以前、ベルコの「まめ」が面白そうだから打ちたい、
という記事を書きましたが、
→ベルコの「インパクトAタイプ」パチスロ第一弾「まめ」が超面白そう
予想通り設置が近所になく
いまだに打てていません。
しかし!「まめ」に続く
「インパクトAタイプ」第2弾、
「ちゃぶ台返し」
が我が家の近くのホールに導入されました!
販売台数は500台だそうで打つ機会はないだろうな、
と思っていたので、これはなにを差し置いても打ってみなくては・・・!
誰も期待してない?
導入初日に40番目くらいで入場したら、
予想通り・・・空いてました。
前作「まめ」は一部マニアの間では高評価だったらしいですが、
やはり一般プレイヤーとしては
「なにこれ?」みたいな感じのようです。
導入台数も「まめ」(1000台)よりさらに少ない500台。
こんな記事書いても誰得・・・という気も。
まあ、昨今の新台はどれも同じようなものですけどね。
導入2日目にはもう誰も座らない。
312枚獲得のBIGと、104枚獲得のREG。
ボーナスのみで出玉を増やすいわゆるAタイプ。
通常時は演出の異なる3つのモードを任意で選びプレイ、
パンダ(お父さん)が「この大馬鹿もんが~!」とキレてちゃぶ台をひっくり返せばボーナス確定という完全告知です。
・「イラっとちゃぶ台モード」・・・様々な演出でお父さんをキレさせれば確定
・「怒気っとちゃぶ台モード」・・・「怒りカットイン」発生でボーナス期待度アップ
・「バカっとちゃぶ台モード」・・・BAKAも~んランプ点灯でボーナス確定
各モードで打っての印象はのちほど。
ただでさえ不人気が予想されるのだから、各ボーナス確率くらいは公表しようよ
注目の出玉性能は
ボーナス合算確率が1/165(設定1)~1/123(設定6)、
機械割は98.0%~110.2%とされていて、設定5でも107.0%、
設定56ならば粘りたいですね。
しかしこれ以上の数値は発表されていないようで、
現時点ではなかなか狙えませんね。
せめてBIG,REGそれぞれの確率くらいは公表したらどうなのか。
あまり設定差を出してしまうとまた稼働に影響するので
このあたりのさじ加減は難しいでしょうが、
それくらいはわからないと狙ってみる気にもならない。
プレイ中の設定示唆は豊富に搭載しているようで、
・BIG中の楽曲(女性ヴォーカル曲で設定2以上、女性グループ曲で設定4以上)
・BIG中の「ちゃぶ台返し演出」で、高設定ほど銀ちゃぶ台、金ちゃぶ台が出やすい。「びん娘」のちゃぶ台で設定56確定?
・BIG終了後の「ちゃぶリンピック」のちゃぶ台投げの飛距離で設定示唆(ゾロ目はその数字以上の設定が確定?)
・REG中の「ちゃぶ投げ図鑑」の色(赤→設定2以上、金→設定4以上)
という具合。「ちゃぶリンピック」はさまざまな数字が出てまどわされそうになりますが、
基本的に確定の演出以外はアテにならないと考えたほうがいいでしょう。
そのへんを頭に入れながらの実戦。
実戦結果と感想
2回打ちました。新台だからと言って高設定に期待はできない(この台ならなおさら)
ので、あまり粘りませんでした。
まず最初の日。
「ちゃぶリンピック」はなくてもよかったんじゃないかな~。
期待薄の数字ばっかりだとやる気がなくなりますね。
ハナクソほども引けずに負け。
で、2日目。
2回目のBIGで
設定2以上確定という女性ヴォーカル曲が流れ・・・。
これまた設定2以上の示唆というREG中の「ちゃぶ投げ図鑑」赤も出現。
前日の台と違って「ちゃぶリンピック」は偶数っぽい数字が。
REGに偏ったもののボーナス出現率は悪くなく、
もう少し粘ってもよかったのかな・・・というところですが
この程度では粘る決意ができず、
よさげな釘のパチンコを発見したのでそっちを優先してヤメ。
で、負けたから言うわけじゃないけれど、
打った印象としては
ハッキリいって「イマイチ」でした。
昨今のAT・ART機のような、
「ひたすらムカつくだけ、打ち終わった後には疲労感しか残らない」
という最悪な感じはなく、
気楽に打てるのは好印象でしたが・・・
煽り演出はもっと少なくするべきだった
「イラっとちゃぶ台モード」では
キャラのセリフ演出とか
ボールが部屋に飛び込んできたりとか
さまざまな「お父さんをイライラさせる」演出が発生。
お父さんがキレればボーナス。
「怒気っとちゃぶ台モード」
ではレバーオンで「イラッ」という煽りが頻発、
レバーオンやボタン停止などで
「ボキュ~ン」という音とともに
「怒りカットイン」が発生しお父さんが「久々にキレちまった・・・」
とか言えばチャンス、となりますが・・・・
(「イラっ」やカットインなしでいきなり告知もたまにあり)
このあたりの煽り演出は頻度が多すぎる気がしました。
「イラっとちゃぶ台モード」は演出が多すぎて論外。なにが起きても期待できない。
それでも液晶演出が笑えたりすればいいですが、
その点に関してもいまひとつかな~と。
「怒気っとちゃぶ台モード」は、カットインがデカい音で派手な割には期待度は高くない(レバーオンでのカットインがいちばんアツい?)し、
レバーオンでの「イラ」という煽りが多すぎてこっちが「イラ」っとしてしまう。
「イラ」には小・中・大があるみたいですが、「大」でもふつうにスカる。
↑この予告ならベルorボーナスだとかいう対応役があってもよかったかも。
どちらにしろ、これは必要なかった。
カットインも発生時点で確定でよかった。
なんの前触れもなくいきなり告知、のほうがケツが浮くわけで、
それこそが完全告知機のあるべき姿なんじゃないか、と。
ジャグラーの偉大さを再認識することに
で、残るモード「バカっとちゃぶ台モード」でプレイすると、
こちらは非常に静か。
予告演出はお母さんが「うふふ」とか「チャンスよ」とか言うだけ
(ほかにもある?ちなみにお母さん演出は全モードでチェリー対応のようです)。
「BAKAも~ん」ランプ点灯でボーナス確定。
一目でわかるように思いっきりジャグラー。
レバーオンで光ったり第3停止の指を離した瞬間に光ったり、
「バカっ!」という音(声?)が発生したりしなかったりするのもジャグみたい。
この台はリール配列も思いっきりジャグラーっぽく、
どんな停止出目でもボーナスの可能性があるところもジャグラーのよう。
・・・実はこのモードでプレイするのがいちばん面白かった。
このモードでプレイしてしまうと、
さきの2つのモードは演出がうるさくてイライラします。
第3停止でいちいちネジる、といういつものジャグでのスタイルでプレイしてしまいます。
しかしそうするとジャグラーを打ってるのとあまり変わらず、
それならわざわざこの台を打たなくてもジャグでいいじゃん、
ということになるのです。
ジャグラーっぽいモードがいちばん楽しめて、
演出が頻発すればするほどつまらない・・・
ということで、結局は
「やっぱりジャグラーは凄い」という話に。
リーチ目主体でない完全告知というスタイルで
ジャグやハナを超えるのはとてつもなく難しい、ていうかほとんど不可能なんだな、
とあらためて認識した次第です。
期待していただけにちょっと残念でした。
もっと液晶演出がブッとんでいて爆笑できるとか
(なんか中途半端な印象。「ここまでやる?」っていうくらいやらないと印象薄い)、
出目演出が洗練されているとか、
告知が殺人的なインパクトがあるとか、
完全告知でジャグに対抗するには
なにか突出したものがないと厳しいのでは。
しかし、オリジナルコンテンツのAタイプを発表してくれる
その姿勢は評価されるべきだと思うので
(過去の名機の劣化リメイクとかつまらないマンガがモチーフの台とかよりはよほどマシ)、
「第3弾」に期待したいです!