今回のNHK「うたコン」は、放送中の朝ドラ「べっぴんさん」
とのコラボレーションということで、「名曲で彩る“べっぴんさん”特集」
というテーマでやるそうです(この前ふりは放映前に書いています)。
出演予定者は、梓みちよ,田川寿美,タケカワユキヒデ,新妻聖子,林部智史,福田こうへい,May J.,山本彩,ももいろクローバーZ,芳根京子。
ももクロ(歌うのか?)とタケカワユキヒデのパフォーマンスが心配。
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朝ドラ「べっぴんさん」は・・・なんかいまいち?
その、「べっぴんさん」なんですけど、
実は、私はもうみていません。みていないというか、
テレビはつけっぱなしにして、音は流れているがみてない状態。
ん~、正直に言って、おもしろくない。次が楽しみとか早く見たいとか思わない、
なんでなんでしょうかね。
「まれ」とか「純と愛」みたいに、なにこれ?視聴者をバカにしてんの?・・・という感じではなく、
割と正統的な朝ドラっぽい話なので、ストーリー的には、
派手さはなくともこれからだんだんよくなってくる可能性もあると思うんですが、
やっぱり話に起伏がなさすぎるんじゃないでしょうかね。
女性創業者の話、というのも、前作、前々作とかぶってるし。
「とと姉ちゃん」の三姉妹がいい意味で個性的だったのに対し、
今回のヒロインは美人ではあるけれど地味というか、顔自体がなんか覚えにくい。
それが悪いと言うことではないけれど、つまり、華がない。と言ったら言い過ぎか?
さらに言えば、ミスチルの主題歌は、毎日聴けば気にいってくるかな、と
思っていたのですが、いまだに「なんかいまひとつな曲」という印象。
もともと滑舌が悪くて聞き取りづらい歌唱なうえに、
「夢想家」とか、響きのよくない言葉を使うものだから、
高齢者には何を言ってるかわからないんじゃないか。
なによりも、鼻歌がうたえるような、もっと簡単なメロディのほうが、
朝ドラの主題歌にはふさわしいと思うのですが
(その点では、「あまちゃん」のOPテーマとか、「麦の唄」は完璧でしたね)。
昭和の名曲が中心の構成で、よかったけれど、文句もアリ。
朝ドラのことは置いといて、「うたコン」です。
今回の曲目は以下の通りでした。
「リンゴの唄」・・・・・・・・・・・・・・全員
「こんにちは赤ちゃん」・・・・・・・・・・梓みちよ
「BEAUTIFUL NAME」・・・・・・・・・・タケカワユキヒデ
「かえり船」・・・・・・・・・・・・・・・福田こうへい
「銀座カンカン娘」・・・・・・・・・・・・田川寿美
「君の名は」・・・・・・・・・・・・・・・新妻聖子
「天使の誘惑」・・・・・・・・・・・・・・May J.
「ザ・ゴールデン・ヒストリー」・・・・・・ももいろクローバーZ
「365日の紙飛行機」「雪恋」・・・・・・山本彩
「あいたい」・・・・・・・・・・・・・・・林部智史
「北の出世船」・・・・・・・・・・・・・・福田こうへい
ももクロ登場までは、「べっぴんさん」の時代背景に合わせた感じで、
古い曲が中心の選曲。よかったとは思いますが、文句もあります。
いつもどおり、言いたいことを勝手に言います。
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タケカワユキヒデは、もう潮時じゃないか
タケカワユキヒデは、この枠にはもう何度も出演していますが、
みるたびに劣化を感じます。残念なことに。
今回気になったのは、カ行とかサ行とかタ行の音を発音するときの音とか
(摩擦音、ていうんでしょうか)、
ブレスの音とかに、まったく気を使わないで歌っているので、
もうとにかく聞き苦しい、はっきりいって汚らしい歌唱だったこと。
デスメタルなら、ツバがほとばしるような発音でもいいが、
せっかくの名曲なんだから、もうすこしきれいな発音で歌ってほしい。
晩節を汚すくらいなら、そろそろ引退されたらどうでしょうか。
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↑これは恐るべきクオリティでした。今の姿からは想像もできない。
時の流れとは悲しいものです。
「泣ける歌」というフレーズが気に障る
林部智史が「あいたい」を歌うのは、「うたコン」ではたしか3回目。
先日は新聞に1面全部の広告が載っていましたね。
「あいたい」が感動的な曲であることは私も認めますが、
いちいち「いまいちばん泣ける歌」という宣伝文句を使うのが、不快でしょうがない。
作曲者や、林部本人にそういう意図はないでしょうけど、
「泣ける歌」という売り方は、
「どうですか、泣けるでしょ?感動するでしょ?」
という押しつけがましさ、あざとさを感じるんですよ。
さらに言えば、「泣ける歌」と言って歌うのは、
「いまから、お涙頂戴の歌をやります!」と
宣言してから歌うようなものじゃないですか?。
そうすると、ウソ臭さ、しらじらしさが漂ってくる。
だいたい、音楽をきいて泣く、というのは、
こういう悲しい歌詞、せつないメロディだから泣く、という単純なことではない。
私は、亡父が好きでよく聴いていた曲をきくと、
いろんなことを思い出して泣けてくることがありまして、
たとえば、水森かおりの「松島紀行」でも涙が出るし、
エルガーの「威風堂々」みたいな曲でも泣けることがある。
そういうことを考えると、「この歌、泣けますよ。どうですか」という売り方は、
なんか人の心や思い出とかを軽くみて、ズカズカ踏み込んでくるような
乱暴さを感じるのです。
よくもまあ、軽々しく「泣ける歌」とか言うもんだ、とあきれてしまう。
とはいえ、林部智史が、これから楽しみな人であることは間違いないところ。
次の曲が勝負でしょうね。
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いろいろ文句はあったが、全体としては、まあ普通によかったかな
ももクロの曲はなんかモーニング娘。の曲みたいで、
しかも歌は相変わらずヘタクソだったり(緑の子はずいぶん見た目が変わりましたね)、
山本彩の歌唱はすごく平淡(でも、いい声だとは思う)で、
もっと練習が必要じゃないかと思ったり。
またまた文句ばっかり並べ立ててしまいましたが、
新妻聖子と福田こうへいが、いつもどおりの安定した実力を発揮してくれたおかげもあり、
全体的には満足な内容だったと思います。
来週も観ます。
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それではまた。