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特別養護老人ホーム:制限付きの面会はもう嫌。

政府がさる3月13日から「マスクの着用は自分でご勝手に判断して」というふうにしてから約1か月。

マスクするくらいのことは別にいいけど、パチ屋だのコンビニだのドラッグストアだの、別に誰かとベラベラしゃべるわけでもない、酒飲んで騒ぐでもない場所でそれを強制されるっていうのがとてつもなくイヤだった私は当然その日からマスクするのをヤメ。ほんとうはもっと早くはずしたかったけれども、それでパチ屋から出禁を言い渡されたら生きていけなくなるのでそうはいかなかった。パチ屋がどれだけ理不尽なことを言おうともそれには従わなくてはならないのがパチ屋に寄生して生きるぱちんこ生活者の宿命だからそこは仕方がない。

で、3月なかばの記事で「マスク外してる人が全然いない」って書いて、→日常の稼働:パチ屋でのマスク着用が任意に。 まあ気温が上がって花粉の季節が終わればマスクはずす人も増えるだろ・・・と思っていたんですが、現時点ではパチ屋でマスクはずしてる人は全然増えてないという印象です。

なじみのホール店員さんは「コロナ初期に『マスクしてください』って言いだしたときはマスクしなかったり鼻マスクだったりマスク着用強制に文句言ったりするお客さんがいたんですけど、『しなくてもいいです』って言ったらみんなはずさないの不思議ですよねえ」なんて言っていました。それもたしかにそうだけど、その店員さんによると、たまにいる私みたいなマスクしてない人見て「あの人マスクしてないよ!」とかクレームをつける人がまだいるらしくて、ほんとどうしようもねえなあ、と絶望するばかり。人間はいちど洗脳されるとそこから抜け出すのはなかなか容易ではないんですね。「コロナはまだ終わってない」「コロナはまだ怖い」「マスクでコロナは防げる」「マスクするのはマナー」という洗脳を国民に施している政治家や「専門家」の罪はまさに万死に値する。

なにか健康上の理由があったりなにか主義としてマスクをつけ続ける、っていうのはもちろん否定しませんが、少なくとも「コロナにかからないため、他人にうつさないため」という理由なら(そんなふうに考えてマスクしてる人はもう少ないと思うんだけど)、今となってはマスクつけるメリットよりもつけるデメリットのほうが上回っているでしょう。

先日テレビみてたら、コロナはただの風邪じゃないただの風邪じゃないただの風邪じゃない、マスクは有効マスクは有効マスクは有効、とどこぞの宗教の尊師の修行テープのように繰り返していた「専門家」が、「長いこと続けられたマスクや手指消毒や活動の自粛などのコロナ対策の影響で免疫力が低下している。帯状疱疹やアデノウィルスなどの感染症に注意して」などとぬかしていました。なんという本末転倒。それはお前ら「専門家」のせいじゃないか。コロナがほんとうに恐ろしかった時期ならマスクや手指消毒は必要だったんだろうけど、コロナが弱毒化しているのがわかった1年以上前の時点で「もうコロナは怖くない」「過剰な感染対策はデメリットのほうが大きい」ってお前らが言ってればそんなことにはならなかったはず。コロナの恐怖を煽って儲けまだまだその利権を手放そうとしないこういう売国奴たちにはほんと消えてほしい。

こういう「専門家」の言うことを真に受けてウィルスや細菌を徹底的に排除して生活してると確実に免疫力は落ちるし病気になりやすくなるでしょう。私の知人にやたら潔癖で子どももその方針で育ててる人がいるけれども、みごとに病弱な子どもに育ってしまった。なにしろすぐに病気するし、「○○アレルギー」だらけでふつうの学校生活を送るのにも難儀している。犬にも触ることができないっていうんだからほんとかわいそう。もちろん体質もあるだろうからそれが潔癖症のせいとも言い切れませんが。

今回はぱちんこの話はありません。この手の「コロナはもう終わりでいいだろ」系の記事は非常に評判悪いのでやめたほうがいいと思ってはいるんですけど、もういいかげんにしてほしいと思うことがすごく多くて、それを吐き出したい気持ちに負けてしまいます。

いまだにアクリル板つけっぱなしのパチ屋やドラッグストアもあるが・・・

クソ「専門家」のことはともかく、パチ屋で過ごしているかぎりではその風景は「コロナ禍」のあいだとあまり変わらない。店員さんも客もみんなマスクしてるし、入り口には手指消毒の器具がおいたままだし、台と台の間や景品カウンターには「飛沫防止ボード」が置いたまま。

マスクは個人の自由だからともかくとして、飛沫防止ボードなんかはいいかげんに外したら?という気はします。景品カウンターのアクリル板はほんと邪魔くさい。お互いなに言ってるかよく聞こえないから「え?」「なんだって?」ってなったり、こっちが言ったのと違うことをされたりしてしまう間違いの原因になる。あんなもんにメリットはまったくないでしょう。そもそもコロナ対策のつもりなら「換気」が重要で、空気の流れをアクリル板で遮断したら意味ないって言いますよね。

近所のドラッグストアもレジのところにはいまだにビニールカーテンみたいなのをつけている。それが全然掃除されてないもんだからとにかく汚い。アルコールを吹きかけるくらいのことはしてるんだろうけど、見た目はマジで「触ったら病気になりそう」っていうくらいの汚さで、これが感染対策に有効だと本気で思ってるんだろうか。いや思ってないでしょう。ただ惰性で続けているだけ。パチ屋の飛沫防止ボードもどこの店も共通でめちゃめちゃ汚い。感染対策のつもりでやってることが逆に店を不潔にして印象を悪くしているのなら経営上もデメリットとなるわけで、きちんと管理できないのなら外すべきでしょう。

そのへんのことをどうしてもっとスピーディーに改善しようとしないのだろう。それはやっぱり「ほかの店が外さないから」「ほかの店が外したらウチも外す」ということか。なんか情けないなあ。そんな主体性のなさではこの不景気のなか、とうてい生き残っていくことはできないでしょう。健康増進法改正で屋内全面禁煙が義務化されたときと同じですね。先進的な企業はお上から「禁煙にしろ」と言われるのを待たず禁煙に取り組んでいたけれども、ボケっとした経営者がやってる企業は法で強制されてからしぶしぶ禁煙化した。マスク強制をやめるとか、アクリル板を外すとか、そんな程度のこともいちいちお上の言うことや周りの対応をみないと決められないなんて。

老人福祉施設も「コロナ前」に戻ることを急いでほしい

ところで私の母が入居している特別養護老人ホーム。こちらもいまだにコロナ流行中と同じ対応を続けている。

まあ80代なかばの私の母ですらユニットでは最年少っていうくらいの超高齢の方がたくさんいる場所ですから、「重症化リスクが高い」(これも今となってはインフルと同レベルであるとわかっているわけで、それでもコロナを特別視するのは一種の洗脳と言える気がする)という意識があればそれも致し方ないだろうし理解できる。

しかし、私が住む人口約4万人くらいの自治体。地元新聞によるとこのところ、コロナ新規感染者数は週間で5人とか6人とかいう世界。週間で、ですよ。つまり1日ひとり出るか出ないか。それも「感染者」であって、それで重症になって臥せっている人はほぼゼロ。するとコロナ感染→重症化、なんてのはもはや宝くじに当たるくらいのレベルの話。室内でWBCとかを観戦して酔っ払って大騒ぎしている人たちのなかにノーマスクで飛び込んでコロナに罹ってやろうと思ってもなかなか感染することは難しいんじゃないか。ていうかもし感染しても症状が出ず気がつかないことのほうが多いでしょうね。

しかもコロナはインフルと同等かそれ以下、っていうくらいの怖さになった、っていうのもはっきりしている。それでコロナをとくべつ怖がる必要がどこにあるというのか。コロナ以前、インフルエンザも肺炎球菌もふつうに存在していたのに、「面会は予約制!20分まで!消毒とマスク!入居者に触っちゃダメ!」なんて言ってなかっただろ。

 

面会は予約制で時間は20分くらい、部屋には入れず、刑務所の面会室みたいなアクリル板のついた、他人がしょっちゅう行き来してやかましいロビーみたいな場所で、という制限付き。いやいやいや、これってコロナが流行してたときと同じじゃん。そのままでも施設側に不都合がないから「急いで正常化しなくては」っていうふうにならないんだろうなあ。ユニットの介護職員さんに「もういいかげん部屋に行ってゆっくり面会したいし、もう制限する理由あんまりないよねえ」とかやんわりと言うと、「私もそう思います。でも我々には決められないので・・・」と言う。たしかにそのとおりだろうから、こういう理不尽な制限を急いで解除するところとそうでないところ、そこにはやっぱり施設の管理者や経営者の姿勢や思想というものがあらわれるってことなんでしょう。入居者や家族のことをおもう心があるなら、もうコロナおさまってるんだから一刻も早く面会や外出を正常化しようという動きをとるはず。それをやらないということは経営者にはそういう思想がないってことで、これから施設を利用したい、どこにするべきか、と考えている人は各施設がコロナに対してどう対応しているか、そこをチェックしておくのは意味のあることかもしれません。

そう思いながらも施設の言うとおりにきちんと予約を入れ、マスクもして消毒もして、いちいち検温もして「ワクチン接種回数は?」とかいうくだらないことを訊くチェックシートにも毎回記入して、「いつまでこんなことさせんの?」と文句を言うこともなく面会に行ってます。が、いまとなっては理不尽そのもの、っていうか入居者にとっては人権侵害としか言いようがない制限を強いられるのがもう嫌で嫌で仕方がなくて、その意味で「母には会いたいが面会には行きたくない」という気持ちになっています。だから母の顔を見てユニットの職員さんと話をちょっとしたらすぐ帰っちゃう。長居したらアクリルボードを蹴飛ばしたくなるので。そういうふうになる自分がイヤだから最近は速攻で帰っています。

だって、面会者にはマスクや消毒を強制するくせにオフィスでは職員さんの何人かはマスクはずして仕事してましたからね。高齢者と触れ合う場でなければそれでOK、というふうに内部で決めてるんでしょうが、建物に立ち入るのにいちいち予約をさせられマスク強制される家族側からしたら「ふざけてるの?」というふうにしか思われないでしょう。面会に来る家族をまるでバイキンのように扱い「コロナ持ち込まれるのが怖い!」とか言いながら、職員さんたちが一般市民とは次元の違うくらいの感染を避ける生活をしてたりとか、毎日検査してるとかそんなこともない。マジでバカそのもの。

しかも、5月からコロナの扱いが5類感染症になりそのタイミングで制限緩和してくれるんだろ・・と期待していたら「わかりません」という回答。なにか隠したいことがあって家族をユニットに入れたくないのかと勘繰りたくなる。そこまでは言い過ぎとしても、この段階になってもなんの方向性も示さないっていうのはどうなのか。

テレビとか新聞とかみてると介護施設の方が「コロナはまだゼロになってないからコロナ前と同じというわけにはいかない」とか言ってるのをたまに見るんですけど、まさに寝言そのものじゃないですかね。ゼロになんか絶対になるわけないんだし、ゼロでないからなんだと言うのか。コロナ前にもインフルはあって、それをゼロにするのは不可能だからワクチン打って、そのうえでふつうに面会させていたじゃないか。そのときと今といったいなにが違うというのか。

そう考えると、いまだに「コロナ感染確認がなん百人。前週の同じ曜日と比べて何十人増えました」とかやってる新聞だのテレビだのの罪は重い。2類相当扱いのあいだはカウントするんだろうけど、そんなものいちいち報じなければ国民はみんな忘れて、忘れればそこでコロナなんて終わるのに。ここまで長引いて国が傾いたのは政治家と「専門家」とマスコミのせい。こないだまで何万人っていう世界で増減を云々してたのに、何十人とかいう誤差の世界で「同じ曜日から増えるのは〇日連続!」とかいちいち報じるとかどんだけヒマなの?ほかにやるべきことがいっぱいあるだろ。

 

ともかく、もはやコロナのリスクよりもコロナ対策によって面会や外出を制限することのほうが高齢者にとっては大きなリスク(身体・認知機能の低下等)となることはもう明らかで、一刻も早く意味のないコロナ対策のための人権侵害をやめるようにしてほしい。厚生労働省がそういうことをはっきり言えばどこの施設も制限をすぐにやめると思うんですけどね、そっちは日本でいちばん仕事が遅い奴らがやってるところですからまったく期待できないっていうのが悲しい。いまだに↓こんなのをホームページにのっけてる時点で仕事が遅すぎる。制限付きでも対面で面会できりゃあそれでいいじゃないか、と思ってるんだろうなあ。

厚生労働省 高齢者施設職員のみなさま向け リーフレット

 

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