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天井狙いで勝つための心構え②~折れない心が一番大事~

パチスロ初心者向けの講座の続きです。

天井狙いの話をしていますが、

前の記事 天井狙いで勝つための心構え①~期待値の概念を理解しておこう~

において、プラスの期待値の台を追いかけていれば、長期的には

必ず勝てる、ということ、そして、ほんとうにプラスの期待値の台を打てているのか、

収支を記録して検証しよう、ということを書きました。

しかし、ここまで理解していても、これを「徹底して実行する」というのを、

できる人は少ないのです。

これほど、ネット上などで、「天井狙いで必ず勝てる」と言われているのにもかかわらず、

天井ハイエナ専門の人だらけにならず、「養分稼働」する人がいつまでたってもたくさんいるのは、

ここに原因があります。

なぜ徹底できないか。それは、

収支を長い目で考えることができないこと。

ちょっと負けが込むと、ムリと決めつけてしまうこと。

好きな台を打ちたいという気持ちに負けること。

こんなところではないでしょうか。

今回は、天井狙い(だけでなく、ほんとうはパチンコ・パチスロ全部)において、

メンタル、考え方がいかに重要であるか、ということを書いていきます。

凱旋の800ハマリ台では勝てないという人たち

このブログでも何度も話題に出している「ミリオンゴッド~神々の凱旋~」。

この台の天井は、1480ゲームで、最大24ゲームの前兆を経てATが発動します。

天井到達時は50%ずつの確率で、継続率80%or1%のループ抽選

(抽選に漏れない限り、ATを上乗せする抽選)が行われます。

私がこの台の天井狙いで結果を出しているのは、

ミリオンゴッド凱旋1周年!天井狙い391台のデータをまとめてみた

にて書いていますが、700ゲームくらいハマっている台

(設定変更濃厚な状況なら朝一200ゲームほどから)

を狙っていて、この成績です。

400台近く打ってこれだけプラスになっていれば、

「たまたま勝っている」という状況とはいいがたく、

間違いなく勝てる戦略、と言って差し支えないと思います。

でも、ふだんいつも、「勝てない、勝ちたい、負けたくない」と言っている人に、

「凱旋のハマリ台打ってりゃあ勝てるよ。いま800はまってる台が空いてるよ!」

と言うと、

「天井まで3万円もかかる」「単発だったら大負け」

といって、打たないのです。それで、どうするのかみていると、

スランプグラフ右肩下がりの「バジリスク絆」とか打っちゃってる。

そして、3万円どころではない負債を抱えてしまうのです。

この人は若干依存症ぽいところがありますが、いちおう勝ちを目指して打っている(つもり)。

この人の思考の問題点を考えてみます。

好きな台を打って楽しみたい、でも勝ちたいというムシのいい考え

まず、この人は、バジリスク絆が大好きで、ゴッドシリーズはあまり好まないのです

(ゴッドは「作業」だから嫌いだと。私に言わせれば、バジリスクのほうが作業ぽいですけど)。

まあ、台の好き嫌いはだれでもあることで、好みは人それぞれでいいとは思いますが、

問題は、勝ちたいと思っているくせに、「出る(と思われる)台」よりも、

「(出るかどうかわからない)打ちたい、好きな台」を優先する姿勢です。

はっきり言うと、パチンコ・パチスロを「面白い」と思って打っている時点で、

もう棺桶に片足を突っ込んでいます。

もちろん私も、「面白い」と思って打つ台がごくまれにありますが、

そういう台はたいがい負けてるか、あんまり勝ててないです。

でも、大好きなサンダーVと、ガー○ズ&パン○ァーみたいな世紀のクソ台の

天井間近の台が並んでいたら、

間違いなく世紀のクソ台を打ちます。

楽しむことと勝つことは両立しません。

勝ちたいのなら、どんなゴミのような台でも、プラスの期待値があれば打たなくてはなりません。

「こんなクソ台に時間をとられたくない」と思っているからこそ、

狙い目ゲーム数を妥協せず、やめるべき時にスパっとやめられるので、

結果が出やすいのです。

目先の収支しか考えられない

次に、「単発だったら大負け」という部分。

それは確かにそうです。800ゲームから狙ったとしても、

単発で終われば2万5千円ほどはやられることになります。

しかし、こういう人が忘れているのは、2万5千円負けは最悪のシナリオであり、

それ以下はないということ。バジリスク絆で2万5千円使って、

ハナクソ並みのバジリスクチャンス1回か2回で終わり、ということなどいくらでもあるはずですが、

こちらは最悪でもそこで約270枚獲得のATに当選、

しかも50%で最高継続率のループストック抽選です。

勝ちたいならどちらに投資するべきかは明らかです。

 

それでも、その最悪のシナリオを演ずることは少なくないし、それが延々と連続することもあります。

私も何度もそういう経験をしました。

こういう人は、そういう体験をすると、

「相性が悪い」「凱旋は無理」と決めつけてしまう。

目先のことしか考えてないから、

「試行回数が不十分だから結果が出ない」ということを理解できないのです。

大負けした経験をよく覚えているというのは大事なことですが、

それだけにとらわれるのは、

勝った時のことしか覚えてないことと同じくらい、まずい思考です。

そして、「相性が悪い」という言い訳を、

自分が嫌いな台を避け、好きな台を打つための理由づけにするのです。

結果がでるまでは時間と資金が必要

これは天井狙いに限ったことではないですが、

パチンコ・パチスロにおいて結果を出すためには、

多大な時間と資金を必要とします。

天井狙いの場合、ショボい出玉だけで終わることが延々と続くことも多いので、

そうすると、長い目で考えられない人は、「天井狙いは勝てない」

という思考に陥ってしまうのです。

たしかに、引けない時はとことん引けない。

もうこのまま一生勝てないんじゃないかという不安に陥りそうになりますが、

狙い目が間違ってさえいなければ、

「十分な回数の試行を繰り返せば、いつかプラスになる」のです。

いったいどれだけが「十分な回数の試行」なのかは、

はっきり言うことは不可能ですが、

まあ、パチスロの天井狙いなら、

(狙い目ゲーム数と、やめどきが正しく、徹底できていれば)

200回ほどの試行があれば、多くの場合でそれなりの結果が出ると思います

(あくまでも私の経験上の話)。

逆に言えば、200回ほど試行しても、結果が出ないのであれば、

「ひょっとしてやってることが間違っているのでは・・」と疑ってみる必要があります。

さらに言うと、10回や20回の試行では、負けが続いたりするのは

普通、というか当たり前にあることです。

その波は、起こるべくして起こることなので、

波に一喜一憂するのはナンセンス、

やっていることが正しいと信じて

我慢するしかないのです。

この、負けがどれだけ続こうとも、

いつか必ずプラスになるということを信じて、

プラスの期待値を追い続けることのできるメンタルが、

天井狙いにおいては最も重要です。

次回以降も、天井狙いについて、書いていきます。

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