最近は毎年この時期になると神奈川県方面へ出かける用事がありまして、
すると寄りたくなるのは
桜木町のスロット専門ゲームセンター「ノスタルジア」さん。
これまでも数々の懐かしい名機を打たせてもらいました。
今回はとくに打つ台を決めずに行きました。
あさイチで入店、店内を見回して
打つ台に決めたのは、
爆裂AT4号機を代表する名機のひとつ、
「コンチ4X」。
クルマが買えるくらい負けたけど好きだった
「コンチ4X」(コンチフォーエックス)は、2001年にアルゼから登場したB+AT機。
2000年にサミーから「獣王」が登場し、
それが大人気になったもんだから各メーカーから同じような爆裂AT機が次々に登場。
そのムーブメントのなかから生まれた4号機最強クラスの爆裂機。
当時の私は、大学卒業後に入ったブラック企業に勤めて9年ほどが経ち、
嫌気がさして退職を決意していたころ。
仕事を一生懸命やる気はあんまりなくて、
パチスロにズブズブハマっていったころでした。
「獣王」は高確率状態だけを狙ってれば勝てる、ということを学んでいたし
それを効率よく狙える環境もあったのでけっこう勝っていましたが、
「コンチ4X」はそんなに甘くなかった。
もう盛大に負けまくっていました。
当時は機種別の収支をつけていなかったので詳しくはわかりませんが、
コンチ4Xだけでおそらく小型の普通車を新車で買えるくらいは負けた。
しかし、後述するようにとてもアツいゲーム性をもち、
ビジュアルもサウンドもクール。
そのうえその爆裂出玉性能は私を「依存症」にするのには
充分すぎる凄まじさをもっていたため、
負けても負けても打つのをやめられませんでした。
「コンチ4X」という名の通り、
アルゼの「コンチネンタル」シリーズのひとつ。
BIG(ノーマルBIGなら平均270枚くらい、スーパーBIGなら平均500枚弱)、
REG(赤7と緑7の組み合わせで揃う。最初にとめる色2択と、押し順の6択、つまり1/12に正解できれば揃う。不正解の場合はフラグ消滅。AT中はナビが発生するので完全奪取が可能)、
AT「スーパーラッシュ」(10or20or100G継続。1Gあたり純増10枚くらい)
で出玉を増やします。
ATへのメイン契機はBIGとREG当選時。
「獣王」と同様に高確率と低確率という概念があり、
高確率中にボーナスを引ければAT突入のチャンス。
ここでは詳しい数字は割愛しますが、設定6は高確だろうが低確あろうがAT当選率に差がなく、
常にほかの設定を圧倒的に上回る確率でATに当選、
そのうえBIG確率もAT中の上乗せ当選率も優遇されているため、
その出玉性能は4号機爆裂ATのなかでも異次元レベル。
出玉率は160%超えともいわれていました。
「ノスタルジア」さんは全台設定6のスロットゲーセン。
超絶エクストラ、夢の「コンチ4X」の設定6が打てちゃう。
前回と前々回の「ノスタルジア」さんでの4号機実戦は、
名機の素晴らしさを堪能できたものの出玉的にはイマイチだったので、
→スロ専ゲームセンターで名機探訪!その③~「スペックA」~(前編)
→スロ専ゲームセンターで名機探訪!その③~「スペックA」~後編
→スロ専ゲームセンターで名機探訪!その④~「サンダーバード3」編!~
今回こそは2万枚くらい気持ちよく出して帰りたい・・・
と「コンチ4X」に着席。
幸先よくREG正解!今日はイケルんじゃないの~
通常時は中押しでプレイ。
リプレイの取りこぼしに注意さえすれば適当打ちでほぼ問題なし。
ふだんは中リール中段にリンゴ停止、右にも中段にリンゴなら15枚役orこぼし。
中リール中段にリプレイ停止、右上段にもリプレイが停止ならリプレイ。左リールは緑7を避けて押さないとリプレイを取りこぼします。
上記のパターン以外の停止型ならチェリーor純ハズレorBIG。
中リールに赤7を狙うとフラグを判別できますがめんどうくさいので私は狙いません。
ここぞというときだけ赤7狙いします。でも、BIG成立時は演出ナシでシレっとリーチ目が止まることが多いんですよね。そこがイイ。
↑中リール中段赤7は純ハズレを否定。確率激低のチェリーorBIGなので猛アツ!
通常時はたま~に押し順(と、色)ナビが発生。
リンゴが揃わなければBIGorラッシュ発動orラッシュ潜伏告知。
↑「THREE!」って言われて右を押したらリンゴを否定でBIG!パチスロの演出なんてたったこれだけでじゅうぶんアツく楽しめるのに。
というわけで中押しフリー打ちで打ち始めます。
すると投資1000円(150枚)、2回目のREG成立でいきなりREG入賞!
さきほども書いたようにREGは最初にとめる色(緑or赤)と押し順6択に正解すれば入賞、不正解ならばフラグ消滅となります。
なので成立時は完全告知で左のCHANCEランプが点灯。
これが全設定共通で1/79.5で成立し、しかもREG入賞はRUSH突入の大チャンスとなるため常にアツく挑戦できます。
RUSH中は色と押し順を完全ナビ、しかも上乗せの大チャンス。
この台の醍醐味はREGにあると個人的には思ってます。
通常時もまれにナビが発生。
ナビ通り押してREGが揃わず実はBIGだったりとか、
ナビが「RED!RED! RED!」でBIG(REGは異色7揃いなので矛盾)だったりとか、
多彩な演出パターンも魅力。
REG入賞時、設定6は状態にかかわらず1/3.2でラッシュ当選。
ラッシュに期待していると、REG終了後すぐに「THREE!!!」という押し順ナビが発生!
これでなにも揃わなければラッシュ濃厚・・で色めき立ちましたがリンゴ(15枚役)が揃ってスカ。
まあ~設定6といえども1/3.2だから最初からそう簡単にいかないよね・・・
と打ち続けます。
そのあと218Gで待望のBIG!
通常時は基本的にノーマルBIGですが、赤7をクロス揃えさせると1/32でスーパーBIGに昇格します。
右リールは枠上に下の赤7を押せばOK。
美しい。やっぱりユニバ系の7図柄って最高にカッコいいですね。
今回は夜になってその1/32でのスーパー昇格を達成。
まあそれはオマケだからいいとして、とにかくまずはラッシュに入ってほしい。
設定6はBIG当選時、これまたほかの設定と違って状態にかかわらず1/3.8でラッシュ当選。
しかしBIG後なああんにも起こらず。
まあまあ、設定6といえども・・・と気を取り直し打ち続けます。
延々とREG不正解を繰り返しつつ、
設定6としてはあんまり引けない感じながらも(設定6のBIG確率は1/240.9)BIGを引くも
なかなかラッシュには入らず。
しかし開始から1575G、5回目のBIG直後、
ザシュザシュザシュザシュ・・というサウンドとともにハチマキリールが回転し、
カッコいい声で「エ~ックス・・・」と言われます。
これが4回続けばラッシュなのでボーナス後のこの演出は激アツ。
見事4回連続したあとのBETでハチマキリールに「RUSH」が出現し
ヘヴィなファンファーレが鳴り響くと脳汁が大爆発する瞬間です。
この最初のラッシュは20Gで単発。直後に通常時のREGでナビが発生してREGをゲット。
そこまでにすでに1500枚を投資していましたが、
このBIG→ラッシュ20→REGという流れだけで下皿はカチカチに。
この出玉感はやはり5号機以降のパチスロとは段違い。
ラッシュ単発でこうなっちゃうのに、1回の抽選契機で30連とかいう振り分けもあるし、
ラッシュ中にボーナスがなにかしら引けてしまえばさらに上乗せのチャンスとなるんですから、
その出玉性能は計り知れません。
その後2回目のBIG後にまたラッシュ。
そのラッシュ中に待望のスーパーBIG!
スーパーBIG中は小役ゲームの15枚役の押し順を完全ナビしてくれるため
平均で500枚弱ほどの獲得となり、その破壊力は圧倒的で、とにかく消化がキモチいい。
その後はコンスタントにBIGからラッシュを引き、
順調にメダルが増えていく展開に。
ラッシュが引けるとなぜかREGが引けないというもどかしい展開で
なかなか上乗せとならず大連チャンにはならないけれども、さすがは設定6。
この調子なら万枚行けるんじゃない・・・と調子にのります。
↑わかりにくいけどラッシュ中。ラッシュ最終ゲーム。「ONE!」ってナビされて左リールはふつうに中段にリンゴ停止でたぶん15枚役。「TWO!」で中リールを押すとリプレイがテンパイして歓喜。最終ゲームにリプレイ成立でラッシュ上乗せ確定です!ラッシュ中もリール停止型でアツくなれるところがきちんと用意されているところはさすが。
3000ゲームほど消化したところで出玉はたぶん4000枚くらいに。
この時点でBIGはよく引けてるけどREGはあんまり・・っていうくらいなのにこの出玉。
さすが4号機最強クラスのAT機。
まだ時間あるよ!
夢の超絶エクストラ設定なのに・・・
しかしこのあたりから私の生来のヒキ弱が発揮されてきます。
BIGを引いても引いてもラッシュに入らなくなり、
REGはいくらやっても正解できなくなります。
しかもREGそのものが全然引けないし。
最後にはまさかのハマリ。
天井ラッシュ(天井はボーナス間1200or1500or1800Gでラッシュ当選、ほぼ単発)
をいただいたところでもう帰らなくてはならない時間となりヤメ。
獲得は2932枚。
万枚なんてとんでもない・・という成績になっちゃいましたが、
最後にこれだけ沈んでも差枚はプラス1432枚ですからね。
しかもフリー打ちしてたからリプレイは数十回は取りこぼしている。
抜群の安定した出玉性能といえるでしょう。
なにしろ5号機と違ってBIGが引ければとりあえず270枚くらいはとれますしね(今回は0パンで45枚というのもあったけれど、逆に300枚超もふつうにある)、
とにかくなにか当たれば「当たったのに激ショボ」ということはあまりない。
そのかわり5号機のように一撃で万枚などということは少ないわけですが、
4号機の爆裂AT時代よりも5号機時代後半のほうが、
射幸性激高でイビツな出玉設計の台ばかりだったんだな・・・と痛感します。
最後に大ハマリを喰らったけれど不思議と疲れはなかったですね。
それはゲーセンで設定6だったからだろ・・・というのは間違い。
この時代の台はムダに煽られないからそんなに疲れない。
今の台は煽るからハマると非常に疲れるしムカつくわけです。
夢のコンチ4Xの設定6をぶん回したわりには出玉はあまり伸びませんでしたが、
そのアツいゲーム性を堪能できて満足。
遠くてなかなか「ノスタルジア」さんには行けないので、
この雪辱は所有している(そろそろ調子が悪い)プレイステーション2で果たすことにします。
といったところで今回はこのへんにしておきます。
また神奈川県方面に出かけたらまた寄らせてもらい、
名機を打ちたおそうと思います!
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