本ページのリンクには広告が含まれています 特別養護老人ホーム

認知症の母:特養への入居が決定

認知症を患う私の母は、一昨年の末頃から老人保健施設(以下「老健」)に入っています。

老健というのは、本来は自宅への復帰を目指す人のための施設で、

基本的には3か月とかしかいられないのです。

しかし、「特別養護老人ホームへの入居を待っている」という状態なら

3か月ごとに判断、ということで入所し続けてもよいと言われ、

実際そんな感じで延々と入所している人もいるのです。

「老健が事実上特養代わりに使われている」と問題にされるわけですが・・。

特養への入居が決定

で、私の母も1年以上老健にいたのですが、

ついに特別養護老人ホーム(以下「特養」)への入居が決まりました。

以前の記事→申し込んでいる特養から電話が来た③~決断を迫られる~ で書いた、

ウロウロ落ち着かない母の状態では転んだりするリスクがあり、面倒見切れないかも

しれないんだけどそれでもいいか、みたいなこと言われた特養

(結局そこへの申し込みは取り消しました)とは別のところです。

 

昨年の末に「そろそろ順番が来そう」ということで母と面談してもらい、

それから約3か月。部屋が空いたとのことで、入居への手続きをしているところです。

 

前に別の特養から「そろそろ順番」と言われたときは母がものすごく動き回っていたときで、

恐ろしくて特養に移せなかったのです。

しかしいまはほとんど歩けなくなり、ウロウロしたくてもできないし、

夜もおとなしく寝ているので、その点では心配は少ないです。

どちらにしろ環境が激変するので、

またおかしな症状がでてこなければいいのですが・・・。

特養は生活の場

老健は病院と在宅の中間みたいな場所だったわけですが、

特養はほぼ完全に「生活の場」ということで、

いろいろ勝手が違うようです。

住所もそこへ移すことができるし、

(本来、住居にあるべきもの、ということなので)介護保険証や健康保険証も

コピーではなく原本を預けてくれと言われました。

テレビだのラジオだのも自分で持ち込んでいい。

タンスを持ってきてくれと言われたのはちょっとめんどくさいですけど、

 

といったかんじで、準備はけっこう大変です。

いままでは施設で用意してくれていたもの

(タオルだの歯ブラシだのといったもの)も用意しなくてはならない。

 

さらに、利用料金はいまの老健より若干高くなりそう

(ユニット型個室で住居費が高い)なのですが、

世帯分離(住民票を特養へ移す)や、介護保険負担限度額認定の申請などを

すれば安くできそうなので、そのあたりのお役所への申請もしなくてはなりません。

このあたりについてはよく勉強したうえで、

実際にやってみて、その経過や結果を記事にして報告しようと思っています。

 

短いですがとりあえず今回はここまで。

無事に入居手続きや作業が終わったら、また記事にします。

認知症の母:特養への入居手続きが無事に完了

-特別養護老人ホーム
-, , , ,