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パチンコ:甘釘台をみつけるには?①~そんな台は滅多にない、ということを認識しよう~

だいぶ久しぶりになってしまいましたが、パチンコ・パチスロ初心者向けの講座の記事を。

 

これまで、パチンコについてはいろいろ書いてきましたが、釘の問題については後回しにしていました。

これは、そんなに簡単に語れるものではないから、ということでつい億劫になっていました。

率直に反省します。申し訳ありません。

 

来年の規則改正以降、パチンコの釘問題もどのようになっていくか不透明ではありますが、パチンコは玉を弾いてアタッカーや電チューに入れて玉を増やす遊戯である以上は、釘について書かないのは片手落ちでありますので、きちんと書いていきたいと思います。

 

今回は、どのようにして甘釘台を見つけるか、という話。

まずは「甘釘台を見つける方法」の前に、「甘釘台を見つけるための考え方」について。

(あくまでも「考え方」ですので、詳細な釘の見方については解説しません。解説している動画やサイトがたくさんありますので、恐れ入りますがそちらを参照してください)。

ボーダー以上に回る台を打て!と言われても・・・

現在のパチンコで勝つには、いわゆるボーダー回転数(それだけ回る台を打ち続ければ理論上プラスマイナスゼロとなる回転数)を上回るような釘調整をされた台を打つしかない、ということは何度も書いてきましたし、まともなパチンコ攻略サイトなどならみんな同じことが書いてあるはずです。

ああそうか、ボーダー以上に回る台を打てばいいんだ・・・ということを理解するところまでそもそも行けない人もたくさんいますが(だからこそパチンコ屋はやっていけるわけです)、仮にボーダー理論を完璧に理解して実践しようとしたところで、多くの場合「そんな台がどこにあるんだよ・・・」という壁にぶちあたります。

そうか、じゃあ千円で何回転回るか数えてみよう!と思って数えてみると、毎日毎日、いついかなる時も、どの台を打っても、20回がボーダーの台が13回とか14回とかしか回らない。

いやいやいや、ボーダー以上の台なんてないじゃん・・・となった時に、ここからどう考え、どう行動するか。

甘釘台など滅多にない、のが当然

パチンコ店も利益をあげなければやっていけませんから、トータルでは当然、客が負けるようになっています。

しかし客も負けたくて来ているわけではないので、ごく一部の台を甘い釘調整にしたり、パチスロなら高設定を投入したりするわけです。

 

まずは、ホールも商売でやっているのでそこらじゅうに甘釘台や高設定台を毎日毎日投入するはずがない、ということを理解しなければなりません。

いやいやいや、そんなことみんなわかってるから!と言う方もいるかもしれません。

でも、ほんとうにそうでしょうか。

高設定や甘釘がないところでさがしても、ないものはない

私もここ最近は朝イチからパチ屋にいくことはあまりないのですが、たまに朝から行ってパチスロコーナーを見ると、カチカチ君を持参するようなプレイヤー(つまり、勝ちたくて打ちに来ている人)が、バジリスク絆や番長3に走って行ってますね。

本人たちはそれなりに狙い目の理由を持っているんでしょうが、私に言わせれば、朝イチからたいした根拠もなくテキトーな台、好きな台を打つという無謀なことができるのは、

 

・「高設定台など滅多にない」ということがわかってない

・なんでも自分に都合の良いように考える。自分の予想通りにホールは設定を入れると思っている

・今日こそはデカいのが引ける、もしくは運だけで勝てると思っている

 

のどれかなんじゃないかと思うのです。

もちろん純粋に遊びで打っているのならそれでいいのです。ここで問題にするのは「勝ちたい」と思って打ちに来ている場合です。

 

テキトーなバジリスク絆や番長3に座って、「設定判別」を行い、高設定ではないと判断したらやめる。その時点ですでに数万円をやられるわけです。1/2の確率で高設定とか、それくらいの期待度のある状況で「設定狙い」をするんならこの数万円はムダではないですが、多くの場合は高設定など期待できない状況でムダに負けている。

もともと高設定などないところで高設定をさがしてカチカチしても意味がないのです。

 

パチスロの話をしましたが、同じことがパチンコにも言えます。

「ボーダー以上に回る台を打とう」と言われ、そこらにある台を「これはどうかな?この台は?じゃあこっちは?」と試し打ちして回るのは、まさに先述のバジリスク絆や番長3で「設定狙い」をしてムダに負けるのと同じです。試し打ちだけで数万円も負けることになります。

 

ホールにあるのは、ほとんどが客が負けるのが必然の台(もちろん、偶然に客が勝つこともある)。

ただ遊びで打つのならそういう台を打ってもいいけれど、勝ちたいのなら、ホールが稀に用意する「客が勝つのが必然の台」(もちろん、偶然に客が負けることもある)をさがして打たなければなりません。

狙うべきホールとは

ボーダー以上に回る台なんてそう滅多にあるものではない、ということが理解できれば、そこらへんの台をテキトーに試し打ちしても無駄に負けるだけ、ということがわかり、慎重な立ち回りを目指すことができると思います。

 

では、どのようにして回る台を見つけ出すのか。

まずは、どこで回る台をさがすのか、ということについて考えてみたい。

ないところでさがしてもムダですから。

 

甘い台など滅多にない、のは確かですが、さきほども言ったように客も負けに来るわけではないですから、ホールも稀に客に還元するような台を投入するわけです。

「(今日のこの台は)出ます出しますとらせます」(死語)とホールが告知するのは現在のイベント規制下では無理なわけですが、ホールとしては客に還元するために甘釘や高設定を投入するわけで、客にその台に座ってもらって、出してもらわなければ意味がない。もしくは、「このホールは出す気がある!」と思ってもらえなければしょうがない。

客にわかってもらうためにホールがどうするか、ということにはホールごとの戦略や考え方があるでしょうから一概には言えませんが、勝ちたい人が狙うべきホールは、

 

・パチンコの釘をアケる場合、客がわかるように派手にアケる。

・パチスロに高設定を使う場合も、わかりやすい台にわかりやすい設定を入れる。

 

という、いってみればメリハリのあるホールでしょう。

 

また別の記事で書きますが、「甘釘」と言っても、ボーダープラス1回くらいの微妙な台では稼ぐには不足していますし、微妙な釘調整では試し打ちして結局ダメだった、ということが多くなります。

客にわかりやすい、メリハリのある調整をするホールをさがしましょう。

「うわあ~、いつもと全然違う!」

「うわあ~、ほかの台と全然違う!」

「うわあ~、こんなにアケて大丈夫なの?」

というのがパッと見でわかる、くらいの調整の台を、

アツい日だけでも投入するホールをさがすのです。

 

そんなホールで、そういうものすごくアケているようにみえる台だけを、試し打ちするのです。そうすれば、試し打ちでムダに負けるのを大幅に削減することができます。

そうすると、「そんな店なんてない」ということになり、全然打つ台がない、ということになります。

でも、きちんとさがせばあるのです。私は社会人になってから転居を何度かしていろんなところに住みましたが、人口数千人の村に住んだとき以外は、上記のように露骨に釘をアケるホールをかならずひとつ以上は発見していました。

長くなってきたので次の記事へ続きますが、まとめると

 

・甘釘台など滅多にないので、根拠なくそこらの台を試し打ちすると無駄に負ける

・でも、ホールも出したいときはあるので、甘釘を投入する機会は必ずある

・出したいときに、客にわかりやすいメリハリのある甘釘を投入するホールをさがす

 

ということです。

次の記事でさらに突っ込んで書いていきます。

(続きです→パチンコ:甘釘台をみつけるには?②~メリハリのある釘調整をされた台をさがそう~

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