本ページのリンクには広告が含まれています 新型コロナウィルス 特別養護老人ホーム

約4か月ぶりに特養にいる母と面会。

新型コロナウィルスがまたまたその勢力を拡大していますね。

国はこの状況で「GoTo キャンペーン」と銘打って「旅行に行け!」と言って多額の税金を投入しようとしている。神経がどうかしちゃってますね。

それに、いまさら感染者隔離のための宿泊先や療養先をちゃんと確保しなきゃあとか言ってる。そんなのはいくらでもそのためのカネと時間がいままでにあったはずなのに。アベノマスク配るカネとGoToキャンペーンのカネを使えばいくらでもコロナ用の隔離施設でも病院でもつくれたのでは。さすがは無能無策の自民党政権。無能は仕方がないけど仕事はちゃんとしてくれないかな。この状況で国会が閉じてるとか頭おかしいの?いまだに奴らを支持する国民が3割以上もいるとは・・・。

 

それはともかく、私の母が入居している特別養護老人ホームが面会の制限を始めたのが3月半ばころでした。

それからもう4か月ほど。ここ最近になってまた感染者が増えてきているものの、一時は落ち着いたようにみえたのを受けて、先日条件付きで面会の制限が解除されました。

ここ数日の首都圏の感染拡大で、またいつ面会全面停止になるかわからないので、さっそく面会に行ってきました。

今回の記事はただそれだけです。ただの日記ですからごく簡単に。とくに役立つ記事ではありません。

予約制、人数・時間制限。気軽に行くわけにはいかなくなった

コロナ以前には週に2回か3回ほど面会に行っていました。

家からクルマで10分くらいですから、テキトーなタイミングで行けるときに行き、かってに(もちろん入口で名前書きますが)部屋まで入っていって、いっしょにテレビを観るなりお菓子を食べるなりして過ごしていました。

 

しかしコロナ後はそうはいかない。行くためには事前に予約をし、いちどに会えるのは2名だけ、時間は15分を目安にお願いします、ということに。部屋までは入れず、指定の場所(エレベーターホールみたいなところ)での面会。

咳や味覚・嗅覚障害がないかといった体調に関するチェック項目を渡され、それに該当すればもちろんダメで、非接触体温計での体温チェックもほどこされる。

まあ、もし万が一コロナが施設に入り込んでクラスター発生・・なんてことになったときの重大さを考えればそのくらいは当然なんでしょう。

面会にある意味での恐怖を抱く感覚を久しぶりに体験

事前に予約をして当日を迎えましたが、なんかこう若干ドキドキ、もっとはっきり言うと怖いという感覚を抱きました。

これは、母の認知症が加速度的に進行していた時期にはいつも味わっていた感覚。

数日ぶりに会ってみると、もう前回会ったときにはできていたことができなくなっていたり、覚えていたことを忘れていたりするのでもう恐ろしくて仕方がなかった。その時期には面会に行くのが嫌で嫌で。しかし会わない期間が長くなればなるほど、次に会ったときのガッカリさ加減が大きくなるので行かなければならない。

まさにジレンマに陥っていたわけです。ここ数年はもう認知症の症状は落ちるところまで落ちた感じで、「~~ができなくなった・・」というガッカリを味わうことはあまりなくなっていたのですが、久しぶりに母と会うのに際して「いったい今日はどんな状態なんだろう・・」という緊張する感覚が沸き上がってきました。

認知症の母:施設での面会は喜びと苦痛が半々

それを考えると、コロナ前に母の兄弟(つまり私のオジやオバ)が面会に来て十数年ぶりに母に会った時には、さぞかしガッカリしたんだろうな、と。なにしろ前に会ったときにはふつうに元気だったのに、久しぶりに会ったらもう話もできなくなっていたんですからね。認知症になる・歳をとるというのはなんとかなしいことなのか。

 

いちおう特養の職員さんからは「おかわりなくお元気です」と何度か伺ってはいたものの、元気ではあってもますます反応が鈍くなってこっちが何を言ってもボーっとしてるだけ、というのがひどくなっていたら嫌だなあ・・と緊張しつつ特養へ到着。

検温・手洗いをすませて座って待っていますと、職員さんが母を連れてきてくれました。

とりあえず元気でひと安心

とりあえずいつもと変わらず、ボーっとソッポを向いていました。

声をかけると目はこっちを向くけど、息子が来たとわかっているのかいないのかはいつもどおりなんとも判断できない。

しかし顔色はよく元気そうで、まあそれだけでok・・・と思うことにしましょう。

こっちから一方的にひたすら話しかけて、目はこっちを見てくれるもののウンともスンとも言われないままあっという間に15分くらいが過ぎました。15分って短いですねえ。パチスロなら200ゲームちょいしか回せない時間ですからね。

べつに時間をはかられていたわけではないけどそのへんで面会を切り上げ。ごくまれにある「ハイ」とか「うん」とかいう発声をきくことができず無念。

しかしまあ、オンライン面会では(モニターを見る、ということができないので)不可能な、「私を見てもらう」という目的は達成できたのでよかったかな。

 

私の地域でも少しづつ感染者が増えつつあり、またいつ面会不可能になるかわからないのでできるだけいまのうちに会いに行っておきたいけど、あまり気軽には行けませんね。とにかくはやく収まってほしいと願うばかりです。

-新型コロナウィルス, 特別養護老人ホーム
-, , , ,