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「CR花の慶次X~雲のかなたに~」をいまさら初打ち。

昨年11月に出たニューギンのパチンコ「CR花の慶次X~雲のかなたに~」

公式ページを、ようやく打つことができました

(別に打ちたくてしょうがなかったわけじゃないけど、

最近になってやっと釘がアキはじめた、という意味で。)。

千円あたり24~25回ほど回る台で、電サポ中も止め打ちを駆使すればほんのちょっと増える

釘調整で、負けるはずのない台を3回打ちましたが・・・

初当たり9回引いて、7回が非確変(ヘソは50%で確変)、

確変の2回も両方単発抜け(電チューは65%で確変継続)で、

16R大当たりはいまだ引けてないというありさまで大負け中。

まあ、引けないのはしょうがないんですけど、台そのものの出来栄えには非常に疑問があります。

役物が収納された出っ張りが邪魔くさい

「ReLflash(レルフラッシュ)」と、筐体左下のレバー型ギミック「LINKAGEレバー」

を搭載した新筐体「ReLf(レルフ)」・・・だそうです。

筐体上部に「レルフラッシュ」の役物が収納されていて、

牙狼みたいに、アツい瞬間や大当たり中などに飛び出てくるようになっていますが、

だからなんなんだという気しかしませんね。

ていうかハッキリ言って邪魔。

データカウンターが見にくくなるんですよね。

通常時は回転率をリアルタイムにチェックしたいし、電サポ中は出玉の増減を確認したい。

攻略など考えずに液晶だけ見つめて打ってりゃあいいんだよ、というメーカーの姿勢がみえますね。

さらに、私は立ち上がった時に頭をぶつけました。そんなマヌケはお前だけだ、

と言われるかもしれないですが、とにかく邪魔くさい。

ほかにも文句がたっぷりあります。

LEDの光で玉がみえなくなるパチンコ台はゴミ

前にも同じようなことを書いたことがありますが、パチンコは玉を増やすゲーム。

だから、遊戯中は玉のゆくえを見つめているのが本来の姿だと思うんですけど、

そこをないがしろにしている台が多すぎる。

この台もそうで、玉が左からヘソに流れてくる導線上にものすごくまぶしい

ランプが多数配置されていて、予告やリーチが発生するとまぶしくて玉がみえなくなる。

さらに、大当たり中に開放する上アタッカーの背面にもビカビカまぶしいLEDが配置されていて、

10カウントピッタリで打ち出しをやめようとするのを阻止される。

こういうところが、ほんとにセンスねえなあ~と思うんですけど、

もういまのパチンコはこれが当たり前なんですよね。

ニューギンといえば、私は学生のときに

「エキサイト1-2-3」や「エキサイトジャック」にハマったし、

パチスロ「ナゴスロ金鯱だがね」は面白くてよく打ったものですが、

いまはもう慶次頼みの、ド派手でウルサイだけの台をつくるメーカーになってしまいましたね。

ほんとうに残念です。

慶次も、もうネタ切れじゃないの

そもそも「花の慶次」というモチーフ自体に、もう新鮮味を感じませんね。

原作マンガはもう終わっていて、あたらしい内容は増えないんだから当たり前ですけど、

もういいかげんにネタ切れじゃないのか。

伊達政宗の魚を握りつぶすリーチとか、とにかくなんとかして新しいリーチをつくろう!

と思ってムリヤリ考えたような感じで、なんなんだとしか思わないんですけど。

まだ、「だが・・人の心がみえる!」のほうがカッコよかった。

 

演出のバランスもあまりよくない。

慶次のキセル予告が発生しない限り、どんなにアツい展開でも期待できないし、

「もののふXゾーンはアツいぜ」とかさんざん言っておきながら、

それ単体では期待度はおそらく3割もない。

 

結局慶次の登場待ちなんだから、それ以外のハズレ濃厚リーチはもっと短くして、

アツいリーチはもっと長くしてもいいと思うんですけどね。

とにかく四武将リーチはウザい。

 

液晶も、メーカーは「超美麗映像」と言っていますが、

なんかキャラの目が死んでて気持ち悪いんですよね。

アニメ絵で十分なのに、なぜここまでリアルさを追究するんでしょうか。

STじゃないのは好印象

いいところ、というか個人的にいいと思ったのは、

私の大嫌いなSTシステムではなく、確変時は次回大当たりまでの継続になることと、

電サポ中の止め打ちが簡単なこと。

確変中の大当たり確率は1/137.68で、もうとにかく当たるまでが長い。

なので、電サポ中の止め打ちが非常に重要ですね。

止め打ちは簡単(電チューが開いたのを確認したら2or3発打ち出し、でOK)

で、電チューの払い出しは1個ですがスルーの横の入賞口にそこそこ入ればちょっと増えます。

心穏やかに打てるパチンコをつくってほしい

と、いろいろ文句を書きましたけど、「負けてるからクソ台だとか言うんだろ」

と言われるかもしれません。まあ、そういうバイアスがかかることが

全然ない、ということもないですけど、

ほんとうにおもしろい台というのは、負けてもなお打ちたい、と思わせるものです。

今回の「花の慶次X~雲のかなたに~」には、私はそういう気持ちが持てなかったです。

ただ疲れただけ。

ガシャガシャビカビカうるさいだけの台じゃなくて、

もっと穏やかに、しかも自力で攻略してる感を味わえる台が打ちたい・・・といつも思ってます。

個人的には謎の普通機専門メーカー・愛喜→メーカーHP

に期待しているんですけど、設置が少なすぎて打てない!

大手もこういう台をつくってくれませんかね。

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