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ジャグラー新シリーズ「ミスタージャグラー」が7月に登場予定!期待したいが・・・

北電子の超人気パチスロ「ジャグラー」の新シリーズ「ミスタージャグラー」が7月22日に導入開始予定とのことです。

→ 北電子 ミスタージャグラー 特設サイト

つい先日「ジャグラーガールズSS」が出たばっかりでしたが、わが地域ではどこのホールも1台とか3台とかの導入で、あまり力を入れてないようにみえる扱い方でした。「ガールズ」はもともとそんなに人気シリーズだったわけでもないから当たり前なのかな。

しかし今回はどんなゲーム性なのかわからない新シリーズ。これを何台入れてどのように運用するかで各ホールがジャグラーについてどのような姿勢でいるのかがわかってくるでしょう。そして我々ジャグラーファンも当然「どんなジャグラーなんだろう!」と期待するところ。

 

黒が基調のクールな筐体は「クラシックジャグラー」を彷彿とさせますね。でもGOGOランプは当然電球ではなくLED、「クラシック」のような、フワッとペカる感じのGOGOではないですね。

そして告知は後告知のみ。するとゲーム性は現行機のなかでは「ゴーゴージャグラー」に近いのかな、となりますが、ペカ時は1/2で告知音が発生するとのこと。

あらたなリプレイ図柄キャラとして「キツネ」を採用、それと「みんなのジャグラー」以来の「ピエロ重複」を搭載・・・ということで、現行のジャグラーシリーズにはないゲーム性となっているようですね。リール配列もどうやら「みんなのジャグラー」に似ているようです。

しかし・・・ここで「みんなのジャグラー」っていうワードが出てきちゃって、すると「みんなのジャグラー」が大嫌いだった私としては「大丈夫かなあ」という気がしてくる。

「みんなのジャグラー」に似ている?

「みんな」が打ちたいと思うジャグラーをカタチにした、という触れ込みで2013年に登場した「みんなのジャグラー」。ピエロ重複を搭載、変則押しすることによって全小役の奪取が容易で、停止出目によってアツくなれるようになって、上手い人とそうでない人の差がそこそこ出るようになっていました。

しかし、ふつうの人間関係や仲間内などにおいても、「みんながこう言っている」とかいう場合の「みんな」というのは実は「みんな」ではなく2~3人が言ってるだけのことだったりするのが多いのと同じように、「みんなのジャグラー」の「みんな」も実は「みんな」ではなかった、というのは、「みんなのジャグラー」が結局不人気であっというまに姿を消したということでもはっきりしている。

「みんなのジャグラー」はなぜつまらなかったのか

「みんなのジャグラー」はたしかに変則押しで(ある意味)面白さが増したっていうのは私も認めるところ。中リールに7を狙って下段に止まらなければ「オッ?」となってその後の展開に期待してアツくボタンを押せましたからね。

しかし後述するように「ジャグラーにそんなのいらねえ」という結論に至り、嫌いになって打たなくなり、打感も良くなかったし音もうるさかったしGOGOランプはカッコよくなかったし、私にとっては「嫌い」とはっきり言える数すくないジャグラーのひとつでした。

「ミスタージャグラー」も配列をみるかぎりではどうやら「みんなのジャグラー」のように中押しで成立役の絞り込みとベル・ピエロ完全奪取ができそうな予感。違ったらゴメンナサイ。ツルーンとピエロがスベってくれば激アツ、みたいな感じか。すると小役優先制御になっているのか。

順押しでも変則押しでも、初心者も上級者も楽しめるのはイイことだと思うが・・・

う~ん、そうであるとするなら、ちょっと期待感が萎えちゃうのは私だけだろうか。十年前の私であれば、変則押しで他人と差がつけられるジャグラー、と言われれば「おお~楽しみ!」となったかもしれませんが、「ジャグラーでカネを稼ごう」などという気が以前よりもさらになくなった今となっては、「いやいやいや、いらねえ」という気しかしない。

リーチ目ならもちろんペカる、チェリーならペカの期待度アップ、ハズレでも出る出目でもペカったりする、だから毎ゲームアツい・・・っていうのがジャグラーの最大の魅力だと今は思っていますからね。それでこそGOGOランプ点灯時の脳汁ジワ~感が味わえるというもの。真正ジャグリストがジャグラーにもとめていることはコレなんじゃないのかな。

しかし変則押しは押すごとに成立役を絞り込んでいくから、第一停止で期待薄となってしまうパターンが大半となり、すると第三停止後に予期せぬペカが発生して「うぉ~ペカったよ!」という驚きを味わうことが少なくなる。

「みんなのジャグラー」は「ジャグラーにもほかのパチスロのような要素を搭載してくれればもっと面白くなる」というファンの声をきいて失敗した。しかしそんなふうに思っている人はじつは少数派で「みんな」ではなかった。ジャグリストの多くはそんなことをもとめていなかった。

 

私は「変則押しで全小役奪取可能」とかいうのは、ジャグラーには不要というか、やらないほうがいいと思っています。もちろん、いろんな楽しみ方ができる、初心者も上級者も楽しめる、というのは悪いことではないと思いますが、客をつけるという意味においてはそれは必ずしもそれがプラスにはたらくとは限らないっていうのは「みんなのジャグラー」で実証済では。

私も最近は知らない台が多いので感じることがたまにありますが、変則押ししている人をみると「ああ~なにか特殊な打ち方をしないと損するんだろうか」とかいう気になるのですよ。そこで「じゃあ調べてみよう」というふうになればいいけれど、ご年配の真正ジャグリストはおそらくそうはならない。「なんか面倒くさい台なんだな」「難しいことはできない。損もしたくない」となり、いつものアイジャグやマイジャグに行ってしまうんじゃないか。

 

もっとも「ミスタージャグラー」がそういう台であるかどうかはまだわからないですから、ここに書いたことが見当違い、無意味で終わるかもしれません(そうであることを願いたい)が、「ミスタージャグラー」のシマがそこらじゅう変則押しの若者だらけになって、ご年配の真正ジャグリストが敬遠して座らない、という事態にだけはなってほしくないですね。そうなればホールも高設定を入れづらくなるでしょ。すると客が飛び、ジャグラーの黒歴史「みんなのジャグラー」と同じ轍を踏むことに・・・なったりしないことを願いたい。

 

いずれにしろ打ってみないとわからない。各ホールがどのように運用するかわかりませんが、入れるならそれなりに高設定をつかってジャグリストの期待に応えてほしい!

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