初心者のためのパチスロ講座の記事ですが、
今回からパチンコについて書いていこうと思います。
パチンコは2016年内を目安に、いわゆるmaxタイプは
ほとんどが撤去となる見通しです。
新しく出る台は、(一般入賞口に玉が多く入るのが前提となるため)
スペックが大幅にダウン、「牙狼 魔戒の花」のような、千円で20回も
回ればお宝台、という高スペックの台はありえなくなります。
パチスロも規制強化でどんどん厳しくなり・・・・
と、大変だ大変だと騒ぐ人もいますが、
我々プレイヤー側には、どうすることもできないことなので、
考えても仕方のないことです。
なりゆきを注視し、状況によって対応を考えるしかありません。
このブログではパチスロを中心に話をしていますが、
パチンコ・パチスロは、いつどうなるかわからない不確実さをはらんでいるので、
パチンコもパチスロも両方知っているに越したことはないし、
もしパチンコ・パチスロだけで喰っている、という状況であるなら、
それ以外の収入の道も常に考えておくか、育てておくべきです。
ということでパチンコの話を書いていこうと思うのですが、
個人的には、パチンコは、パチスロに比べ、
よりメンタルや考え方、辛抱する心が大事になってくるものととらえています。
今回はそのあたりについて。
いつ当たるのか見当がつかない、ということは、とっても恐ろしい
プラスの期待値のある台、つまり、いわゆる「ボーダー」以上に回る台を
ひたすら打ち続ければ、いつか必ずプラスになるということは、
以前書きました→天井狙いで勝つための心構え①~期待値の概念を理解しておこう~
当たる仕組みを理解すれば、勝つ方法がみえてくる~パチンコの巻②。
しかし、これを信じてひたすら打ち続けるのは、
かなりの精神力と忍耐が必要なことです。
maxタイプなら、大当たり確率が約400分の1。
400分の1!!とほうもなく低い確率です。
先日、パチスロ「学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD」で、
770回ハマっている台を打ったんですけど
(この台の天井は、1280G到達で、以降ART確定のチャンスゾーンがボーナスまで
何回でも発生するというもの。あまり増えないですが、ボーナスまでに
でかい上乗せを引ければ侮れない爆発力があります)、
ボーナスが成立したのは2104ゲーム目でした。
で、この台のボーナス確率は、設定1で255分の1。
確率の分母の8倍くらいのハマりですね。
まあ、たまにはあるレベルのハマりなんですけど、これが400分の1のmaxパチンコなら
3200回転くらいに相当することになりますね。
とにかく、maxパチンコなら3000回くらいのハマりは、
たまにあります。というより、打ち続けていれば必ずそういう体験をします。
しかも、天井機能のあるものもあるパチスロと違って、
理論上は無限にハマる可能性があります。
クソハマりばっかりのくせに、当たってもハナクソほどの出玉で終わりとか、
それがいまのパチンコです。しかも天井はない。
これほど恐ろしいスペックの台で、
しかも回らない台を打つ、というのは、もう自殺行為、無謀そのものです。
クソハマりは必ず訪れる。だからこそ、回る台を打つことが重要
打ち続けていれば、信じられないようなクソハマりに遭遇します。
もうこれは避けられない。どんな凄腕のパチプロであろうとも同じです。
前にも書いたんですけど、私は京楽の「ウルトラセブン」(大当たり確率1/479)で、
同じ台で2日間にわたって4000回当たりなしをやったことがあります。
ハマるのはしょうがないのです。誰でも同じ。
しかし、最終的に勝つ人と負ける人との違いはどこにあるか。
勝つ人は、「回るから、どれだけハマってもいつか必ずプラスになる、という確信をもって
冷静に粘る。そしてハマる」のであり、
負ける人は、回るとか回らないとかを考えず、ただ漫然と
「当たれぇ~」と思いながら、「そろそろ当たる」という根拠のない期待をもって、
熱くなって粘ってハマるのです。
4000回転ハマった場合のことを考えてみましょう。
仮に1000円で25回回る台と、15回しか回らない台が、
ともに4000回転ハマった場合、
25回回る台は4000÷25=160。16万円の負けですね。
15回しか回らない台の場合、4000÷15=266.666・・。
約26万円の負けとなります。
こんなに極端な差がなくとも、1000円あたりの回転数が1回違えば、
たとえば20回の台と21回の台では約1万円の差が出ます。
このように数字にしてみれば、いかに回る台を打つことが重要か、
回らない台を打つことがいかにバカバカしいことか、わかるはずです。
そして、これをずっと続けていくと、トータルでみれば確率通りに当たりが
引けてくるので、そうすると、そこまでに使った金額にとてつもなく
大きな差が出てくるのです。
いいですか、さきほど、千円で20回の台と21回の台では、
4000回回した時に約1万円の差が出ると言いました。
これが40万回転だったらどうか。毎日打ってれば1年間でそれくらい回せそうですよね。
千円で21回の場合、40万回転÷21=19047.6、つまり約1905万円。
千円で20回の場合、40万回転÷20=20000。つまり、約2000万円。
確変だの時短だのは抜きで考えて、純粋に通常時の回転40万回転で、
約100万円の差がでます。千円あたりの回転数がたった1回違うだけで!
この、ものすごく長い目でみた違いが、いつか必ず現れてくることを知っているから、
パチンコで勝てる人は、回る台であれば、確信をもって粘ることができるのです。
勝てない人は、もう病気ともいうべき「そろそろ当たる」という根拠のない期待だけで、
半端に粘って負けることになる。
回る台を打つこと、そうすれば勝てると信じて続けること
パチンコで勝つにはこれが最も大事です。ていうかほとんどこれだけです。
いわゆる「ボーダー理論」というやつですね。「ボーダー以上に回る台を
打っていればいつか必ずプラスになる」のです。
まあ、「ボーダー」はさまざまな要因で上下するので、
そこが難しいところではありますが、
これは絶対の真理です。
たまに「ボーダー理論では勝てない」と言っている人を見かけますが、
こういう人はまさに「長い目でものを考えてない人」つまり負ける人です。
次の講座記事でも、またこの話題について書いていきます。