去る8月10日、「バイオ(810)」の日、ということで、
昔はそういうシャレをたま~にやってくれていた、以前には私のホームだったホールで、
エンターライズのパチスロ「バイオハザードリベレーションズ」を初めて打ってみたのです。
もちろん、高設定が入っていることも、台の面白さもあんまり期待してなかったのですが、
やっぱり出ないうえに超絶退屈という、予想通りのクソ台っぷりでした。
前々作「バイオハザード5」はあんなによくできた台だったのに・・・
パチンコ・パチスロ業界は、安易にヒット作の続編に頼る体質をどうにかしたほうがいいですね。
だいたい、名機の2作目以降はろくなものがないことがほとんどです。
で、最近になってわが地域で復活導入されたり増台されたりしている
「バイオハザード5」。天井には必ず天国へ移行という恩恵があるし、
なによりゲームシステム自体はよくできているので
(気に入らないところもありますけど。後述)よく打つんですけど、
先日、ついにアレを初めて引きましたので記事にしておきます。
煮え湯を飲まされ続けてきた「バイオハザード5」
「バイオハザード5」は2012年末ころに登場したART機。
人気のあった台でご存知の方が多いと思うので説明は省きますが、
チャンスゾーンのシステムや斬新な上乗せ演出など、
かなりよくできた台だったと思っています。が・・・
勝てない!どう頑張っても出ない。
ほとんど天井狙いに徹していたにもかかわらず、
これまでの成績は79台で差枚数マイナス6704枚。
パニックゾーンの期待度33%なんて絶対にウソだろ・・っていうくらい当たらないし、
当たったとしてもとにかく毎度毎度上乗せはなく激ショボで終わる。
ウロボロスは2回だけ引いてどちらも即終わり・・
今回も、当日570ゲームハマリ、前日は15ゲームくらいでヤメていた台。
どうせ天井まで持っていかれて50ゲーム終了が2回で終わるんだろ・・
と最初からまったく期待せずに打ち始めました。
小役の連続からチャンスゾーンがループ
やる気なくしばらく打っていると、
レア役がポンポンポンと履歴内に3つ発生!
おお~、当たれ~という願いもむなしく直撃はなし、
しかし最強のチャンスゾーン、ウェスカーゾーンに突入。
いつ見てもアルバート・ウェスカーはカッコいいです。
で、そのウェスカーゾーンでめでたく当たりすぐ終わった後、
終了画面がはじめてみる、クリスとシェバのふたりバージョン。
今日は都合15回の初当たりを引いたのですが、4回くらい出ました!
詳しくは適当な解析サイトを参照していただきたいですが、
この画面が出たらチャンスゾーンが約75%でループするモード(以上)に滞在中であることが確定。
このあと、怒涛のチャンスゾーン連チャンが始まります。
次がパニックゾーンで当たり。
その次がまさかのまたウェスカーゾーン。
そのウェスカーゾーンで・・・・
ウェスカーゾーン中の強チャンス目から・・・
「ウェスカーゾーン」はART期待度約60%といわれる
本機でもっとも期待度の高いチャンスゾーン。
さらに終了後は当たってもスカってももう1回チャンスゾーンがくることが約束されます。
成立役によって液晶に表示される「%」表示がアップ、100%になれば確定。
120、150、200%表示はART複数セットが確定、
810%が表示されれば期待枚数2500枚くらいといわれる
「プレミアムハザードラッシュ」に突入・・・となりますが、
まさに「盲亀浮木」とはこのこと、という恐ろしく薄いところを引かないと無理・・・
なのですが・・・
なんとなんと、ウェスカーゾーン中に強チャンス目、それがMB重複
(MB消化中はチェリーの確率が大幅にアップします。ART中ならウロボロスモードに突入、MBが入賞するまでの間もチェリーやチャンス目の確率がアップするため、MB入賞を阻止するベルナビが出ている間、上乗せの大チャンス状態が続きます)
だったようで、チェリーが連チャンで成立し履歴内に3個。
この台の好きなところは、レア役が連チャンで成立すればいつでも恩恵があるというところ。
レア役成立後の3ゲーム間はいつもアツくレバーオンできます。
ウェスカーゾーン中も恩恵は絶大。あっというまに200%に到達し、
やった~2セット・・・と思った次のゲームで810%にアップ。
まさかまさか・・初めてのプレミアムハザードラッシュへ突入。
何度も引いている方は「それくらいで騒ぐな」と言うでしょうが、
これまで負けまくりだったバイオ5でのはじめての展開に少しエキサイト。
たのむから激ショボで終わらないで~。
そこそこの出玉に
プレミアムハザードラッシュに突入すると、
エピソード
(主に共通ベルやスイカから突入する、20~30ゲームの間ゲーム数減算がストップする上乗せゾーン)
ごとに終了抽選(1、2回目は100%継続)となり、その終了抽選に漏れるまで、
ゲーム数は減算されずにARTが継続します。
プレミアムハザードラッシュ中はシューティングバースト(上乗せゾーン)への
突入率が優遇されたりするので、終わるまでにいかに上乗せをしておくかが重要になるわけで、
(エピソード突入の契機となる)共通ベル、スイカを引くな!引くな!
と願いつつ、「上乗せ!上乗せ!」「SB!SB!」と祈ることになります。
で、今回は3回目のエピソードで終わり。
約630ゲーム継続。残り546ゲームから通常のラッシュがスタート。
PHR自体は、なかなかスイカを引かなかったのでそこそこのロング継続したんですけどね。
小役での上乗せが全然こない展開で残念でしたが、
シューティングバーストを2回引いて(213、180のせ)助かった~という感じ。
普段は絶対に揃わないバー図柄。今日だけは「お願いします!」と期待をもって狙えました!
リアルボーナス非搭載機特有の冗長さだけは残念
で、そのあとは延々となにも起こらずほとんど駆け抜けで終了。
400ゲーム間くらい上乗せもエピソードもなかったりとか。
PHR開始から約1460ゲーム、約3200枚くらいでいったん終わり。
そこからは延々とパニックゾーンが連チャンして10回くらい初当たりを引きましたが、
ず~っと50ゲーム駆け抜けだけ。
最終的に4271枚を流しました。
激ショボ出玉で終わらなくてよかった~という感じでした。
まあ、この台は演出が練られていて面白いんですけど、
リアルボーナス非搭載のART機でARTのロング継続をモノにしたときって、
独特の退屈さ、冗長さを感じるんですよね。
上乗せはたしかにエキサイティングなんですけど、
やっぱりボーナスで出玉が加速する瞬間がほしい。
そのほうがゲームにメリハリができるし、
ボーナスがあるほうが
押し順ナビが出なかったときによりアツくストップボタンを押せると思うのです。
純増2.3枚ということで出玉スピード自体はそれなりですけど、
リプレイが多い(ベルの払い出しが9枚)のでなんとなく遅く感じます。
この台ですらもそういった冗長さを感じることがあります。
ほかのクソ台ならなおさらで、やはりART機のあるべき姿というのは、
ボーナスが主体でARTはオマケ・・というかたちじゃないかな、と思います。
しかし、さっきもいったようにこの台はレア役の連続がもれなくアツいとか、
爆発へのハードルは高いけれどもいつでもチャンスはちりばめられている
考え抜かれたゲーム性で、「名機」と呼んでいい台だと思いますね。勝てないけど。
続編がもれなくクソ台だったのは残念。
今後も設置がある限りは狙って、いつか
「ウロボロス中シューティングバーストで4ケタ!そしてエンディングへ!」とか、
「履歴4個めに中段チェリーで810のせ!このARTはいつ終わるんですか?」とかいう
記事を書いてみたいですね。