先日、行きつけのリサイクルショップで
懐かしい機種のプレイステーション2用のソフトを発見。
4号機の「アントニオ猪木という名のパチスロ機」と
「アントニオ猪木自身がパチスロ機」が入っている
「パチスロ闘魂伝承~猪木祭」。
amazon.co.jp パチスロ闘魂伝承 猪木祭~アントニオ猪木という名のパチスロ機~~アントニオ猪木自身がパチスロ機~
かつて私が自身の1日単位での最高出玉を記録したのが
「アントニオ猪木自身がパチスロ機」でして、
今回はそれについてつまらない話を書いてみます。
使った写真はプレステ2で撮ったか古いガラケーに残ってたものなので
画質の悪さはご容赦ください。
スロッターとしての修業の場となった新宿「グリンピースタワー店」
約10年勤めたブラック企業を辞め、
パチプー生活に入った私が通いはじめたのが
新宿にあった、今は亡き「グリンピース タワー店」でした。
再就職をしたのが都内の会社だったこともあり、
ここには2001年ころから2007年くらいまで長いこと通っていましたが、
その台揃えの豊富さといい、
予測不能、常に驚きを提供してくれるイベント内容といい、
とにかく通うのが楽しかった。
それに、クランキーコンテストやタコスロのリプレイハズシを
まるで適当打ちをしているかのように楽々とやってのけるような
上級者が集まっていて、まだパチスロがヘタクソだった私には
修業の場、みたいな感じでした。
人が打っているのを見て「ああ、こうすればいいんだ・・・」と学んだり、
機種数があまりにも多いので否が応でもいろんなことを覚えました。
通い始めたころにはまったくできなかった
ディノベイダーBのリプレイハズシが、撤去のころには
楽々できるようになったりして、「上達する喜び」を味わえました。
ひとつの機種を長期間、大事に使ってくれていたから、
こういう「上達する喜び」も味わえたわけです。いまではあり得ないですね。
あり得ないと言えば、
当時はまだイベント規制前。
「~に6を入れます!」系の告知が前もってなされることも多く、
そういう日は朝の入場抽選が激アツに。
で、2005年のある日、
12台ある「アントニオ猪木自身がパチスロ機」に6投入が予告され、
あさイチ入場抽選へ。
ものすごい人数が並んでいて、
何番を引いたか忘れたけど12番以内ではなく、
こりゃあ取れないかな?・・と思いつつ、
開店と同時に階段を駆け上がり、いちおう猪木自身のシマへ。
すると・・・なんと!1台だけ、右端の角台が残っている!
小走りして速攻でケータイを放り込みました!
2004年に登場したAT機
「アントニオ猪木自身がパチスロ機」は、
平和から2004年に登場したAT機。
2003年に出た同社の「アントニオ猪木という名のパチスロ機」の後継機です。
BIG後に高確率状態に入り、そこで純ハズレを引ければAT「闘魂チャンス」突入へのチャンス・・
REG最後の3Gの押し順を当てればAT抽選・・・
という基本部分は前作を踏襲。
ウリにしていたのは、
「チャンピオンロード」と呼ばれる爆裂機能で、
BIG成立後のプチRT中(0~5G?だったかな?)に
REGを引くとレバーオンでフリーズ、
アントニオ猪木の有名な詩「道」の朗読が始まり、
まずはREGを放出(闘魂チャンス9連以上が確定)、
その後に1G連でBIGを放出、そこから闘魂チャンスへ・・・
という、出玉増加機能のコンボが味わえます。
闘魂チャンスは1回で平均200枚弱くらいだと思うので、
最低でも2000枚くらいはこれだけで獲得できますね。
まあ、引けなかったですけどね。
今回買ったプレステソフトでは自在に発生させられます!
これの存在のおかげで、チャンス目後の連続演出中は
「道!道!」と願いつつレバーオンがアツく楽しめました。
まあ、引けないわりにはこれ単体での出玉期待値はたいしたことなかった。
闘魂チャンスの主な突入契機はBIG後の高確中の純ハズレからの当選で、
そこでの当選でも11連とかいう振り分けはザラにありました
(単発や3連も多かったけれど。ちなみに最大の振り分けは一撃33連)。
つまり、「チャンピオンロード」が引けなくても全然勝負になるということ。
で、そのBIG後の高確中の純ハズレでの当選率が破格の1/2(設定1は1/4.9)
となっているのがこの台の設定6。
高確は平均75Gで、純ハズレは設定6の場合約1/240。
低確率中の純ハズレでは全設定共通で1/128でしか闘魂チャンスに入らないので、
設定6といえども高確中の純ハズレのヒキが悪かったり悪いほうの1/2に偏ったりすると
苦しい展開になることもあります。
・・・まあ、その前に、おそらく12台中1台しかないであろう
設定6をつかまなければならない。
当時そこに通っていた常連は、
「角には6は入らない」と思っていた人が多かったようで、
私もそうでした。誰もが好んで座りたがる角に入れることはあまりない(ような気がしていた)。
なので角だけが空いていたわけです。
最初の純ハズレで闘魂チャンス突入!そして・・・
はたして自分の台は6だろうか、他人の台はどんな挙動をみせるか・・・
という、6投入イベント独特の緊張感のなか、
最初にAT「闘魂チャンス」を引いたのは・・・私でした!
十数年前のことなので細かくは覚えてませんが、
投資数千円でBIGをポンポンと引き、
2回目か3回目かのBIG後の高確中純ハズレから闘魂チャンス!
アントニオ猪木の「闘魂!チャンス!」という声が響いた瞬間、
左側に座っていた数人がいっせいにこっちを向きました。
その最初の初当たりはそれほど伸びずに終わりましたが、
ほどなくしてまた闘魂チャンス。
それを消化中に上乗せ確定演出が出て・・・
↑AT中のチャンス目出現で液晶が「不滅」とか「闘魂遺伝子」とかの猪木実写演出ならボーナスor純ハズレでのAT上乗せ確定。ボーナスでなければおしっこジャ~。
このあたりでほかの台を打っていた人たちが
「アイツが6か・・・」とばかりにヤメはじめ、
私の台以外にはそれらしい挙動の台がないっぽい・・・
ということで私も少し確信に近いものを感じ始めます。
・・・・で、たいしたハマリもなく、
夜9時には設定6の札が私の台にブスっと。
まあ、その時間には頭上に置ききれないドル箱が足元にも積みあがっていて、
「これが6じゃないとかありえない」
と思っていたのでただドヤ顔するのみでした。
REGはあんまり引けなかったものの
AT初当たりを引きまくって、
最後の大連チャンが閉店30分前くらいに終わってヤメ。
流したのは18,836枚。
後日店内に張り出された大量獲得のお知らせ。
こっちは差枚数なので18,587枚になってますね。
棒グラフがシングルボーナスだと思うので、
闘魂チャンス初当たりは7~8回くらい?
7枚交換だったのは収支的にはちょっと残念でしたが、
このホールは7枚交換ならではの高設定投入が魅力でしたから。
このときは、「北斗の拳」や「南国育ち」などストック機が大人気のころで
AT機としては末期に出てきた台で、
爆裂ATブームをつくった「獣王」や「アラジンA」、「コンチ4X」などに比べれば
出玉性能は控えめ・・・といっても、設定6の出玉性能は
今の感覚からいえば凄いものがありましたね。
まさにその設定6の破壊力を堪能した1日でした。
そういうわけでこの日はウハウハで帰りましたが、
この爆裂の次の休みの日にパチスロを打った時に
「南国育ち」の設定456台をつかみ、
「またまた大勝ちしちゃうぜ・・・」と
調子に乗って打ったら、
人生最大の15万負けを喰らい、
高設定をつかんでいても
大勝ちもすれば大負けもある、ということを
叩きつけられることになります。
機会があればその話も記事にしてみます。