先日、アナザーゴッドハーデスの天井狙いで、
運よく久しぶりのGOD揃いから5000枚オーバー。
それが終わったのが18時40分ころ。
帰る前に、シマの状況をチェックしていこうと思ってまわってみると、
吉宗極が本日当たりゼロで703ゲーム、昨日の最終ゲーム数が103ゲームで放置されていました。
このホールは、新台以外はほぼ据え置きで間違いないというホール。
一瞬、時間がないから明日もし残っていたら打つか?と考えたものの、
いままでまったく結果が出ていない吉宗極ということで、
「どうせ伸びない」という気持ちがあって、
さらに持ち玉もあって現金投資の心配もない状況なので、
打つことに決めたのです。ちなみに閉店時は22時40分で遊技が止められます。
すると、時間がない時に限って、信じられないミラクルが・・・
普段は伸びないくせに・・・
開始後すぐ、投資100枚で引いたチェリーから激アツ前兆が始まり、
まさか・・と思っていると鷹狩りが発生。
ハイハイ、どうせスカるんだろ、と思っていたら、これが成功。
ATへ突入、最初のビッグ中に・・・
ダブル揃いでビッグもう1回&100ゲームのせ。
さらに、万両乱舞の超ロング継続も絡み、
ビッグ2回で計850ゲームをのせ、
吉宗極では体験したことのないレベルのロングATがスタート。
まあ、上乗せもどうせ引けないし、ボーナス1回くらい引いて駆け抜けるんだろ・・
と思っていたら、今日に限って乗せまくり。
しかもAT自体が高継続で、姫LIVEが出現したあげくに9連チャン。
ボーナスも天国モードに入っちゃって、ATを150ゲームほど残し、
ビッグ確定画面で閉店、8000枚オーバーの出玉となりました。
と、「こんなに出ました!ウヒャヒャ~」という報告と自慢が目的の記事ではありません。
このときは、結局とりきることができず、
時間がたっぷりあればおそらく1万枚は超えただろうという勢いだったのですが、
「取り切れなかった」ということ自体が大問題なのです。
ここで、「取り切れなかったけど、やった~、こんなに出た!」と喜んで終わるか、
「出たけど取り切れなかった・・!」と地団駄ふんで悔しがるか、
そこが稼ぐうえでは重要なポイントとなります。
夜9時過ぎて、ミリオンゴッド凱旋に現金投資している人たち
夜、閉店間際になっても、AT機に現金投資してる人って、けっこういますよね。
先日、夜9時ころにミリオンゴッド凱旋の天井に到達、
初回AT中にアメイジンググレイスが流れた(ストックあと10個以上確定)
人を目撃しました。結局取り切れなかったようです。
このような人たちの行動の、なにが問題なのかを考えてみましょう
(あくまでも、パチスロで稼ぐために、という視点で。遊びたいのなら取り切れなくても問題ない)。
パチスロの出玉率の設計は、「閉店」は考慮されていない
パチスロ機の出玉率(機械割)を、ほとんどのメーカーが発表していますね。
たとえば、「プレミアムビンゴ」の設定6の機械割は111.0%と言われています。
プレミアムビンゴは、時として3000ゲーム以上とか、
HOOOAHで一気にのることもありますよね。
そんなことはもちろんごく稀なことですが、
知っておかなければならないのは、先に言った機械割は、
このような稀に起こる超ロング継続も、すべてとりきることが前提の数値だ、
ということです。
理論上、1万ゲームでも続くことが可能(あり得る、ということ)なAT機はたくさんありますね。
それらは、閉店によって必ずぶった切られるわけですが、
出玉率の設計はそれを無視しているのです。
なので、ビンゴやゴッド、モンハンなどのように、
ロング継続すると何時間かかるかわからないような台の場合、
高設定をつかんだとしても、閉店までの時間が少なければ少ないほど、
出玉期待値は低くなります。
天井狙いも、残り時間が少ないほど、期待値は下がる
これは、天井を狙う場合も当然同じです。
残り時間が少なければ少ないほど、期待収支は低くなります。
よく、パチスロ解析サイトなどで、
~ゲームから天井を狙えば期待値~千円、とかいうことが書かれていますが、
この数字も、基本的に閉店は考えられていません。
だから、時間を考えずに天井狙いすると、
実は期待値マイナスの台を打っている、なんてことが起こり得ます。
たまたま爆発しても取り切れなければ、長い目でみると失敗でしかない
つまり、取り切れず閉店、なんてことをしょっちゅうやっていると、
長い長い目で考えればとてつもなく損、ということです。
1日単位の収支しかみえていない人の場合、
「取り切れなかったけど勝ったぜ。イエーイ!」と考えるでしょうが、
ほんとうは、取り切れなかった分が、長い目でみたトータルの収支に与える影響を
考えなければいけないのです。
私の場合、機種にもよりますが、天井に到達する予想時間が、
閉店の3時間半前、というのが、もうギリギリのライン、と考えています。
現金投資が必要な場合、このくらいの時間でも打たずに帰ります。
それでも、年に数回は、取り切れずに閉店、という体験をします。
いつだったかは、ハーデスで裏ストックがどんだけあるかわからない状況で
600ゲームを残し閉店、とかあったし、
今回の吉宗極もそうで、閉店で取り切れず、というときは大概、
あと数千枚は出るはずだったんじゃないか、という状態で終わってしまう。
私の場合は年に数回で済んでいますが、夜しか打てないサラリーマンの方などは
けっこうな回数をやってしまうんじゃないか。
まあ、現在のAT/ART機においては、たとえあさイチから打とうとも、
取り切れず閉店のリスクはゼロにはできないので、
やむをえないということはありますが、
取り切れず損した、というのを、
限りなくゼロに近づける努力はするべきです。
仕事帰りに打つなら、ノーマルタイプの高設定狙いに徹するべき
会社勤めの方が、仕事帰りにパチ屋に行く場合、
どうしても18時や19時になるでしょう。
個人的な考えを言うと、
その時間から天井狙いをするのは、取り切れず閉店のリスクが高いので、
仕事帰りに夜だけ打つなら、
ジャグラーやハナハナなどのノーマルタイプの高設定狙いか、
パチンコの甘釘台狙いに徹するべきです。
もちろん、状況や機種によって柔軟に対応する必要がありますが、
やはり最低でも天井到達時点から3~4時間はほしいところです。
1日単位の収支にこだわらない
大負けしていたりすると、「少しでも取り戻そう」と思って、
閉店間際でも天井を狙ったりしてしまう人が多いように思います。
ギャンブルにおいて、「負けを取り戻す」という思考は、
さらに泥沼にハマる契機になることがほとんどなので、
そういう思考に陥らないことが、負けない秘訣です。
今日10万負けていても、明日以降、冷静に考えられる気持ちになってから、
がんばればよいのです。
少しでも取り戻そうと思って、天井に行ってから1時間しか打てないミリオンゴッド
を打つくらいなら、明日、その台の据え置きを狙ったほうがよい。
明日、だれかに打たれてしまっても、リセットされてしまっても、
それはやむをえないことで、その場合は他の台をさがせばいいだけのことです。
いつも書いていることなんですが、結局、
「長い目で考えてない」から、取り切る時間がないような台を打ってしまうわけで、
今日が無理ならまた次のチャンスを待つ、と考えることが大事です。