パチスロ初心者向けの講座の続きです。
先の記事 パチスロ・目押しのできない方へ②~目押しは難しくない~
において、目押しの初歩の初歩ポイントふたつ、
①図柄の色や大きさを利用して、なんとなくでいいから目でとらえる
②リールが1周する時間をおぼえ、それを利用して目押しする
ということを書きました。
今回は、ほかのテクニック(というほどのものでもないですけど)
についても書いていきます。
図柄の特徴を利用する
先の記事ではマイジャグラーⅢを例に出して、
バー図柄の黒いカタマリを目でとらえてみましょう、
と書きましたが、色以外にも、
目押しに利用できる図柄の特徴はあります。
たとえば、ニューパルサー系の機種の7図柄。
もちろん色でも目立ちますが、横にはみ出ていますよね。
この、左側にはみ出た部分を見つめてから、
視線を動かさずにリールを回すと、
はみ出た部分、あるいは縁取りの白い線が、
リールが1周するごとに通過するのがわかると思います
(わかりづらいようなら、いろいろ角度を変えて見てみましょう)。
このように、図柄の特徴を利用して目でとらえる、
という方法は、けっこう使えます。
ジャグラーシリーズなら、赤7には星マークのようになっている、
光る部分がありますよね。
写真はプチマーメイドの7図柄ですが、こちらにも光る部分があり、
そこから視線を動かさずに見ていれば、ピカっ、ピカっと
リズミカルに、光るところがわかるはずです。
ジャグラーの場合は、左リールに2か所あってわかりづらいので、
中や右のリールで練習してみましょう。
タイミング押し
これは、たとえばスイカとか、大きくもなく見やすくもない絵柄を
狙いたい場合に、他の見やすい絵柄を基準にして狙う方法です。
先の記事で、マイジャグラーⅢでバーを目安にチェリーを狙う話をしましたが、
それもタイミング押しですね。
上の写真は「クランキーコレクション」(美しいリーチ目!)ですが、
たとえばスイカが見えない場合、
左リールはコンドル図柄を早めに押す、中リールは青7を狙う、
右リールは(コンドルの3コマ上にスイカがあるので)
コンドルを遅めに押す、などの打ち方で、
スイカを獲得することが容易になります
(ほんとうは、この機種の場合、ハサミ打ちすれば右リールは狙う必要はないんですが、
ここはタイミング押しの解説なので)。
ただ、この打ち方はミスが多くなりがちなので、
ベストなのはやはり、絵柄を目でとらえて、1周後に押す方法です。
しかし、小役図柄になると、一般のプレイヤーの多くは
このタイミング押しで押していますので、これができれば十分です。
現在のホールでは、リール配列を掲載している遊戯説明書が
ある場合が多いので、これを利用しましょう。
リールの切れ目(継ぎ目)も利用できる
その、リール配列表には、下の絵柄から1番から21番(もしくは20番)の
番号がふってありますね。21番の上は1番となり、つながっています。
この21番と1番の間には、継ぎ目があります。
リールが回転しているときに、横から見ると、
この継ぎ目部分が、「ボコっ」と、盛り上がるような感じで見えるはずです。
その付近に押したい絵柄がある場合は、これを利用できます。
目指す絵柄が継ぎ目より少し上にあるなら、継ぎ目が通過した直後に押せばいいし、
継ぎ目より下にあるなら、継ぎ目を早めに狙えばいいのです。
最終的には「直視」を目指そう
最初のうちは、ここまで説明したように、見やすい絵柄を狙ったり、
見やすい絵柄を利用したタイミング押しで練習しましょう。
意識して練習していれば、必ずできるようになります。
最終的には、小役絵柄もすべて含め「直視」でとらえることを
目標にしたいところです。
いわゆる「技術介入」で出玉がアップする一部の機種の場合、
同じスイカでも複数あるうちの特定のスイカを狙わないといけなかったり、
ビタ押し(1コマのずれもなくぴったりの位置で押す)することが
要求されたりするものもありますので、どうしても直視が必要になります。
リールの動きに合わせて眼球を動かすことができれば
直視すること自体は難しくないと思うんですが、
完璧に見えれば完璧に押せるか、というとそうでもないです。
野球だってボールが見えていれば必ずジャストミートできるかというと
そうでもないわけで、どちらかというと、
絵柄がはっきり見えることよりも、
1周のタイミングを正確に体得したうえで、
そのタイミング通りに指が動くことのほうが重要です。
いずれにしろ、現時点で目押しを意識しないで適当押しの方は、
とりあえずそこまで考えなくていいです。
まずは意識を変えましょう。
・適当押しはとてつもない大損
・目押しは難しくない、必ずできるようになる
これを意識して、よりパチスロを楽しんで打てるようにしましょう。