新型コロナウィルス感染拡大による「緊急事態宣言」が再び一都三県に発出。
2月7日までの1か月間、飲食店やカラオケ店など飲食を伴う商業施設に対し、夜8時までの時短営業を要請、とのことです。
コロナについてなにもわかってなかった前回と違って、コロナ感染の危険性が最も高い行為は「会食」であることがわかってきた・・・ということで、今回は飲食業が重点対象になっているようです。
前回の時には、実は危険でも何でもないぱちんこ店が根拠のない攻撃にさらされ休業させられてしまい、結局潰れちゃったホールもありましたね。パチ屋を攻撃して「仕事してます」アピールをしてたどこぞの知事や市長、昼のテレビのワイドショーでぱちんこ店をことさらにブッ叩いていた国際弁護士や自称政治ジャーナリストはホール関係者にちゃんと謝ってほしいですが、そんなことはもう忘れてるんでしょうね。
それはともかく、客や店員がマスクを外してしゃべったりすることの少ないパチ屋は安全、っていうのはどうやら間違いないらしい・・とほとんど判明しているにもかかわらず、今回の緊急事態宣言においても、パチ屋には時短営業を「働きかけ」るらしい。
→遊技日本 2度目の緊急事態宣言を発出。パチンコ店へは要請せず「働きかけ」
「不要不急の外出」を減らしてほしい、という意図はわかるが・・・・
まあこれは、「人の流れを少なくしたい」という意味で、パチ屋や映画館なんかも時短にしてくれ・・ということなんでしょう。
人が動かなければコロナはおさまる・・・というのは第1波で証明されてるんだから、それは理解できます。
つまり、仕事はなるべくテレワーク、仕事で外に出たり出社したりした人も仕事が終わったらまっすぐ家へ帰ってほしい、だから飲食店は8時で閉めてくれ、飲食店がやってなければみんなとっとと帰るでしょ、というわけか。
しかし、それなら結局はこのご時世に会食なんぞをしにいく客のほうに問題があるのであって、飲食店は感染対策を精いっぱいやれば自由に営業してもいいのでは。店がやってようがやってまいが帰れ、という話でしょう。パチ屋バッシングのときもそうでしたが、なぜ店側が悪者になって、客側のほうを問題にしないのか。
まあ客側の行動を制限するのは難しいから仕方がないのか。しかしそうだとしても、やっぱり(あくまで「働きかけ」であるとしても)パチ屋が時短営業をしなきゃいけない理由はちょっと納得がいかない気がします。
仕事帰りにぱちんこ打って、そのあとにメシ喰いに行こうぜ・・ってなっても飲食店がやってないからそのまま帰る・・・となれば、べつにコロナ感染の危険はそんなにないですよね。
それに、東京都は時短営業の要請に応じた飲食店等に対し1日6万円の「協力金」を給付するそうですが、映画館やぱちんこホールなど、特措法に基づいての「要請」ではなく「働きかけ」をして時短に応じる施設には「協力金」は払わないらしい。
これではパチ屋は時短に応じる理由はないでしょう。時短に応じたことでホールのイメージアップにつながる、っていうことがあればいいけど、間違ってもそれはない。行政が「このホールは時短してくれました!」って表彰してくれるとか店名を公開するとかならわかりますが、応じないところの名前のほうを公表しやがりますからね。いやいや逆でしょ。協力してくれたほうを褒めたたえ、お礼を言うのが先のはずなのに。
いまのところ一都三県のパチ屋がどう対応するのかよくわかりませんが、よほど余裕のあるホールならともかく、もし潰れそうになったって支援もしてくれないんだから、ここは応じるべきではないのでは。
いやしかし、時短に応じないとまたテレビのワイドショーの有象無象がパチ屋を攻撃してくるのかな。飲食店が悲鳴を上げていれば「気の毒」とか言うくせにパチ屋が窮状を訴えると「苦しいのはお前らだけじゃない」とか言う職業差別主義者たちですからね、またおかしなことを言いだすかも。奴らが言い出すとそれを鵜呑みにして国民も騒いじゃうから、そうするとまたパチ屋は苦境に立たされてしまうかも。
そのリスクを考えると素直に時短に応じたほうが、業界のイメージはアップするのか。しかしそのためには業界いっせいに横並びでやらないと、時短に応じたホールだけがバカをみて、応じなかったほうが儲かって生き残るということになっちゃう。
そのへんは私のようないちパチンカーにはなんとも言えませんが、ホール企業や団体がどのような判断をするのか注目しています。
と思っていたら、東京都や神奈川県の遊技業共同組合は、時短営業するかどうかは各ホール企業にまかせ、組合としては
「感染拡大防止ガイドラインの徹底」「広告宣伝の自粛」「20時以降のネオン・看板照明の消灯」という方針を打ち出したようです。→グリーンべると 都内パチンコ店、広告宣伝自粛およびネオン消灯実施~緊急事態宣言受け
これが一般世間からどう評価されるかわかりませんが、妥当なセンじゃないでしょうか。そもそもパチ屋は感染拡大に直接関係ないらしい、時短したところで支援もない・・のであれば、遊技業組合がホールに時短営業を強制する理由もない。
時短はしないけど「無視してません」、というカッコウをつけるためには、宣伝しません、20時には電気消します、っていうくらいでいいのかも。
我々プレイヤー側がやるべきことは・・・
さきほど、「店より客の行動に問題があるんだろ」と書きましたが、我々パチンカー・スロッターはどう行動するべきか。
ぱちんこは不要不急の外出だから控えるべきなのか。
いやいやいや、ぱちんこ自体には問題ないんだから、ここはパチ屋にせっせと行って売り上げに協力するべきですね。
そのかわり、手指の消毒などをきちんと行い、ちゃんとマスクをしてなるべく誰とも話さないようにし、ぱちんこ打つだけ打ったらどこにも寄らずメシも喰わずに家に直行する。それでいいのでは。
「パチ屋に行った客が帰りに飲みに行ってコロナ感染」なんてことになったら「これだからパチンカスは・・・」などと言われることになるわけで(都内ならこの程度のことはもうニュースにならないでしょうが、まだ感染が少ない田舎ではありえる)、ぱちんこは打ちに行くべきだけどその前後の行動には細心の注意を払わなくてはなりませんね。
私も前回の緊急事態時には稼働を自粛しましたが、今回は自粛するつもりはナシ。フル稼働してもキツイのに、自粛したらもうヤバい。パチ屋がやってるかぎりできるだけ打つつもり。コロナが終わるまで生き残れるか。