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シリーズ初「ラッキートリガー」搭載機「Pスーパー海物語 IN 地中海2」を打ってきました! その①

先日の記事で、パチンコ「海物語」シリーズが25周年をむかえ、こんど出るらしい「大海物語5special」は流行りのラッキートリガーなんか搭載しなくていいから伝統的確変ループで頼むよ・・ということを書きました→日常の稼働:海物語25周年!今後も長い付き合いをお願いしたい! が、続報によればなんとビックリ、P機のほうは今となっては死語になりつつある「遊タイム」を搭載し、時短中の通常当たりには時短が200回つく、というシステムらしい。「4SP」を継承しさらに進化させたということか。

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しかし、遊タイム機花盛りの頃、遊タイム機とみれば親の仇のように軒並み釘をシメまくったわが地域のホールがこれを導入したなら、また同じようにすさまじいボッタクリ釘で運用するんだろうなあ。それだけならまだしも、リセットなんかまでするんなら、「あの店はクソだ」と悪評が広まるだけだから入れるならスマパチのほうにしとけ、とアドバイスしてさしあげたい。私としては当然遊タイムつきのP機のほうがいいけれど。

 

「大海5SP」についてはまた書くとして、今回は別のマシンの話。「海物語にラッキートリガーなんぞいらねえ」と言いましたが、実はすでにラッキートリガー搭載の海物語は登場している。それが「Pスーパー海物語 IN 地中海2」。

SANYO スーパー海物語IN地中海2 機種サイト

 

前作の「地中海」はほとんど触ったことがない。初当たり確率1/89.8っていうところは継承しているのか。それに加えて「ラッキートリガー搭載」「ウリンちゃんが主役」「シャッター告知」「10代目ミスマリンちゃん」などの新機軸をテンコ盛りにしてみました、という台らしい。

実はこの台、私のなじみのホールにはちゃんと複数台導入されていました。しかし新台のあいだは絶対と言っていいくらいアケたりしないホールなのでずっと様子見を決め込んで打たずにいたのです。

必勝のチャンスが訪れるのをじっと待っていたところ、先日そのなじみのホールが改装オープンを実施。導入から1か月くらい経って稼働も落ち着いてきたところで、アケるなら今日かも・・・ということで突撃してみました。

ラッキートリガーが引けなければ勝てそうにないスペックだが・・・

ちなみにこの「Pスーパー海物語IN地中海2」、初当たり確率は1/89.8、初当たり後は20回転の時短が必ず付き、時短中の実質大当たり確率は1/34.8。時短20回+残保留のあいだに大当たりが引ければ時短44回、継続率75%の「地中海JOURNEY」に突入します。さらに、電チュー大当たりの5%の振り分け (←間違いです。すみません)2%の振り分けの10ラウンド大当たりを引くと「PREMIUM VACATION」と銘打った「ラッキートリガー」が発動。時短が100回となるので、継続率は約95%。

継続率95%ときくと、スゲエー!となりそうですが慌ててはいけない。10ラウンドでも得られる出玉は720個ほど。4ラウンドは約280個、6ラウンドは430個ほどです。私などは終わる確率5%と言われたら「そんなもんすぐ引いちまうよ」と考えてしまうので、「引けたところで大したことない」と感じるし、通常のラッシュは継続75%。それこそ「じゃあ2回で終わりとかそんなのばっかりだろ」となる。当たっても当たっても激ショボばっかりでまとまった出玉にならない・・・っていうのは好きじゃない。

そうするとやっぱり「大海5」のようなスペックが理想になるんですが、甘デジには甘釘さえつかめれば当然ミドル機よりも安定したカタい勝負ができるという利点がある。だからアケられれば出玉がショボかろうが当然打たなくてはならない。

それにしても、安心して勝負できる・引けなくてもたいした負けにはならない、それこそが「甘デジ」のアピールポイントであるはずなのに、そこに1日打っても引けないような「ラッキートリガー」なんぞを搭載して、そのぶん大当たり1回の出玉をショボくするとか、いったいなにがしたいんだろう、という気が。いらないいらない。搭載するとしても「大海物語5withアグネス・ラム」の10ラウンド大当たりくらいの恩恵にとどめておくべき。

 

そのへんは時代の流れというもので、「海にラッキートリガーなんぞ搭載すんな!」などというのはそれについていけない私のような人間のタワゴトで終わるでしょうが、ともかくこの「地中海2」、右打ち中大当たりの5% 2%というレアな10ラウンド大当たりを引くことが目標となる。いやいや引けないよそんなの。なかなか引けなくても「それを引けば万発間違いなし!」とかいうんならいいけど、パチンコではそれが不可能ですからねえ・・・。95%とか言われても駆け抜けで終われば初当たり280個+10ラウンド720個で合計約1,000個で終わりになることもあるわけで、「ラッキートリガーさえ引ければ大逆転!」などと過度な期待をしてはいけない。考えるべきことは、「そんなもんどうせ引けないし引いたところでたいしたことないんだから、引けなかったとしてもいい勝負になるように、少しでも回る台で、少しでも無駄玉を節約して打つ」ということだけです。

基本はおさえつつ新機軸テンコ盛りで、新鮮な気持ちでプレイできる!

といったことを考えながら、リニューアルオープンの日、並ぶのは面倒くさいので開店直後にゆっくりと入店。並んでいた人たちは北斗10などの新台に突っ込んでいき、私は誰も来てない「地中海2」へ。

釘は・・・やはりアケたのは間違いなさそう? しかし打ってみなければわからない。打ってみたら全然寄って行かない、ということもあるし、逆に見た目より回る、ということもある。私の釘読み力はその程度です。大事なのは「変化した」というのを察知できるように、常に釘を凝視しておくこと。

 

あざといあざといウリンちゃんが徹底的にフィーチュアされまくった筐体。個人的にはあまり「萌え」を前面に押し出すのはやめてほしいけれど、パチスロによくあるような、オッサンが打つと恥ずかしくなるような雰囲気はない。これくらいならいいんじゃないでしょうか。

で、この台にも演出カスタム機能が搭載されています。これはもう今の台には必須といえるでしょう。演出が頻発して煽られなければつまらないという方もいれば、私のように当たるとき以外は煽るなウゼエ、という人間もいますからね。

カスタムにも新要素が追加されている。告知方法に「シャッター」、予告頻度に「メリハリ」。「メリハリ」は「少なめ」よりさらに予告信頼度アップっていう認識でいいのかな。とりあえず「シャッター」を体験したいから、カスタムはこんなふうにしてみました。

 

カスタムを設定して打ちはじめます。すると最初スポスポ入りまくってくれる。お、これはなかなかいいんじゃないの?でもまだまだ打ち始めたばかり・・と思ったところで、変動開始時に突然シャッターが閉まって6ラウンド大当たり! 24回転目、投資貯玉375個。

 

このあと続けて打ってわかりましたが、どうやらシャッターが閉まってスマホが完成するだけでは大当たりの告知とはならないらしい。スマホ完成→ウリンちゃんが「お願い」→リーチハズレ・・・というパターンも体験。よくわからないなあ。スマホに映る内容によっては当たり確定ってこと? 閉まったあと開かず「キラキラ☆彡ハッピー」のサビが流れたら確定ということかな。

 

↑SANYOはサウンドトラックをCDで出せ! オッサンはCDで買いたいんだよ。ちなみに今作は新曲が3曲搭載されている。「#ツナガルセカイ」はウリンちゃんのあらたなキャラソン的な位置づけかな。なかなかいい感じ。「クジラッキーは、しクジラない!」は初めて聴いたんですけど過去機種には搭載されてた? 中毒性の高いサビをもつ素晴らしい曲! 44曲も選べるの知らずに打ってました。私が海物語楽曲の中で一番好きな「ラブ☆ダッシュ」も搭載されてるのか!

 

楽曲の話はまた別の機会にするとして、シャッターは作動したらすなわち大当たりのほうがいいなあ。変動開始時に前触れなくいきなり閉まったときの衝撃度はスゴイんだから。前触れなしにドカーン!でケツが浮く、というのを期待していただけにちょっとだけ残念。

それから、海モードだったからなのかわからないけれども、図柄が揃う瞬間にウリンちゃんがカットインしてシャッターが一瞬揺れるだけで大当たり・・・っていうのもあって、告知100%であっても必ず「閉まってスマホ完成で告知」とはならないらしい? カットイン+シャッター揺れも「シャッター告知」ということなのか。

そのへんはもっと明快にしてくれてもいいんじゃないか、と思いましたが、逆に考えれば、告知のバラエティが豊かになるように工夫された、とも言えるか。シャッターが作動するタイミングも変幻自在で、そこに「注目!」というボイスや地中海ロゴのフラッシュなどの予告も絡めることにより、非常に多彩な入り告知パターンをもたせている。

とりあえず単発ばっかりのスタート。しかしまだまだこれから!

で、初回の大当たり後の20回の時短中には当たらず。その後すぐに2回目の当たり。これも変動開始時にシャッターがズバーン!でも時短は駆け抜け。

3回目は「注目!」と言われてから魚群が通過、リーチ中にシャッターがバシーンと閉まって当たり。しかし時短はスカ。

4回目は貯玉875個を追加投資したところでシャッターが閉まって当たり。この時短もスカ。

 

最初の当たりのときはアタッカーや電チュー開放の具合がわからなかったので獲得個数が少なくなってしまいましたが、どうやら技術介入はけっこう有効な模様。そのへんはあらためて書いていきましょう。

う~ん、時短中大当たり出現率は1/34.8。その程度の確率、要らないほうの場合だとソッコーで引いてしまうのに、要るほうだと引けないんだなあ。そう考えると、ラッキートリガー発動で時短100回とか言われても、「どうせすぐ駆け抜けるんだろ」という気しかしないのですよ。

しかしこの時点で回転力は250個あたりで21回前後くらい。ものすごくいいというわけでもないけれど決して悪くない。クソ台なら「この程度の釘では・・・」とブン投げるところですが、大好きな海物語ですからねえ、もっと粘りたい。

ここで未体験の「ミラージュモード」にモードチェンジし続行します。まだまだ長くなるので、この続きはまた次の記事で。

シリーズ初「ラッキートリガー」搭載機「Pスーパー海物語 IN 地中海2」を打ってきました! その②

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