最近のわが地域のパチ屋では、新台入替時に
旧台の復活導入が多いです。
ちょっと古いジャグラーとか、エウレカセブン2とか黄門ちゃま喝とか。
で、今回「ゲッターマウス」を復活させたホールがあり、
そのほかジャグラーも増やしたり、ノーマル機に重点を置き始めた感じ。
導入後数日間様子をうかがっていましたが、
高設定らしき台も多数みられる状況でしたので、
その日まで唯一撃沈続きだった「ゲッターマウス」の設定上げを狙ってきました。
2016年パチスロ機種別の成績&感想② にも書いた通り、
いまのところ私にとっては負け頭の機種。
いつなんどき打ってもビッグが引けないのであまり打ちたくなかったのですが、
後述するような理由で粘ることになりました。
高設定を否定しない挙動・・・で騙された?
結果から言うとプラス 745枚で、まあとりあえずプラスで終わってよかった~
くらいのものだったんですが、早い段階でビッグ連からドル箱満タンにして、
いい気持になっていたらやっぱりいつもどおりビッグが引けなくなり、
徐々に徐々に出玉を削られて時間切れ、という疲れる展開に。
途中、リセット濃厚なミリオンゴッド凱旋の380回ハマり台が空いたのを見つけ、
移動しようかとも考えたのですが、
・オレンジA重複(払い出し音が遅れる)のネズミBIGが早い段階で2回も引けていた
(設定1~4は1/8192、設定5,6は1/3640)。
・オレンジ確率が設定6の確率(1/8.26)をぶっちぎりで上回っていた
(終盤には落ちてきましたが)。
ということがあって、もしほんとに高設定だったらいやだなあと思って移動できませんでした。
そのホールの傾向からして高設定が投入される可能性も十分あると判断していたのもあります。
結果をみると設定はなんとも推測しにくいところとなりました。
設定推測は難しい
ちなみに私はリーチ目主体のマシンで変則押しをするのが大嫌いなので、
王道の順押しバー狙いで消化しています。
なので1枚役はフォローしていないし、スイカも相当数こぼしているので、
完璧に打っているわけではないですが、
それを考慮してもやっぱり出玉性能はキツイなあ、というのが正直なところ。
しかも、ボーナス確率の設定差は大きくないし、
設定差のある部分は設定推測につかうには微妙なものばかり。
設定5or6確定演出である、BIG終了後の小文字chu&葉月ちゃんボイスも、
6なら1日打てばひょっとして、という確率(設定5で1/99.9、設定6で1/32)。
となりの台でゲッチュー演出で「GET」が出現(設定2以上確定)しましたが、
設定2以上とか、だからなんなんだという感じですよね。
とはいえ、楽しいのは間違いない
出玉性能には不満ですけど、とりあえず面白い。
バー狙いで消化していると、バーが枠内に止まってのリーチ目はあまり止まらないですね。
変則押しならボーナス成立を見逃すことはないようですが、
私は順押しで打っていて、しかもあんまり打ち込んでいないので、
スイカを引き込んでのリーチ目だと「ん?スイカこぼしなの?リーチ目なの?」
と悩むこともしばしば。まあ、それが楽しいんですけどね。
↓これくらいわかりやすいと気持ちイイ。
ゲッチュー演出は面白いけど
導入当初は「ゲッタマにこんな演出いらねえよ!」とオールドファンには不評だった
「ゲッチュー演出」。
点灯したランプに対応する小役がはずれればボーナス確定というシンプルさで、
私のようにわかりにくいリーチ目を知らないプレイヤーには
重宝する演出ですが、この演出は初心者が打つためにハードルを下げる効果が
絶大で、搭載してよかったんじゃないかと思いますね。
しかし、個人的には「ハズレ」に対応していればもっと面白かったんじゃないかと
思っています。サンダーVの予告音も、ハズレに対応しているから
第3停止までアツく打てるのであって、
サンダー同様若干わかりにくいリーチ目も多いゲッターマウスなら、
ハズレに対応する演出があれば「あれえ~?これは入ってるの?入ってないの?」
と悩む場面が多くなったりして楽しかったんじゃないか。
とはいうものの、第一停止や第二停止ですでに矛盾発生でボーナス確定とかいうのも、
それはそれで楽しい。
今後もメーカーさんの努力に期待
BIG、REGの比率に設定間格差がほぼないので、大当たりデータから高設定を推測するのも
難儀で、なかなか狙えない。いろんな意味で難しい台だな~と思います。
こういう仕様でもハナビのように単純なゲーム性ならヒットしたんでしょうが、
出目演出はけっこう複雑でわかりにくいのでなかなか人気が出ないのかなと。
高設定域の出玉性能は高いしREG確率にメリハリがあるサンダーVリボルトは、
ゲッタマよりさらに通常時のゲーム性はめんどうくさい仕様なのでさらに人気がない。
奥深いゲーム性を持たせたうえで、誰でも打てる単純さを兼ね備えないと
ノーマルタイプ機はヒットしないわけで、
だから安易なタイアップART機ばかりがリリースされるんだろうなと思います。
そっちのほうが簡単ですよね。
そう考えると、常人では考えつかない工夫を凝らしたマシンを
次々に発表しているアクロスの努力は尊敬に値すると感じますが、
願わくばリメイクばかりではなく完全オリジナル新モチーフの台をつくっていただきたい。
今後もノーマルタイプ機については積極的に記事にしていきます。