先日の記事 「3×3EYES(サザンアイズ)~聖魔覚醒~」(設定C)を打ってきました
にて、その技術介入度の高さに苦しんだ話を書きました。
私の地域には2店舗に1台ずつ導入され、片方のホールは設定C毎日投入、
片方は最初は毎日設定Cだったものの、いまはやめたようです。
どちらのホールも、データカウンターでスランプグラフが見られるんですが、
トータルの差枚数はたぶんトントンくらいではないでしょうか。
ボーナスのヒキや、プレイヤーのレベルによって、客側のプラスだったり店側のプラスだったり
を行ったり来たり。そう考えると、やはり客側にとっては激甘設定と言えるでしょう。
今回は、チャレンジBONUS以外の部分、通常時やBIGなどについて書いていきます。
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通常時も、難易度は高くないものの、まったく気が抜けない
チャレンジBONUSと設定Cばかりが取りざたされていますが、
はっきりいって通常時のゲーム性も出色の出来です。
液晶演出は、基本的に1ゲームで完結、連続演出はほとんどおまけみたいなもので、
初期の5号機を思い起こさせるシンプルさと、絶妙の発生頻度がいい感じです。
さらに重要なのは、液晶演出と出目の絡みがちゃんと楽しめるということ。
最近のパチスロは、リール出目とはほとんど無関係に液晶演出が展開される
台が多いからつまらないんですが、この台はそうではない。
通常時は、左リールに白バーもしくは黒バーを狙い、
右リールはフリー打ち(右はスイカ取りこぼしポイントなし)、
スイカがテンパイしたときのみ、中リールにスイカを目押し、
という打ち方でOK。ですが、左リールは黒バー狙いがおすすめです。
特に設定Cを打つ場合、1日に数十回も引けるチャレンジBONUSは、
できるだけ迅速に揃えたいので、強い予告演出が発生した場合(設定Cならできれば毎ゲーム)、
全リールに黒バーを狙うのがベストと思われます。
全リールに黒バー狙いで、チェリー、スイカがフォローできます。
(ちなみに白バーでサンドされているチェリーと、黒バー上のチェリーは、
それぞれ別フラグの単独チェリーと、どちらを狙っても揃う共通チェリーがあり、
単独チェリーはすべてをフォローするのは不可能です)。
スイカは、1日打つと恐ろしい回数(確率は約1/40)が成立し、
しかも12枚の払い出しなので、通常時のスイカこぼしは厳禁です。
パチスロの液晶演出はこうあるべき
で、この黒バー狙い、出目だけなら単調になりますが、
液晶演出がよくできているので、まったく飽きない。
そして、一見ハズレ目の出目でも、単独チェリーこぼしや1枚役の
こぼしでもハズレみたいな出目が出現する(ような)ので、
そこから演出に発展して当たるパターンもあり、
ハズレ目でも油断できないようになっています。
↑左リールハズレ濃厚出目、で、右を押した瞬間に依子(スイカ対応)が出現してびっくり。
↑坊主がタオルもってくる演出は実戦上スイカorボーナス。1リール(たぶん)確定!
↑(追記 実戦を重ねたところ、まれにですがこの演出からベルもありました~。おわびして訂正します)
↑会話演出は(たぶん)小役orボーナス。ハサミ下段黒バーテンパイは2確。ここからビッグもあり。
といった感じで、リールと液晶演出が絡み合うことによって、
あれっ!?と思ったり、ひょっとして・・・と思ったりできるわけです。
同じ大都技研の「クレアの秘宝伝」のように、とにかく連続演出を見せたい、見せたい、
液晶を見てほしいからRTをつけてみたり、リーチ目を察知しにくくする台とは対極にありますね。
クレアの場合、入りパターンがチャンス目→さらにチャンス目、液晶に熱い演出で当たり、
というパターンばかりなので、チャンス目後にトロッコが出てきた時点で
もうウンザリしちゃう。何百回も同じのを見せられるから。
しかし、この台の場合、演出の法則と、リール出目によって、
無限の入りパターンが生まれるため、飽きるということがないのです。
リール出目と液晶の絡みで、1リールでびっくりしたり、3リールまでドキドキできたり、
レバーオンから3リール停止までいつでもアツい、というのが、
液晶付きパチスロの本来の姿であるはず
(これに関しては、初代「新世紀エヴァンゲリオン」が史上最高、完璧でした)。
香港ステージが面白い
この台の通常時は、5つの液晶ステージで展開していきます。
「新宿」・・・サイドランプ演出発生でチャンス(たぶんボーナス確定)
「香港」・・・演出発生時、子役非当選でチャンス(たぶんボーナス確定)
「妖撃社」・・予告音・魔法陣演出発生でチャンス(たぶんボーナス確定)
「チベット」・移行すれば大チャンス
「作戦会議」・移行したことないのでわからないが、超チャンス?当たればBIG?
で、個人的に面白いと思うのは「香港ステージ」。
(たぶん)小役成立時は必ず演出が発生します
(単独チェリー時は、取得できたときのみ、ストップボタン停止時に演出発生?)。
つまり、小役狙いを実践していれば、ハズレ目でも演出が発生すればボーナス確定、
演出非発生で小役ハズレ目が止まればその時点で確定となります。
↑演出非発生で、しれっと小役ハズレ目が停止したりします。
もしくはただのハズレ目で演出発生、「あれ?いま香港だったよな?」と思ったりとか。
つまり、液晶演出が発生してもしなくても、気が抜けないというわけで、
液晶でなにかが起こるのをボケ~っとしながら待つ、ということはあり得ません。
「三只眼チャンス」は超激熱
普段は割と静かに展開していくなか、
いきなり轟音とともに発生して尻が浮く「三只眼チャンス」。
クロススイカ(1/5461.8)=BIG確定 が発生した場合、必ず発生するようです。
確定演出かと思ってたら、種無しの通常スイカのごく一部でも発生します。
チャレンジBONUS中と同様の手順で、クロススイカを狙います。
見事スイカがクロスで揃えば、嬉しいBIG確定!
クロスで揃わなかったら、クロススイカの目押し失敗or種無しのスイカ。
連続演出へ発展します。まあ、BIGの可能性激高なので、
目押しがパーフェクトで、俺がミスるはずがない、という人以外は、
1枚掛けでBIGを狙っていいと思います。
BIG中も楽しい
ボーナスを察知したら、1枚掛けで(設定Cの場合、これが非常に重要です)
左リール中下段あたりに青7を狙い、青7が止まったら青7狙い、黒バーが落ちて来たら
黒バーを揃えます。どちらも揃わなければ次ゲーム赤7狙い。
逆押しで右リール下段に黒バー狙いでもいいですね。
BIGであることが分かっている場合は、右リール下段に青7をビタ押しすれば
一発で揃えられます。
この台のBIGは嬉しい、なにしろ350枚です。これほどの出玉感のあるBIGは、
現行機種では他にはありません。
BIGが始まったら、予告音非発生時に1回だけ黒バー・青7・青7の14枚役を
逆押しで揃えます。難しくはないですが、ミスすると獲得枚数が減るので、
慎重に目押ししましょう。
予告音発生時は、黒バー・黒バー・赤7or青7の、2択15枚役が成立。
右リール下段に青7をビタ押しすれば、青7・赤7どちらが成立していてもフォローできるので、
逆押しで下段に青7を狙います。成功すれば、「バキューン!!」という音とフラッシュが発生、
いずれかの7が停止します。
7が停止したら、中・左に慎重に黒バーを目押しします。
ちなみに、「バキューン」音とフラッシュが発生せずに7が停止した場合は、
ビタ押しには失敗したけれども2択に正解
(早く押したときに青7が成立していれば正解、遅かった時に赤7成立で正解)
ということで、ああ助かった~、ということになります。
失敗しても2枚の損なだけですが、ヒキによっては10回以上も成立(合算で1/4)するため、
恐ろしい損が発生する場合もあります。チャレンジBONUSよりも難易度は低いですが、
ここは毎回350枚をとりたいところです。
運否天賦だけではない、己の実力で勝負する台
仮に設定Cをつかんで、目押しがパーフェクトであっても、
BIGがまったく引けない展開となればマイナス収支となるのですが、
「結局BIGがひけるかどうかじゃねえか」というなかれ。
そういう思考になる人は、いつも言うことですがつまり
「目先のことしか考えてない」「長い目で考えることができない」のです。
たしかに1日単位でみれば、BIGのヒキ次第で勝負が決まりますが、
もっと長い目で考えれば、設定Cで目押しパーフェクトならほとんど常勝が可能と思います。
パチンコ・パチスロは、自分の力ではどうにもならない部分が多いギャンブルですが、
この台の場合(特に設定Cは)そうではない。
まさにプレイヤー自身の精神力、体力、目押し力という、
実力で勝利をもぎとる台ですね。
ボケ~っと液晶を眺めているだけの台ばかりの中、
チャレンジ精神をそそられる、自分が試される、緊張感あふれるゲーム性を
実現した「サザンアイズ」。
大人気になって増台、を願っています!!