すれば横綱」という内規、

「横綱たるもの2敗、悪くても3敗」と言い、

勝ち星が多ければ「強い」負ければ「ふがいない」と言うだけの

横審を納得させるには、そりゃあ勝つしかないわけですよ。

それ以外のところは評価もしてくれないんですから。

 

横綱昇進のためには2場所連続優勝(さえ)すればいいというわけで、

星を買ったり借りたりする。

横綱になれば、「悪くても3敗」とか要求されちゃうから、

取りこぼしたりケガしたりしないように八百長に走る。

こうしてガチ相撲は減り、相撲はつまらなくなっていくのです。

 

横審やファンがもう少し長い目で考えてくれれば、

ケガや負けが込むことを恐れて八百長にしか見えない安全相撲をとる力士が減って、

相撲はおもしろくなると思うんですけどね。

そうするとケガが増えて力士の力士としての寿命は短くなるでしょうが、

そこは給料を上げてあげて、その分のコストは客からとればよい。

客はエキサイティングなガチ相撲が観られるならそれくらいは払うだろうし、払うべきです。

今の横審に諮問するのは、無作為に選んだファンに諮問するのと同じこと

とにかく、いまの横審の委員は、「相撲に造詣の深い有識者」ではなく、

「ただの(ちょっと)えらいおじいちゃん」でしかないことがはっきりしちゃってるので、

こういう人たちに横綱昇進を諮問するくらいなら、

いま流行りの「テレビのdボタンで」ファンに投票させるのとあんまり変わらないでしょう。

 

協会が協会の都合のために横綱を粗製乱造して横綱の権威を落としていると言われないための

横審なのに、その横審が勝ち星の数、しかも1場所、2場所とかの成績だけでものを言うなら、

「横綱は勝てばいい」と力士やファンが思ってしまうのも当たり前。

そして八百長臭い相撲ばかりになり、相撲はつまらなくなる。

日馬富士の言う「お客さんが喜ぶ激しい相撲」をガチでやっても、

ちょっと負けただけで「ふがいない」とか言われて、

さらにケガとかして休めば引退勧告されるかもしれない。

これはまさに「正直者がバカをみる」という状態です。

それなら鶴竜だって「勝ちたいから」変化したりするでしょう。

変化したって勝てば評価されるんだから。

稀勢の里が「腐らずがんばってよかった」と言ったのは、

実は横審へのイヤミなんじゃないのか。

 

大相撲は基本的にオープンでなく、相撲協会という内輪だけでやっている世界なので、

星を買ったり借りたり、もしくはいわゆる「人情相撲」みたいなことはあるでしょう。

ないと考えるほうがおかしい。

しかしそれを助長するようなことを横審が言ってしまう。

内輪だけの世界だからこそ、おかしくならないように横審という外部の人間が

ものを言わなくてはならないのに、言ってることはただのファンと同じ。

 

なんのために稽古総見などしてるんでしょうか。

もっと力士本人と話をしたり、稽古をみたりすれば、人生経験豊富なえらいお方たちなんですから、

力士が横綱にふさわしいかどうか、勝ち星以外のところがみえてくるはずでは

と思うんですが、あまりそういうことをしているようには見えない。

 

いろいろ悪口ばっかり書いて胸糞悪い記事になってしまいました。

とにかく、たった15日間をとらえて、一つ負けたとか二つ負けたとか誰誰に負けた、

とかいちいち言う風潮が、相撲をつまらなくしていると思います。

八百長臭い安全相撲の14勝1敗より、迫力満点のガチ相撲で11勝4敗のほうが

絶対に客は喜ぶし、客の数も増えるはず。

そこらへんを変えていってくれる人が横審の委員になってくれることを願います。

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それではまた。

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