新型コロナウィルスの拡大により全国を対象に出されていた緊急事態宣言が39県で解除に。
私の地域は解除されたほう。
気が付かなかったんですけど、私の住む市内のホールの一部が、緊急事態宣言解除の前にすでに営業を再開していました。
広告を出すことも自粛しているから気が付かないのも仕方がなかったんですが、他店舗が休業を継続しているなかでそこだけが再開しているのはどういうことなのか、客の入りはどうなのか・・ということで見に行ってみました。
他店舗が休業しているのに、客の入りは・・・
ほかの店がやってないので、テレビで「パチ屋はこんなに密です!」という印象付けをするために恣意的に流されている映像のように客が殺到したりしているのかな? いやいや、一連の理不尽なぱちんこバッシングの影響もあるだろうし地域住民もカネがないしで閑散としているかも・・・などと考えつつ件のホールへ到着。
すると・・・
やっぱり閑散としていました。
ああ、やっぱりねえ・・・あとできいたところによるとこの日は営業を再開して2日目だったのですが、私でも気が付かなかったくらいなので営業再開が浸透していないのもあるんだろうな。
それとやっぱり、観光が主産業の地域ですからみんなカネに余裕がないんでしょう。ぱちんこどころではない、という人もいるでしょう。
TBSみたいな偏向・偏見テレビ局ではこういった地方のパチ屋の状態など絶対に流さない(「パチ屋は密」「ぱちんこは社会悪」「依存症の群れがウィルスをばらまこうとしている」という流れで報道したいから)んでしょうが、実態はこんなもんです。
偏向ワイドショーで、パチ屋に行列が何百人・・なんていう映像が流されましたが、あれは大都会で、しかもほかのホールが休んでいて、そのうえ店名が公表されちゃったからああなったのであって、あんなことは少なくとも田舎では起こらない。そう考えると、店名を公表して「私はちゃんと仕事してます」アピールをした政治家はなにやってんたんだろうということになりますね。少なくとも感染拡大防止の意味ではほとんど意味がなかったのでは。
緊急事態宣言が縮小され、多くのパチ屋が営業再開すれば、客がひとところに群がっていくということはなくなりますから、パチ屋が「3密」になる危険はますます減るでしょう。
それに、私の地域の件のホールの客付きをみたかぎり、客の懐事情の悪化とぱちんこに対する「そんなことしてる場合じゃない」というマインドの影響は相当に強いものがありそう。
だって、ふだんなら隣の店が店休日だというだけで客入りがグッと増えるのに、ほかの店がみんな休業していてもいつもよりガラガラですからね。
営業を再開できたところでそう簡単に客は戻ってこないんだろうな・・と痛感した次第。
観光業よりは再起の道がありそうだが・・・
地域の人は観光に関連する仕事をする人が多く、観光客が戻ってこないと地域経済も復活できなさそうです。
しかしそっちはもうイバラの道、っていうか絶望しかみえてきませんね。
なにしろ中国人を中心とした訪日外国人のインバウンド消費に頼っていた部分が大きかった(中国の観光シーズンはスーパーなんかに行くと中国語がしょっちゅう聞かれる。なぜかみんな声がデカいからなおさら)。
いまの状況ではおそらく数年のあいだくらいは外国人観光客を呼び込めないでしょうから(来年オリンピックやろうなんてのもおそらくムリなんでしょうね)、今後はもっと国内の客を呼ぶ努力をしなければならないということに。
しかし、緊急事態宣言が解除されても県外への移動は控えろ、ということで、国内の観光も当分のあいだどうにもならない。
そう考えると観光業の復活は相当に厳しいんでしょうね。
いっぽうでぱちんこ業は、訪日外国人の落とすカネに頼る、という面は少なくとも私の地域ではあまりなかったように思われ、その点だけをみればまだ復活への希望は持てるんじゃないかと。甘すぎですかね。
もちろんいままでと同じことをやっていてはダメなんでしょうけどね。安易につくられたゴミみたいなマンガとのタイアップ台をテキトーに設置すれば客がカネを落としてくれる・・という時代はコロナ以前にとっくに終わっているのだから、そのへんをもうちょっとなんとかしなくてはならないのでは。
世間一般が「ここまでやるの?凄いね!」と驚くレベルで頑張ってもらわないと・・
しかし、私の地域でいち早く営業再開した件のホールの様子をみるかぎり、「生まれ変わらないと生き残れない」という意気込みは残念ながら感じませんでした。
客がマバラであるにせよ、隣同士で座れば「密接」にはなるのだから、1台もしくは2台づつ間隔を空けた「間引き営業」はやらなくてはならないだろうと思うんですが、件のホールはその措置はナシ。
特定警戒都道府県など県外から客がくることを想定して、たとえば客を県内在住の人にかぎるとか、そういった対策をするのかなと思えばそれもナシ。
台の消毒サービスとか、休業以前に施していた対策は相変わらずやってるけど、つまりとくにこれといって変わることなく営業を再開していました。
いやあ、ダメでしょ。
挙げたような対策がほんとうに有効かどうかはたいした問題ではなく、理不尽なバッシングにさらされている中で営業を再開するのであれば、ぱちんこをやらない一般ピープルがみて「そこまでやってるなら営業してもいいんじゃない?」って納得するレベルで対策をしないとダメなのでは。
個人的には「居酒屋が営業していいんならパチ屋だってふつうに営業したっていいだろ。居酒屋と違って会話もほとんどしないんだから、パチ屋のほうがよほど安全」と思っていますが、世間一般はそう思ってない。居酒屋はつぶれたらかわいそう、パチ屋はつぶれたらザマア、という人が大半なんですから、そういう人たちを納得させるためには「そこまでやるのか!凄いね!」というくらいのことをやらないと。
(そういえば愛知県は飲食店の営業自粛要請は解除すると言いながら、パチ屋など遊興施設には自粛要請を継続、とかやってますね。バカなんじゃねえの、としか言いようがないですね)
それはともかく、件のホールのなじみの店員さんに
「ほかの店は休んでるけど、おたくのこの営業再開は行政からなんらかのお墨付きをもらってやってるの?それとも抜け駆けで勝手にやってるの? いや、別にケチをつけたいんじゃなくて、そういうウルサイこと言う人もいるでしょ?」
と訊いてみたら、答えは「いやあ・・・わかりません。どうなんですかね」。
まあ、仮に自粛要請無視で営業しているのであっても「勝手にやってます」とは言えないだろうから、わかりませんと言えと言われているのかもしれない。だからなんとも言えませんが、ここは「わかりません」じゃいけないと思うんですよね。
そういうことを言う客がいるであろうことは容易に想像できるはずなのだから、なにかしら答えを用意しておくべきなんじゃないか・・と思うんですけどね。
仮に自粛要請無視の営業であっても、「再開をのぞむお客様の声が多いので頑張りました!」って言うとかすればいいのに。
それに、「これこれこういう感染防止対策をあらたに打ちましたから万全です。なので営業再開しました!」と自信をもって言えるようにするとか。そういうのが一切なく営業再開では、いわれのないぱちんこバッシングの大波から逃れることはできないでしょう。
ついでに・・・久々の稼働をちょこっと。
ちなみに久しぶりにちょっと打ってきました。
「スーパー海物語in沖縄4MTC」で貯玉750を無駄遣い。
羽根もの「トキオデラックス」でちょっと遊んでプラス 726個。
「ミリオンゴッド凱旋」で本日当たりナシ344G、前日57G、その前は休業前だから不明、という台を(このホールはたま~にリセットしてるので)「ひょっとしてリセットしてたりしない?」という甘~い考えで打ち、幸運にもたぶんリセットで1021Gでリセット天井っぽく当たったものの2連で終わり・・というさえない展開でマイナス 871枚(現金投資18,000円)。
パチンコ「冬のソナタREMEMBER」のミドルで3連チャンしたものの、うち2回は突然確変という嫌がらせ展開でプラス407個どまり。ピリッとしないなあ。
・・・という内容で終了。金額にするとマイナス 17,091円。
無謀なことして負けるべくして負けましたが、パチ屋も苦しいんだしこれくらいは負けてやるのもこれまで受けた恩をかえすと思えばヨシとすべきかな。
これからこのホール以外も順次営業を再開してくると思われるので、私も徐々に稼働を再開していこうと思います。