今回はパチンコ店の朝の並びについて、
感じることを書いていきます。
最近は切実に打ちたいと思う新台とかないし、パチスロ天井狙いがメインの戦略でもあるので、
パチ屋へあさイチから行くこと自体が少なくなってきて、
並ぶということもあまりなくなってきたのですが、
それでもたま~に、パチンコの甘釘の据え置きを狙いたいとか、
アツい日に甘釘台をゲットしたいとか言う場合には並ぶことがあります。
並ぶの大嫌いなんですけどね。
並ぶということすらキチンとできない人たち
これまで、掛け持ち遊技→マナーの悪い人はパチンコ・パチスロで勝てない 前篇 や、
ドル箱シェイク→ドル箱シェイクはマナー違反ですよ! など、
パチ屋におけるルールやマナーについて書いたことがありますが、
並びのときの不正も多くて、しかも遊技中のマナー違反よりもトラブルに発展する可能性が
高いと思うんですよね。
並びの不正の場合、店員の目が届かないことが多いのも一因でしょうが、
眠かったり寒かったりでイライラしやすいところへ、
物で場所をとったり横入りしたりするゴミクズ人間をみれば、
きちんと並んでいる人はそりゃあ腹が立つのも当たり前というものです。
自分の利益のためにセコいマネをする人間は、いつの時代もどこの土地にも必ずいるもので、
私は朝から気分が悪くなるのが嫌だし、メンタルに影響すると
立ち回りも上手くいかなくなるので、なるべく並びたくないのです。
こういう不正を防ぐためには、やはり並び順ではなく抽選で入場順を決める方式が
いいと思うんですけど、地域によっては抽選方式が禁じられているそうで、
私の地域でも抽選しているホールは見ないので、ひょっとすると抽選を
禁止されているのかもしれません。
たとえそうだとしても、私の地域のホールはほとんどが
朝の並びをほったらかしにして、まったく管理していない状況で、
私はこれはホールの怠慢だと思っているのです。
先着順はトラブルを避けられない
さきほども言ったように、世の中には必ず不心得者がいます。根絶はできない。
なので、先着順入場にすると必ず不正を行うものが出るわけで
トラブルの芽をなくすことはできません。
わが地域の一番店であるA店では、数人が座れる長椅子が置いてあるだけで、
あとはその後ろに客が並ぶ方式で、店員は開店30分前まで出てきません。
そして、「物を置いての場所取りはご遠慮ください。発見次第撤去します」という
注意書きが壁に貼ってあります。
でも、だめなんですよ。こんなこと書いても、
店員が出勤する前に物でキープ→店員が来たら並ぶ、ということをするバカが出てきて、
結局意味がないのです。
まあとにかく、あの手この手でインチキをしようと考える人間は根絶できない。
不正を封じ、トラブルを防止し、インチキ人間のせいで嫌な気持ちになる人を減らすためには
抽選方式がベストなのですが、なぜ禁止するんでしょうかね。
どうも、「抽選は射幸心をあおる」ということのようですが、
暴力沙汰や殺人に発展するリスクのほうがヤバいと思うんですけどね。
わが地域のホール関係者の方々には、ぜひとも警察署に働きかけてもらって、
抽選方式での入場ができるようにしてもらいたいと思ってます。
それができないのなら店員も毎朝6時に来て並びをみているとか、
防犯カメラを強化するとかして、並びを管理するべきです。
私がホームとするホールにも、新台入替やアツいとされている日などには
必ず早くから並んでいる常連が多くいるんですけど、
ほとんど例外なく、負ける立ち回りをしている人たちです。いわゆる養分。
それはなぜか。
「あの台を打ちたい」というこだわりを持つと勝てない
昔は、早く並びさえすれば高設定確定台にありつけるというケースも多かったので、
私もよく並びました。しかし、現在は基本的にイベント禁止で、設定公開もできないという時代。
しかも、高設定が見抜きにくく、素直に出ないという仕様の台ばかりです。
新台であってもホールは最初から全開で回収するし、
あさイチから、しかも不正をしてまでも打ちたいというのは、
いったいどういう思考からそうなるのか理解できないんですよね。
ホールに入る前から「あの台を絶対にとりたい、打ちたい」と思っている、
その理由がいったいなんなのか、そこを吟味する必要があります。
そこに高設定が入っていると思うなら、その根拠はどれくらい信頼度があるのか。
それともただ単に好きだから打ちたいと思っているだけなのか。
私の目からみれば大部分の人は、ただ打ちたいから、というだけにしか見えないんですよ。
高設定投入を予想するにしても、そこにはたしかな根拠はなく、ただの思い込みや期待。
新台だから、というのはもってのほかです。
いや、高設定確実だから早く並んで狙ってるんだよ、という方もいるでしょう。
私だって、2台しかないクランキーセレブレーションやサンダーVリボルトに、必ず6投入!
と言われれば、朝早くから並ぶと思います。パチンコの甘釘台が不発で終わったら翌日は
据え置きを狙いに並んでるし。
確信があるから並ぶというのは、それでいいと思いますが、マナーの悪い人の場合、
そこからさらに先のことを考えていないから、
物で場所をとるとか、横入りするとかいう不正までしてしまうのです。
視野が狭い、近視眼的な思考だから、ひとつの台にこだわる
勝ち方がわかっている人、勝っている人というのは、
常に「あの台がダメならこっち」「この店がだめならあの店」
というように、次善の策を考えているものです。
マナーの悪い人はこういう思考ができないので、不正をしてまで早い順番をキープしたいと考える。
狙い台はあるけど、もし取れなかったらあっちの台へ行こう、という選択肢を
発見する実力がないから、1台にこだわってしまうのです。
そして、取った台が全然出なかったら、ほかの台をテキトーに打ち散らかして負ける。
新台入替の日などにこういう行動をしている人はたくさんいますね。
失敗したときの選択肢をたくさんもっていて、もし見つけられなければ帰る、
ということができる人だけが、パチンコ・パチスロで勝ち続けられるのです。
つまり、朝の並びで不正をしてまで、ある台にこだわるというのは、
思考が近視眼的になっていることのあらわれで、
そんなことをしているうちは絶対に勝てるようにはならない、ということです。
そこを理解していれば、少なくとも不正をしようとは考えないはず。
狙い台があったとしても余裕をもってパチ屋に入り、狙い台がもし取れなければ、
状況を観察し、打つべき台を冷静に選択しようとするはずです。
まあ、楽しみたくてパチ屋に行っているのなら、朝早く並ぶのもわかります。
私もビッグボーナス64や鬼の城、ハイサイ超特急とかが打ちたくて早くから
並んだことがあります。もちろんこういうときは負けるのを覚悟で打つわけです。
アツい日だけでもいいから抽選にしてほしい
話を入場方法に戻します。
私の地域は田舎なので、各ホール普通の日は数人しか並びません。
ひとりも並んでないこともあります。
そういう日にも並びを管理しろ、抽選にしろというのは不毛な話なのはわかります。
なので、新台導入の日やアツい日だけでも抽選入場にしてほしいと思ってます。
警察署は並びが多いホールには抽選を導入するように指導してほしい。
昭和時代と違って、パチンコ屋は明るいイメージになってきてはいますが、
まだまだこういうところが、安全安心、快適に気持ちよい空間になりきれてない
ところだと思います。パチンコ・パチスロをこれ以上没落させないためにも、
改善を望むところです。