サミーの「スマスロ真・北斗無双」が先日導入開始しましたね。
私のなじみのホールは3台とか1台とかの導入でした。いまのところ「大量導入しなくてよかった~」と店長はホッとしているところじゃないのかな、と想像できる客付き&評判ですね。私はまだ打ってないので知りませんが、片方のホールでは「スマスロ北斗の拳」のとなりにそれがあるので、演出や出目がどんな感じなのかは横目でみてだいたい理解。クソ台っぽいなあ、っていうか打たなくても間違いなくクソ台であろうことはわかる感じですねえ。
打っている人たちは大部分が不機嫌なカオでつまらなさそうに打っている。まあ今のパチ屋はそんな台しかないのでいまさらそれ言っても仕方がないんですけど、ソッコーで外されるでしょうね。
それに対して「スマスロ北斗の拳」、リセット傾向のなじみのホールでは0ゲームでホッタラカシか1回当たってホッタラカシになりがちではあるものの、あさイチ金トロフィーが複数仕込まれることが濃厚な特定日などにおいては朝からけっこう盛況になっている。一時期よりはさすがに落ち着いたとはいえ、安定した人気があるようです。あさイチ当たり後に高設定が確定する演出が仕込まれている台があるのが濃厚、となれば、とりあえず1回当たるまで・・・となる人が多くなるのは当然で、なかなかうまい営業戦略といえるでしょう。
しかしスマスロ北斗の「金トロ台」、利益をとらなければならないぱちんこホールが、あさイチでトロフィーが出るようにして「さあ粘って下さい!」ということをしょっちゅうできるということは、出玉性能としてはそれほどでもないんだな、と判断するべきともいえる。私の地域は46枚貸し→50.6枚交換という換金ギャップがあり、その交換率で現金をジャブジャブ入れてくれれば設定4を複数入れても客をつなぎとめるための投資としては安いもの、ということかな。
そう考えると、金トロ台を捨てちゃう人がけっこういるのも、まあわかる気はする。なじみのホールでも何度か金トロ台をすぐ捨てちゃう人を目撃。まあ用事があったのかもしれないし私のような暇人ばかりではないから「金トロなんて打つ価値ねえ」と思ったとは限らないけど、ネット上でも「出したいなら6入れろや」という意見が散見されますね。おそらく設定4であろう金トロ台を仕込むのは「粘って下さい」ということであって「出してください」ということではないんだろうからその批判はあたらないと思うんですけど。
設定4の出玉率は105.7%だそうで、それだけ見るとアイムジャグラーやゴーゴージャグラーの設定6くらいで、すると「いやいや、ヤメたらダメだろ」となりますが、当然ながらこれは無想転生バトルとかを含めての数字ですからね、それが引けなければ高確率で負けることになりますね。
そのへんが「金トロ台?ヤメてもいいだろ」となる理由でしょう。しかしどこまでも冷静に考えるなら、出玉率105.7%の台(そこも疑うならもうどうしようもないですが)を捨てるというのは、ほかにもっといい台を見つけたのならともかく、そうでないのならあまり得策ではない(はず)。
で、私もすでに金トロ台を十数回回打ちましたので、今回はそのデータを検討してみましょう。他人が捨てた金トロ台を拾ったのが二回くらいありましたがそれがいつのことかちょっとわからずデータが抽出できないのでそこは割愛。マイスロで金トロを獲得した日の、十一回のデータを集めてみました。
今のところ大幅に上振れ中。これだけを見れば「金トロ台を捨てるなんてもったいない!」と言えるが・・・
金トロ出現台11台のデータを集計。ほとんどが1回目の当たりで金トロが出たもの(実戦データ⑥はよさげな反応を示していた台を打ってみたら金トロが出現したもの)ですが、夕方になってまだ当たってなかった台を打ったら金トロが出たものの時間がなく回せずヤメ、とかもある(データ④&⑧)し、基本は「リセットから少し回された台を狙う」という戦術なので、朝から晩までぶん回しました、というデータは少ない。
しかしとりあえず現在のところ大幅にプラス収支。これは確実に上振れですね。初当たり104回で無想転生バトル突入が8回。しかも50連以上の爆連が4回。このへんには設定差はほんとうにないのか?
いちばん下の行は合計、もしくは平均。初当たり出現率は設定4と5の間くらい、BB連チャン数の平均は6連。デキすぎですね。
これをみれば金トロ台はお宝台、となりますが、やはり「無想転生バトル」が引けなければ苦しい闘いになる、というのも見てとれる。⑪の日は無想転生ナシで勝利しているものの初当たりが設定6を上回る勢いで引けていたおかげ。
実戦データ①:最初に天井まで持っていかれたものの2回の無想転生バトルで爆裂
都合により新しい順にデータを検討。こちらはこの7月の実戦です。
あさイチ136Gという浅いところから妥協して打ち、リセット天井まで持っていかれて単発を喰らって金トロ出現。現金投資で粘らなければならないという嫌な展開となり、こういうときには「どうせ4」という金トロ台を捨てる気持ちはわかる。しかしこのときはほかに打つ台もなかったので続行。次の当たりで9連してくれて投資がとまり、その次に無想転生で11連。このときは無想転生に入ったのが6連目だったから、無想転生自体はかなりソッコーで終わっちゃったことになり、あ~あ、という感じでガッカリしていたらレバーオンでドシュゥゥゥン!して世界が世紀末の炎につつまれ、そこから62連。
ロングフリーズに設定差があるのかないのかわかりませんが、これはもう幸運だっただけですね。ていうかあさイチで天井まで持ってかれた時点で金トロが出るとは思ってなかった。小役もふつうに引けてたのに延々と天国っぽいところにも行かなかったし。金トロが出なければ確実にやめてました。無想転生が引けてなかったらすごい負けになっていたかも。
実戦データ②:初当たり後に1300天井まで到達するも、その後は高設定そのものな挙動に。
こちらはあさイチ163Gから。速攻で当たって単発で金トロ。続行するとまさかの1,300Gの最深部まで持っていかれました。
1,300Gで引いた北斗揃いは青オーラで5連。しかし終了後天国ですぐに引き戻しそれが12連。その後はいい調子で初当たりが引けて、徐々に取り戻してプラス域に。最後にようやく無想転生バトルを引けて17連して、プラス 2,045枚まで持っていくことができました。
モード移行もいい感じで、最初のハマリを除けば打ってて高設定くさいと感じられる挙動に。最初のハマリはレア小役が全然引けなかった(1,300G間でスイカ5回くらい、中段チェリー1回だけ!)から仕方なかったし、ひょっとして4よりも上だった可能性も? 最初のハマリ以外はまさに高設定そのものなグラフに。
いずれにしろたとえ高設定であってもレア小役が引けなければ話にならないし、このときも無想転生がなければこれだけ当たってもショボ勝ちで終わったわけで、金トロ台をつかんだからといって「大量出玉もらった!」と素直に喜べるほどではないというのはわかる。
実戦データ③:無想転生チャンス成功から大爆連!
こちらはあさイチ245回転から。7回目の当たりで無想転生チャンス成功から無想転生バトル、それがなんと68連。
これもそこに至るまでは大ハマリはなかったものの微妙なモミモミ展開でした。
実戦データ④:天井までハマり、時間もなく粘れず敗北
なんとあさイチから484Gハマってた台。夕方に見つけました。最近はそんなのはほとんどありませんね。
そこまでハマっているなら天井まで行って高継続率で、とか思ってたら694Gで当たり4連。で金トロ。
そのあとこれまた1,292Gハマリ、天井まで持っていかれました。金トロだろうがフツーに天井まで行きますね。スランプグラフ等のデータだけでは高設定を見抜くのは至難。
1,292Gで当たってそれが北斗揃いで虹オーラだったんですが4連で終わっちゃって、天国で引き戻したものの単発・・・という、運がいいんだか悪いんだかわらない展開となり、時間もなかったのでマイナスでヤメ。
実戦データ⑤:初当たりは良好だったものの連チャンがショボく惜敗
リセット後164Gから。初当たりはドンドコ引けたのにデカい連チャンがなく、
4,225G回してチョイ負け。連チャンは平均で2.8連。まあ66%のATばっかりに偏よればそういうこともあるよね、というくらいで、もっとひどい時もフツーにあるから、これは「高設定だったからこそチョイ負けで済んだ」という実戦でした。
実戦データ⑥:夜、帰り際に打ったよさげな台で金トロ出現
こちらは初当たりが良好でギザギザを刻みながら少しづつ右上がりになっていた台を、帰り際に打ってみたら金トロが出た、という実戦データ。もう帰りたかったから本当は打つべきではなかった。当たって単発で即ヤメ。
この台の難点のひとつは、ほかのスマスロと比較すると純増が少なく出るのに時間がかかるところですかね。そのおかげでゲーム的にいいバランスになっている、とも言えますから、難点ととらえるかどうかは人それぞれかも。
実戦データ⑦:2回の無想転生バトルで万枚突破!
164Gから打ちました。初回の当たりが7連で金トロ。次が北斗揃いから無想転生バトルに入って37連。現金投資の心配がなくなるという理想的な展開からさらに北斗揃いからまたムソテンバトル、それが54連。
その後もポンポン当たってちゃんと連チャンしてくれて、万枚を超える差枚をたたき出して終了。これはいくらなんでもデキすぎ。同じことは二度とないでしょう。これは記事にしましたからそちらもご覧ください。
→「スマスロ」のポテンシャルの高さを体感!「スマスロ北斗の拳」実戦!まさかの大爆裂に!
実戦データ⑧:遅い時間に拾った当たりナシの台から金トロ。粘れず負け
たしかもう夕方から夜の時間、148Gから打った台。初当たりを4回モノにしたものの2連、2連、単発、2連という体たらくで負け。
それでも初当たりはちゃんと引けている。まあ66%継続ならこれくらいのことはふつうにあるでしょ。これはもう仕方がない。粘る時間があったらよかった。
実戦データ⑨:無想転生バトルで52連と、7揃い白オーラからの15連で大量出玉に
打ち始めは151G。
初当たりのヒキがイマイチで最初は苦しかったものの途中で北斗揃い虹オーラで当たり、12連目から無想転生バトルに入って都合52連、さらに7揃い白オーラだったのに15連(79%以上確定演出は出た)もしちゃって爆裂。
この日もたしかに無想転生が引けてなかったらたいしたことない出玉でしたね。しかしやはり、高設定であるからこそ、無想転生バトルに入るまでの負債が少なくて済む、っていうのは確実。
これも記事にしたのでご参照くだされば幸いです。
→個人的メイン機種「スマスロ北斗の拳」。またまた高設定台実戦!
実戦データ⑩:無想転生バトルを引いたが最終的にはイマイチな出玉で終わる
打ち始めは221G。こちらも初回の当たりはリセット天井。その初回当たりが8連してくれて、その次の当たりが北斗揃い(赤オーラ)で11連。このまま行ってくれれば・・・と期待しましたが、推定設定4の金トロ台はそんなに甘くない。その後は単発の応酬で出玉はどんどん減りました。
後半に無想転生バトルが引けて(19連で終了)盛り返したものの、また中ハマリとショボ連を喰らって、ほんのチョイプラスで終了。無想転生が引けてもラオウ昇天すらさせられないくらいで終わってしまえばこんなもの。しかしこれも、高設定だったからこそプラス域で終われた、と言えるんじゃないか。
実戦データ⑪:初めての金トロ台。ポンポン当たる高設定の実力を体感
あたらしい順に並べましたので、これがいちばん最初に打った金トロ出現台です。昨年の11月。
すごい勢いで初当たりを引くもののBB連は単発~3連ばっかりでなかなか伸びない。少し伸びたかと思ったらハマリを喰らう・・・という展開に。しかしトータルでは初当たり出現率は設定6を凌駕するくらいとなり、さすがにこれだけ当たれば負けない、という感じに。
無想転生バトルは引けず、BBの平均連チャン数は2.9連。たまに79%以上継続もあるはずとすれば平均2.9連ってのはちょっと下振れだったと考えられますが、設定6以上の勢いで当たればこの収支。これが6だったとは思えませんが、やはり設定6は「無想転生バトルが引けなくてもまあ大丈夫、引ければ大勝に期待」というエクストラ設定と言えるわけか。
この実戦も記事にしました。→千載一遇の大チャンス到来!「スマスロ北斗の拳」高設定実戦!
「どうせ4」であったとしても、捨てるのはもったいないと思う
と、データを並べてみましたが、無想転生バトルがいっぱい引けてしかも50連だの60連だのといった幸運な爆裂が多くあって、上振れであることは間違いないし、たったこれだけの個人的な実戦データを検討したところで、「金トロ台は打つ価値があるのかないのか」という質問に対して適切な答えを出すためにはあまり役に立たないかもしれません。
しかし、私としては当然、(これほど勝ってなかったとしても)「金トロ台?そりゃあ打たなきゃあダメだろ。捨てたらもったいない。捨てられてたらもちろん拾う」という見解です。「無想転生バトル待ち。それが引けなければ負ける」というのはそのとおりではあるものの、高設定は初当たり確率が優遇されているんだから無想転生バトル突入のチャンスもいっぱいもらえる(はずな)わけで、「無想転生バトル待ち」というゲーム性であるならなおさら、高設定を打つことが大事なことになるはず。
もちろんヒキによっては大撃沈もあり得るから、じぶんのおかれた状況が許さないなら調子が悪い日は適当なところでヤメるのもアリでしょうが、金トロが出たならまがりなりにも高設定が確定するわけですからね、ほかの機種の設定6を見つけたとかいうのならともかく、そうでなく設定がわからないほかの台を運任せで打つくらいなら、北斗の金トロ台でできるだけ粘っておくべきでしょう! そうすれば長いスパンでは必ず結果が出るはず。
また「金トロ台」を打ったら実戦記事にしてみます!できればキリンや虹の台を打ちたい!
(2024/10/2 金トロ台実戦記事を追加しました→日常の稼働:「スマスロ北斗の拳」:久しぶりに金トロ台をつかむも・・・!)