7月末にパチンコ「緋弾のアリアAA 設定付き」で負けまくった・・・
と 2019年7月のパチンコ・パチスロ収支の記事で書きました。
まったく面白くない台だけど回るから打っただけ。
ちなみに時短中の大当りは実質9ラウンド当たり(約1300個くらい)
と実質3ラウンド(430個くらい)がだいたい半々となっています。
前にも何度か書いたことがありますが、
大当りラウンドに差をつけて出玉の波をつくろうとするの、やめてほしいんですよね。
なぜ、わざわざ「ハラの立つゲーム性」にしようとするのか
最近のパチンコ台は、荒波をつくりだしたいがために
初当たり→激ショボ、
右打ち中に当たり→大量出玉&連チャン(のチャンス)・・・
という流れの台が主流になっていますね。
まあ、百歩譲って初当たりが激ショボ出玉なのは
(とりあえず、チャンスをもらえるのだから)ガマンするとしても、
問題はその先です。
ハマったすえに初当たりを引いて、
そこからさらに抽選を経てようやく右打ち中の大当りを引いた。
そこを目指してハマリに堪えたんだから、そこは「やった~」と喜ぶべきところのはずなのです。
しかし・・・そこで激ショボラウンドのほうを引いちゃうと、
その喜びに水を差されるわけです。
「緋弾のアリアAA設定付き」の場合はいいほうと悪いほうとでは出玉が3倍も違う。
「黄門ちゃま 神盛ジャッジメント」なんて1or3or16ラウンドですよ。
先日「緋弾のアリアAA設定付き」の実戦でも初当たりから10連チャン、つまり右打ち中の大当りが9回っていうのがあったんですけど、
まさかのオール3ラウンド。
冷静に考えるなら、
それはただのカタヨリであって試行回数をもっと重ねれば確率通りの出現率になるんだし
まがりなりにもそれだけ当たって大量出玉のチャンスをつかんだんだから問題なし・・・
なのですが、遊びで打っている一般プレイヤーはそうは考えないでしょう。
どんだけ悪いほうに偏るんだよ。ふざけてるの?と憤りをおぼえるかも。
大連チャンしているのにもかかわらず、
「やった~!」ではなく「なんだよまたショボいほうの当たりかよ・・」とムカつかなくてはならない。
↑これは「CR百花繚乱サムライブライド」。せっかく赤(確変)で当たっても、私のようなマイナス思考の人間は「どうせ5ラウンドなんだろ」と思っちゃって、素直にエキサイトできないのです。
通常時は先読みやリーチの煽りでイライラ、
リーチでも煽られてイライラ、
そしてせっかく当たってもムカつかなくてはならない。
こんなもんのなにが面白いんだよ・・と思われてもしょうがないでしょう。
ラウンド数が一定ならムカつかないし素直に嬉しいのに
いやいや、激ショボ当たりがあるからこそ
MAXラウンド大当たりが嬉しいんじゃん、そこがエキサイティングなんじゃん・・・
という向きもあるでしょう。
それはそれでたしかにその通りかもしれません。
しかしですね、「緋弾のアリアAA設定付き」の大当りラウンドをたとえばオール6ラウンドにしたとして、
それ以上もそれ以下も絶対にない6ラウンド当たりを引けたときと、
3ラウンドor9ラウンドの振り分けで9ラウンド当たりを引けたときで、
どっちのほうがより嬉しいか、と訊かれたら、
少なくとも私は「どちらも同じくらい嬉しい」と答えると思うのです。
逆にMAXラウンドばっかりに偏ることだってあるんだからいいだろ・・・
というのはちょっと違うと思うんですよね。
3ラウンドでガッカリ、というのがないぶん、
オール6ラウンドとかのほうが
楽しく、心やすらかに、気持ちよくパチンコを楽しめるはず。
一撃大量出玉の夢を実現させたいがためにムカつくポイントを増やす、
という発想自体がパチンコ離れにつながっている、というのを理解するべきじゃないでしょうか。
海物語も一部のST機にはラウンド振り分けがあるものもありますが、
海物語くらいに基本的なゲーム性が完成されたものであるならそんなに気にならない。
甘デジの海の場合はラウンド数がほとんど一定でプレミアムでMAXラウンド・・という仕様になってますね。
ラウンド数に差をつけるならそういう仕様のほうががいいですね。
ガッカリすることはなく、プレミアムで素直に喜べる。
ともかく、海以外のゴミデジパチは通常時も右打ち中も打っててムカつくものがほとんどなのだから、
せめて大当たりした時くらい、素直に喜べる仕様にしてくれないものか。
パチスロの「REGボーナス」も似たようなものだが、ちょっとだけ違う
ちなみにパチスロにも「レギュラーボーナス」(REG)という、考えようによっては「ガッカリボーナス」がありますね。
「ジャグラー」でペカってもペカってもひたすらREG・・という経験をして、
ふざけんなクソ台・・とムカついた人も多いことでしょう。
たしかにパチンコのガッカリボーナスもパチスロのREGも
「せっかく当たったのにガッカリ」という点では同じようなものですが、
少なくともジャグラーなどのノーマル機においては
REGボーナスがたくさん引ける台は高設定の可能性が高まるわけだし、
REGでガッカリするほうが間違っている、ともいえるわけです。
パチンコの場合、一定ゲーム数で終わっちゃうST中や継続抽選に漏れれば終わってしまう確変中に
大当りを引かなくてはならないという焦燥感の中で打つわけです。
そこでようやく当たったのにガッカリボーナス・・であれば、
「せっかく当たったのに!これでST終わっちゃうかもしれないのに!」
と落胆するのは当然でしょう。
とにかく、
出玉の波を演出するのは大当り抽選や確変のヒキなどで充分なので、
大当りした時には素直に喜べるように
大当りラウンド数には差を設けないでほしい。
絶対そのほうが楽しいですって。
大当りラウンドは一定の確変ループ機・・それこそがデジパチの王道、
そのタイプをデジパチのスタンダードに戻すことこそが、
パチンコ人気の復活に必要だ、と断言したい。
(関連記事→デジパチは確変ループタイプがいちばん。)